2014年生まれ世代一覧

2018年のメシドール賞(仏GIII)の勝ち馬-ジェニアル(2014.2.7)-

ジェニアル 牡 鹿毛 2014.2.7生 千歳・社台ファーム生産 馬主・(株)キーファーズ 栗東・松永幹夫厩舎

ジェニアル(2014.2.7)の4代血統表
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
種付け時活性値:0.75
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao
鹿毛 1980.2.28
Lyphard 1969.5.10
Lady Rebecca 1971.2.28
Burghclere
鹿毛 1977.4.26
Busted 1963
Highclere 1971.4.9
サラフィナ
鹿毛 2007.4.19
仔受胎時活性値:1.50
Refuse To Bend
鹿毛 2000.3.17
種付け時活性値:1.50
Sadler’s Wells
鹿毛 1981.4.11
Northern Dancer 1961.5.27
Fairy Bridge 1975.5.4
Market Slide
栗毛 1991.4.13
Gulch 1984.4.16
Grenzen 1975.4.28
Sanariya
黒鹿毛 1996.3.22
仔受胎時活性値:0.50
Darshaan
黒鹿毛 1981.4.18
種付け時活性値:1.50
Shirley Heights 1975.3.1
Delsy 1972.3.20
Sanamia
鹿毛 1987.2.15
仔受胎時活性値:2.00
Top Ville
鹿毛 1976.4.5
種付け時活性値:0.50
Santalina
栗毛 1974
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5>

ジェニアル(2014.2.7)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ディープインパクト
(Halo系)
Refuse To Bend
(Sadler’s Wells系)
Darshaan
(Mill Reef系)
Top Ville
(Dante系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Refuse To Bend
(Market Slide)
5.00 母が仏GI3勝馬
(No. 8-f)
初仔
(流産後)

*


2018年のメシドール賞(仏GIII。メゾンラフィット芝1600m)の結果


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 1 ジェニアル 牡4 58 武豊 1:37.62 松永幹夫 3
2 4 Jimmy Two Times 牡5 58 Mickael Barzalona 1/2 A Fabre 1
3 3 Zalamea 牡5 58 Eddy Hardouin 1 1/2 Carina Fey 4
4 2 Taareef 牡5 58 Christophe Soumillon 短アタマ J-C Rouget 2

2018年のメシドール賞。日本から遠く離れた仏国のメゾンラフィット競馬場にて、ジェニアル、その能力を見せ付けました。母は仏GI3勝の名牝サラフィナ、その血のなせる業なのでしょうか。母方の血統による馬場適性、欧州における父ディープインパクトの絶対数の少なさ、そしてまったく違うハーレムに身を置かれたことによる精神的なリフレッシュ。様々な要因が重なって、ジェニアル。「天才的な(伊)」という意味の名前を戴いた4歳牡馬が、平成の天才の手綱に応えた、見事な仏GIII制覇。挑戦することの大切さを、改めて思いました。本当におめでとうございました。

*

では、以下にジェニアルのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。なお、近親牝系図内のレース名、格付けはいずれも施行当時のものです。

Sanariya 1996.3.22 0勝
|Sanaya 2003.3.26 4勝 サンタラリ賞(仏GI)2着ほか仏GIII2着3回仏GIII3着1回
|Sanjida 2005.4.1 1勝 ペネロープ賞(仏GIII)3着 クレオパトル賞(仏GIII)3着 コンデ賞(仏GIII)3着
|サラフィナ 2007.4.19 6勝 ディアヌ賞(仏GI) サンクルー大賞(仏GI) サンタラリ賞(仏GI) フォワ賞(仏GII) コリーダ賞(仏GII)ほか
||ジェニアル 2014.2.7 (本馬) メシドール賞(仏GIII)
|Sandagiyr 2008.5.1 3勝 ファイアーブレイクS(UAE・GIII)

欧州でアガ・カーン殿下の手により継承されている8号族f分枝系。ジェニアルの近親の最高の活躍馬は、前出の母サラフィナ。第162回ディアヌ賞、第103回サンクルー大賞、第50回サンタラリ賞、フォワ賞、コリーダ賞と仏グループレース5勝のほか、第119回ガネー賞(仏GI)2着、第89回凱旋門賞(仏GI)3着、第105回ヴェルメイユ賞(仏GI)3着もある名牝です。なお、サラフィナの主戦はクリストフ・ルメール騎手でした。

*

ジェニアル、メシドール賞の勝利により、このあとの進路は8月12日に行われる第97回ジャック・ル・マロワ賞(仏GI)ということ。ジャック・ル・マロワ賞と言えば、20年前の第77回をタイキシャトル(1994.3.23)が制しています。果たして、日本調教馬による2回目のジャック・ル・マロワ賞制覇となりますでしょうか。ジェニアル、その冒険の行く末や如何に。

  

それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

<参考WEB>


第68回安田記念(GI)の勝ち馬-モズアスコット(2014.3.31)-

モズアスコット 牡 栗毛 2014.3.31生 米国・Summer Wind Farm生産 馬主・(株)キャピタル・システム 栗東・矢作芳人厩舎

モズアスコット(2014.3.31)の4代血統表
Frankel
鹿毛 2008.2.11
種付け時活性値:1.25
Galileo
鹿毛 1998.3.30
★Sadler’s Wells
鹿毛 1981.4.11
Northern Dancer 1961.5.27
Fairy Bridge 1975.5.4
Urban Sea
栗毛 1989.2.18
Miswaki 1978.2.22
Allegretta 1978.3.10
Kind
鹿毛 2001.4.21
デインヒル
鹿毛 1986.3.26
★Danzig 1977.2.12
Razyana 1981.4.18
Rainbow Lake
鹿毛 1990.4.10
★Rainbow Quest 1981.5.15
Rockfest 1979.3.12
India
栗毛 2003.4.2
仔受胎時活性値:0.50
ヘネシー
栗毛 1993.3.25
種付け時活性値:0.25
▲Storm Cat
黒鹿毛 1983.2.27
Storm Bird 1978.4.19
Terlingua 1976.2.7
Island Kitty
栗毛 1976.2.23
Hawaii 1964
T. C. Kitten 1969.3.30
Misty Hour
鹿毛 1995.2.23
仔受胎時活性値:1.75
Miswaki
栗毛 1978.2.22
種付け時活性値:0.00
Mr. Prospector 1970.1.28
Hopespringseternal 1971.5.27
Our Tina Marie
鹿毛 1978.3.15
仔受胎時活性値:2.00
Nijinsky
鹿毛 1967.2.21
種付け時活性値:0.50
Java Moon
鹿毛 1970.5.6
仔受胎時活性値:1.75

<5代血統表内のクロス:Miswaki3×4、Northern Dancer4×5×5×5>

モズアスコット(2014.3.31)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Frankel
(Sadler’s Wells系)
ヘネシー
(Storm Cat系)
★Miswaki
(Mr. Prospector系)
Nijinsky
(Northern Dancer系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Frankel
(デインヒル)
6.00 母が米Gレース2勝
(No. 4-r)
5番仔?
(2連産目?)

*

2018年の第68回安田記念(GI。東京芝1600m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 10 モズアスコット 牡4 58 C.ルメール 1:31.3    33.3 482
[-6]
矢作芳人 9
2 4 アエロリット 牝4 56 戸崎圭太 1:31.3 クビ 34.0 502
[-2]
菊沢隆徳 5
3 1 スワーヴリチャード 牡4 58 M.デムーロ 1:31.4 3/4 33.9 506
[-10]
庄野靖志 1
4 2 サトノアレス 牡4 58 蛯名正義 1:31.5 1/2 33.3 514
[+10]
藤沢和雄 7
5 15 サングレーザー 牡4 58 福永祐一 1:31.5 クビ 33.7 486
[+4]
浅見秀一 3

2018年の第68回安田記念。「多頭数出しは人気薄を狙え」。3頭出しだった矢作芳人厩舎はリアルスティール(2012.3.1)が4番人気、リスグラシュー(2014.1.18)が6番人気、そしてモズアスコットが9番人気。3頭のうち最も人気が低かったモズアスコット、矢作厩舎お得意の連闘策に応えて、重賞初勝利を府中マイルのGIレースで遂げました。その勝ち時計1分31秒3は、2012年の第62回でストロングリターン(2006.5.26)が叩き出したレコードに並ぶタイレコードだったのですから、これは立派。また、連闘で挑んで重賞初勝利が安田記念となった馬と言えば、1989年の第39回を制したバンブーメモリー(1985.5.14)。バンブーメモリーも、シルクロードS(OP)3着とオープン特別を敗れての連闘策で、鞍上を松永昌博騎手(現調教師)から岡部幸雄騎手(現評論家)にスイッチしての勝利。平成の安田記念は、よく似た境遇の栗毛馬の勝利での始終となりました。

モズアスコットの鞍上であるクリストフ・ルメール騎手は安田記念初勝利。ルメール騎手でFrankel産駒と言えば、ソウルスターリング(2014.2.13)を思いますが、Frankel産駒と手が合うのでしょうか。そしてまた、管理される矢作調教師にとっても、悲願の安田記念初勝利となりました。2010年の第60回のスーパーホーネット(2003.3.20)、2012年の第62回と2014年の第64回のグランプリボス(2008.3.28)による2着3回。奇縁を思うところですが、スーパーホーネットは牝系近親にバンブーメモリーの父モーニングフローリック(1975.4.10)の姿が見え、グランプリボスは2011年のロイヤルアスコット開催に挑み第167回セントジェームズパレスS(英GI)でFrankelと走っています。馬主の(株)キャピタル・システムも安田記念初勝利。(株)キャピタル・システムは、法人名義は違いますが、(株)グランプリと同じ北側雅司オーナーが代表ということで、グランプリボスの無念を晴らしたというところでしょうか。それぞれにおめでとうございました。

では、以下にごくごく簡単なモズアスコットの近親牝系図を示しておきます。なお、近親牝系図内のレース名、格付けはいずれも施行当時のものです。

Misty Hour 1995.2.23 4勝 ファンタジーS(米GII)2着
|Pilfer 2001.2.17 3勝
||To Honor and Serve 2008.3.18 8勝 ウッドワードS(米GI) シガーマイル(米GI) ペンシルヴェニアダービー(米GII) ナシュアS(米GII) レムゼンS(米GII) ウエストチェスターS(米GIII)ほか
||Elnaawi 2010.5.15 5勝 ドンH(米GI)3着 ブルックリンS(米GII)3着 ゴーサムS(米GIII)3着
||Angela Renee 2012.3.14 4勝 シャンデリアS(米GI) アッシュランドS(米GI)2着 スピナウェイS(米GI)3着ほか
|India 2003.4.2 6勝 コティリオンBCH(米GII) アゼリBCS(米GIII)ほか
||モズアスコット 2014.3.31 (本馬) 安田記念(GI) マイラーズC(GII)2着 阪急杯(GIII)2着

米国で継承されている4号族r分枝系。遡ればモズアスコットの5代母がGolden Trail(1958.3.5)であり、ブライアンズタイム(1985.5.28)、サンシャインフォーエヴァー(1985.3.14)、エアシャカール(1997.2.26)、エアメサイア(2002.2.4)等と同牝系。ダービーダンファーム所縁の名牝系ですね。

モズアスコット。Frankel産駒の牡馬としてはCracksman(2014.4.9)に次いで2頭目のGI勝ち馬となり、気の早いお話ですが、安田記念制覇で繁殖界入りの切符を掴んだでしょう。強い4歳世代、2014年生まれ世代が上位独占した第68回安田記念を勝利したモズアスコット。その血統構成にサンデーサイレンス(1986.3.25)を持たないGI勝ち馬として、これからのさらなる活躍を期待しています。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

#余談。(株)キャピタル・システムがオーナーのGI勝ち馬と言えばモズカッチャン(2014.2.27)がいます。モズアスコット同様、モズカッチャンもその血統構成にサンデーサイレンスを持たない馬ですが、もし狙われているのであれば、サスガというところです。


第32回ターフクラシックS(米GI)の勝ち馬-Yoshida(2014.2.24)-

Yoshida 牡 鹿毛 2014.2.24生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・China Horse Club International Ltd., WinStar Farm,LLC, Head of Plains Prtnrs LLC 米国・William I. Mott厩舎

Yoshida(2014.2.24)の4代血統表
ハーツクライ
鹿毛 2001.4.15
種付け時活性値:1.00
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
アイリッシュダンス
鹿毛 1990.3.26
トニービン
鹿毛 1983.4.7
カンパラ 1976.2.19
Severn Bridge 1965
ビユーパーダンス
黒鹿毛 1983.2.26
Lyphard 1969.5.10
My Bupers 1967.6.1
ヒルダズパッション
鹿毛 2007.3.13
仔受胎時活性値:1.50
Canadian Frontier
鹿毛 1999.2.25
種付け時活性値:1.75
Gone West
鹿毛 1984.3.10
Mr. Prospector 1970.1.28
Secrettame 1978.3.15
Borodislew
鹿毛 1990.1.19
Seattle Slew 1974.2.15
Breath Taking 1982.4.7
Executricker
鹿毛 1998.3.16
仔受胎時活性値:2.00
★El Prado
芦毛 1989.2.3
種付け時活性値:0.00
Sadler’s Wells 1981.4.11
Lady Capulet 1974.4.3
Trick Trick
鹿毛 1992.3.10
仔受胎時活性値:1.25
Clever Trick
黒鹿毛 1976.3.10
種付け時活性値:1.75
Full Virtue
芦毛 1981.2.17
仔受胎時活性値:0.50

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×5>

Yoshida(2014.2.24)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ハーツクライ
(Halo系)
Canadian Frontier
(Mr. Prospector系)
El Prado
(Sadler’s Wells系)
Clever Trick
(Nearctic系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Canadian Frontier
(Borodislew)
5.25 母が米GI勝ち馬
(No. 8-h)
2番仔
(2連産目)

*

2018年の第32回ターフクラシックS(米GI。チャーチルダウンズ芝9F)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 8 Yoshida(JPN) 牡4 54.4 Jose L Ortiz 1:54.64 William Mott 6
2 9 Beach Patrol 牡5 54.4 Joel Rosario 3/4 Chad C Brown 1
3 6 Synchrony 牡5 54.4 Joe Bravo 3 Michael Stidham 2
4 5 Arklow 牡4 54.4 Florent Geroux 3/4 Brad H Cox 7
5 4 Channel Maker せん4 53.5 Javier Castellano 1 1/2 William Mott 4

2018年の第32回ターフクラシック。Saxon Warrior(2015.1.26)による第210回英2000ギニー(GI)制覇の影に隠れてしまった感もありますが、こちらも日本産馬による見事な海外GI勝利でした。第144回ケンタッキーダービー(米GI)を制したJustify(2015.3.28)と同じウインスターファームの勝負服、道中先行4番手から徐々に進出して、直線では内のBeach Patrol(2013.2.7)との叩き合いを制してYoshida、GI初制覇を遂げました。負かした相手のBeach Patrolは第35回アーリントンミリオン(米GI)、第41回ジョーハーシュ・ターフクラシックS(米GI)、第40回セクレタリアトS(米GI)と米GI3勝を挙げる米国の芝路線のトップホースであり、今回も1番人気でした。そのBeach Patrolを同斤量でねじ伏せたのですから、Yoshida、これは素晴らしい。

Yoshida、次走はロイヤルアスコット開催の第168回クイーンアンS(英GI)も視野に入れているそうな。Yoshida、距離は違えど、父が勝てなかったアスコット競馬場で、父の仇を討つことが出来ますでしょうか。こちらも楽しみにしたいにしたいものです。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。


第157回オーストラリアンダービー(GI)の勝ち馬+α

Levendi 牡 鹿毛 2014.9.8生 豪州・R Anderson生産 馬主・E Gelagotis, B M & W Racing Et Al 豪州・Peter Gelagotis厩舎

Levendi(2014.9.8)の4代血統表
Pierro(AUS)
鹿毛 2009.10.5
種付け時活性値:1.00
Lonhro
黒鹿毛 1998.12.10
Octagonal
黒鹿毛 1992.10.8
Zabeel 1986.10.25
Eight Carat 1975.3.7
Shadea
黒鹿毛 1988.10.1
Straight Strike 1977.2.23
Concia 1978.9.18
Miss Right Note
芦毛 2003.4.24
Daylami
芦毛 1994.4.20
★Doyoun 1985.3.8
Daltawa 1989.4.23
Sky Song
鹿毛 1997.3.18
Sadler’s Wells 1981.4.11
Criquette 1990.4.7
Lipari(AUS)
鹿毛 2008.10.18
仔受胎時活性値:1.25
Redoute’s Choice(AUS)
鹿毛 1996.8.15
種付け時活性値:0.75
デインヒル
鹿毛 1986.3.26
★Danzig 1977.2.12
Razyana 1981.4.18
Shantha’s Choice
鹿毛 1992.10.28
Canny Lad 1987.9.1
Dancing Show 1983.3.19
Tully Thunder(AUS)
鹿毛 1998.9.7
仔受胎時活性値:0.25
サンダーガルチ(USA)
栗毛 1992.5.23
種付け時活性値:1.375
Gulch 1984.4.16
Line of Thunder 1987.5.27
Fleur de Chine(NZ)
黒鹿毛 1993.11.25
仔受胎時活性値:1.00
Centaine(AUS)
黒鹿毛 1980.9.25
種付け時活性値:1.00
Sellou(NZ)
黒鹿毛 1982
仔受胎時活性値:0.50

<5代血統表内のクロス:Mr. Prospector5×5、Northern Dancer5×5>

Levendi(2014.9.8)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Pierro
(Sir Tristram系)
Redoute’s Choice
(デインヒル系)
サンダーガルチ
(Mr. Prospector系)
Centaine
(My Babu系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
サンダーガルチ
(Tully Thunder)
3.00 祖母が豪GI勝ち馬
(No. 4-b)
2番仔?
(2連産目?)

*

2018年の第157回オーストラリアンダービー(GI。ランドウィック芝2400m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 3 Levendi 牡3 56.5 Mark Zahra 2:28.73 Peter Gelagotis 3
2 2 Ace High 牡3 56.5 Tye Angland ハナ David Payne 1
3 9 Tangled 牡3 56.5 Michael Walker 5 3/4 Chris Waller 11
4 4 Vin De Dance せん3 56.5 Jason Waddell 1/2 Murray Baker & Andrew Forsman 4
5 10 Main Stage せん3 56.5 Blake Shinn クビ Trent Busuttin & Natalie Young 1

2018年の第157回オーストラリアンダービー。終始先行6番手の位置で良い感じで走っていた1番人気の第163回ヴィクトリアダービー(豪GI)勝ち馬Ace High(2014.8.31)とタイ・アングランド騎手、ランドウィックの直線410mに入ると、外から堂々と抜け出しました。そのAce Highとアングランド騎手を更に外から追い掛けたのが、道中11番手あたりから虎視眈々だったLevendiとマーク・ザーラ騎手。残り200mを切ってからは2頭の一騎討ちとなり、激しいつば競り合いが最後の最後まで続き、決勝点でもどちらが先着しているのか全く分からず。……そうして、軍配は、僅かに外のLevendiとザーラ騎手に上がりました。Levendiは、昨年2017年の第156回を制したJon Snow(2013.9.21)と同様、前走タロックS(豪GII)から日本で言うところの「連闘」でのオーストラリアンダービー制覇。また、鞍上のザーラ騎手、管理されるピーター・ゲラゴティス調教師共にオーストラリアンダービー初勝利と相成りました。それぞれにおめでとうございました。

*

近年は日本からダウンアンダーへの血統縦断が頻繁になされており、日本から豪州に渡ったトーセンスターダム(2011.3.14)が第149回エミレーツS(豪GI)、第137回トゥーラックH(豪GI)のGI2勝を手土産として、豪州のウッドサイドパークスタッドで種牡馬入りします。Levendiの血統表を見ても、デインヒル、サンダーガルチと日本で供用されたことのあるカタカナ表記の種牡馬の姿も見えます。今回のオーストラリアンダービーの上位勢は日本ゆかりの種牡馬の血を持つ馬も多く、

  • Ace High(2014.8.31)
    →祖母父がサンデーサイレンス(1986.3.25)
  • Tangled(2014.10.9)
    →父がスニッツェル(2002.8.24)、母父がシンコウキング(1991.4.24)。母Bramble Rose(1999.11.17)は第35回ニュージーランドオークス(GI)の勝ち馬
  • Vin De Dance(2014.9.13)
    →父がロックドゥカンブ(2003.9.29)。第143回ニュージーランドダービー(GI)の勝ち馬

と、カタカナ馬名が並びます。

という訳で、勢い余って、今回のオーストラリアンダービーで2着だった、ヴィクトリアダービーの勝ち馬Ace Highの4代血統表もご紹介しておきます。

Ace High 牡 青鹿毛 2014.8.31生 豪州・Bruce Reid Racing生産 馬主・Summertime Thoroughbreds Syndicate 豪州・David Payne厩舎

Ace High(2014.8.31)の4代血統表
High Chaparral(IRE)
鹿毛 1999.3.1
種付け時活性値:1.625
Sadler’s Wells
鹿毛 1981.4.11
Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
Nearctic 1954.2.11
Natalma 1957.3.26
Fairy Bridge
鹿毛 1975.5.4
Bold Reason 1968.4.8
Special 1969.3.28
Kasora
鹿毛 1993.4.17
Darshaan
黒鹿毛 1981.4.18
Shirley Heights 1975.3.1
Delsy 1972.3.20
Kozana
黒鹿毛 1982.2.27
Kris 1976.3.23
Koblenza 1966.2.9
Come Sunday(AUS)
鹿毛 2006.9.23
仔受胎時活性値:1.75
Redoute’s Choice(AUS)
鹿毛 1996.8.15
種付け時活性値:0.25
▲デインヒル
鹿毛 1986.3.26
★Danzig 1977.212
Razyana 1981.4.18
Shantha’s Choice
鹿毛 1992.10.28
Canny Lad 1987.9.1
Dancing Show 1983.3.19
Sunday Service(AUS)
黒鹿毛 1999.8.22
仔受胎時活性値:1.50
サンデーサイレンス(USA)
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:1.125
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
レディズデライト(SAF)
鹿毛 1992.8.16
仔受胎時活性値:1.50
Local Talent(USA)
鹿毛 1986.5.9
種付け時活性値:1.375
You’re My Lady(USA)
鹿毛 1980.4.19
仔受胎時活性値:0.875

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer3×5×5、Hail to Reason5×5、Spring Adieu(♀)5×5>

Ace High(2014.8.31)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
High Chaparral
(Sadler’s Wells系)
Redoute’s Choice
(デインヒル系)
サンデーサイレンス
(Halo系)
Local Talent
(Northern Dancer系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
High Chaparral 5.625 デインヒルと同牝系
(No. 2-d)
4番仔?
(4連産目?)

Thoroughbred Horse Pedigree Queryにおけるレディズデライトのページによると、

Raced in South Africa
Sent to Australia in April 1998
Sent to Japan in July 1998
Sent to Australia in November 1998 in foal to SUNDAY SILENCE

ということでした。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

<参考WEB>


第23回ドバイワールドカップ(UAE・GI)の勝ち馬+α

Thunder Snow 牡 鹿毛 2014.3.24生 愛国・Darley生産 馬主・Godolphin UAE・Saeed bin Suroor厩舎

Thunder Snow(2014.3.24)の4代血統表
Helmet
栗毛 2008.10.21
種付け時活性値:1.125
Exceed and Excel
鹿毛 2000.9.5
デインヒル
鹿毛 1986.3.26
★Danzig 1977.2.12
Razyana 1981.4.18
Patrona
栗毛 1994.3.24
Lomond 1980.2.3
Gladiolus 1974.4.16
Accessories
鹿毛 2003.4.8
Singspiel
鹿毛 1992.2.25
In the Wings 1986.1.17
Glorious Song 1976.4.22
Anna Matrushka
栗毛 1984.4.18
Mill Reef 1968.2.23
Anna Paola 1978.5.14
Eastern Joy
鹿毛 2006.4.9
仔受胎時活性値:1.75
Dubai Destination
鹿毛 1999.2.10
種付け時活性値:1.50
★Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector 1970.1.28
Miesque 1984.3.14
Mysterial
黒鹿毛 1994.1.27
Alleged 1974.5.4
Mysteries 1986.2.26
Red Slippers
栗毛 1989.4.12
仔受胎時活性値:2.00
Nureyev
鹿毛 1977.5.2
種付け時活性値:0.75
Northern Dancer 1961.5.27
Special 1969.3.28
Morning Devotion
栗毛 1982.3.26
仔受胎時活性値:1.50
Affirmed
栗毛 1975.2.21
種付け時活性値:1.50
Morning Has Broken
栗毛 1974.5.9
仔受胎時活性値:1.75

<5代血統表内のクロス:Nureyev5×3(母方)、Northern Dancer5×5×4>

Thunder Snow(2014.3.24)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Helmet
(Danzig系)
Dubai Destination
(Mr. Prospector系)
◆Nureyev
(Northern Dancer系)
Affirmed
(Raise a Native系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Dubai Destination 7.00 半姉がGレース3勝
(No. 4-k)
4番仔?
(4連産目?)

*

2018年の第23回ドバイワールドカップ(UAE・GI。メイダン・ダート2000m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 10 Thunder Snow 牡4 57 Christophe Soumillon 2:01.38 Saeed bin Suroor
2 9 West Coast 牡4 57 Javier Castellano 5 3/4 Bob Baffert
3 5 Mubtaahij 牡6 57 Victor Espinoza クビ Bob Baffert
4 8 Pavel 牡4 57 Mario Gutierrez 1 3/4 Doug O’Neill
5 6 Forever Unbridled 牝6 55 Mike E Smith 短アタマ Dallas Stewart

2018年の第23回ドバイワールドカップ。10頭立ての大外10番枠から主導権を握ったThunder Snowとクリストフ・スミヨン騎手。白の帽子にロイヤルブルーの勝負服を乗せた鹿毛馬、黒のチークピーシズも軽やかに揺れて、Thunder Snow。メイダン・ダート2000mを颯爽と逃げ切り。2着の第148回トラヴァーズS(米GI)勝ち馬West Coast(2014.5.14)に5と4分の3馬身差の完勝。Thunder Snow、メイダンのダート戦は、グループレースばかり出走して6戦4勝、2着2回。雷雪が砂上を鮮やかに舞い続けています。併せて、2歳時の第16回クリテリウム・アンテルナシオナル(仏GI)、3歳時のジャンプラ賞(仏GI)、4歳時のドバイワールドカップと、3年連続のGI勝ちは素晴らしく、芝とダート、異なるサーフェイスでGI勝ちを果たしました。そうして、ドバイワールドカップナイトの掉尾を飾る一戦をThunder Snowが制したことにより、第23回ドバイターフ(UAE・GI)のBenbatl(2014.2.15)、第21回ドバイシーマクラシック(UAE・GI)のHawkbill(2013.3.6)、ドバイワールドカップのThunder Snowと、ロイヤルブルーの勝負服の3連勝を以て、2018年の幕は閉じたのでした。

そんな2018年のドバイワールドカップナイトは、トラックレコードが多く出た一夜でもありました。改めて確認してみますと、、、

  1. 第23回ドバイカハイラクラシック(UAE・GI PA)
    →Tallaab Al Khalediah(2011)がメイダン・ダート2000mを2:13.68で勝利。純血アラブのGI
  2. 第10回ドバイゴールドC(UAE・GII)
    →Vazirabad(2012.3.8)がメイダン芝3200mを3:17.92で勝利。ドバイゴールドC3連覇を達成
  3. 第19回UAEダービー(UAE・GII)
    Mendelssohn(2015.5.17)がメイダン・ダート1900mを1:55.18で勝利。2着馬とは実に18と2分の1馬身差
  4. 第12回アルクォズスプリント(UAE・GI)
    Jungle Cat(2012.4.5)がメイダン芝1200mを1:09.37で勝利。満6歳で花開いた遅咲きのスプリンター
  5. 第26回ドバイゴールデンシャヒーン(UAE・GI)
    Mind Your Biscuits(2013.3.15)がメイダン・ダート1200mを1:10.12で勝利。豪脚一閃の連覇
  6. 第23回ドバイワールドカップ(UAE・GI)
    →Thunder Snowがメイダン・ダート2000mを2:01.38で勝利。本稿の主役

と、9戦中6戦がレコード決着。ドバイシーマクラシックを制したHawkbillはトラックレコードホルダーですし、速さと強さを兼ね備えた馬たちが、そのチカラを存分に見せてくれたのでした。

*

「ここまで来たら、レコード勝ちした馬を全馬紹介しよう」と思ったのですが、純血アラブであるTallaab Al Khalediahは詳細を確認し切れませんでした。という訳で、本稿では、「もうひとつのカップ」で3連覇を果たした馬を紹介して、結びといたします。

Vazirabad せん 芦毛 2012.3.8生 仏国・Haras De Son Altesse L’Aga Khan Scea生産 馬主・H H Aga Khan 仏国・A De Royer-Dupre厩舎

Vazirabad(2012.3.8)の4代血統表
Manduro
黒鹿毛 2002.3.9
種付け時活性値:0.25
Monsun
黒鹿毛 1990.3.4
Konigsstuhl
黒鹿毛 1976
Dschingis Khan 1961
Konigskronung 1965
Mosella
鹿毛 1985.3.25
▲Surumu 1974.2.26
Monasia 1979
Mandellicht
黒鹿毛 1994.3.7
Be My Guest
栗毛 1974.4.12
Northern Dancer 1961.5.27
What a Treat 1962.5.22
Mandelauge
黒鹿毛 1989.5.9
▲Elektrant 1978.5.19
Mandriale 1975.4.27
Visorama
芦毛 2000.3.28
仔受胎時活性値:0.75
Linamix
芦毛 1987.2.5
種付け時活性値:1.00
メンデス
芦毛 1981.4.2
ベリフア 1976.2.28
Miss Carina 1975.3.3
Lunadix
芦毛 1972.2.29
Breton 1967
Lutine 1966
Visor
鹿毛 1989.2.24
仔受胎時活性値:0.50
Mr. Prospector
鹿毛 1970.1.28
種付け時活性値:0.50
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Look
鹿毛 1984.2.25
仔受胎時活性値:1.00
Spectacular Bid
芦毛 1976.2.17
種付け時活性値:1.75
Tuerta
黒鹿毛 1970.4.22
仔受胎時活性値:1.25

<5代血統表内のクロス:Dschingis Khan4×5>

Vazirabad(2012.3.8)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Manduro
(Blandford系)
Linamix
(Lyphard系)
Mr. Prospector
(Raise a Native系)
Spectacular Bid
(Bold Ruler系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Spectacular Bid
(Promised Land)
3.50 母が仏GIII勝ち馬
(No. 1-n)
7番仔?
(7連産目?)

*

第10回ドバイゴールドC(UAE・GII。メイダン芝3200m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 5 Vazirabad せん6 57.5 Christophe Soumillon 3:17.92 A De Royer-Dupre
2 7 Sheikhzayedroad せん9 57.5 Martin Harley 1 David Simcock
3 14 Rare Rhythm せん6 57.5 William Buick クビ Charlie Appleby
4 10 Frontiersman 牡5 57.5 James Doyle 1 Charlie Appleby
5 16 Gold Star 牡4 55 Jim Crowley 2 1/4 Saeed bin Suroor

2018年の第10回ドバイゴールドC。Vazirabadの3連覇、成る。これで3000m以上のレースでは16戦13勝、2着3回。恐るべしは、欧州のヘビーステイヤー、Vazirabad。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。