SS以降のエクリプス賞年度代表馬を辿る(其の漆)-Cigar(1990.4.18)-

Pedigree

Cigar(シガー) 牡 鹿毛 1990.4.18生~2014.10.7没 米国・Allen E. Paulson生産 馬主・Allen E. Paulson 米国・Alex Hassinger, Jr.厩舎→William I. Mott厩舎

Cigar(1990.4.18)の4代血統表

パレスミュージック
栗毛 1981.4.12
種付け時活性値:0.00
The Minstrel
栗毛 1974.3.11
Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
Nearctic 1954.2.11
Natalma 1957.3.26
Fleur
鹿毛 1964.4.1
Victoria Park 1957.5.10
Flaming Page 1959.4.24
Come My Prince
芦毛 1972.5.15
Prince John
栗毛 1953.4.6
Princequillo 1940
Not Afraid 1948
Come Hither Look
芦毛 1962.2.21
Turn-to 1951
Mumtaz 1954.5.21
Solar Slew
黒鹿毛 1982.3.19
仔受胎時活性値:1.75
Seattle Slew
黒鹿毛 1974.2.15
種付け時活性値:1.75
Bold Reasoning
黒鹿毛 1968.4.29
Boldnesian 1963.4.14
Reason to Earn 1963
My Charmer
鹿毛 1969.3.25
Poker 1963.3.20
Fair Charmer 1959.2.3
Gold Sun(ARG)
鹿毛 1974.8.19
仔受胎時活性値:1.625
Solazo(USA)
鹿毛 1959
種付け時活性値:1.625
Beau Max 1947
Solar System 1944
Jungle Queen(ARG)
鹿毛 1956
仔受胎時活性値:0.25
Claro(GB)
鹿毛 1943
種付け時活性値:1.125
Agrippine(ARG)
栗毛 1948
仔受胎時活性値:1.75

<5代血統表内のクロス:なし>

Cigar(1990.4.18)の0の理論的総括
母父祖母父曾祖母父
★パレスミュージック
(Northern Dancer系)
Seattle Slew
(Bold Ruler系)
Solazo
(Teddy系)
Claro
(Phalaris系)
形相の遺伝料の遺伝牝系母の何番仔?
Seattle Slew
(War Admiral)
5.375祖母が亜GI勝ち馬
(No. 2-g)
4番仔?
(4連産目?)

*

1995年の第37回ドンH(米GI。ガルフストリームパーク・ダート9F)の結果(上位5頭)


馬名性齢
騎手走破時計
・着差
調教師
15Cigar牡552.2Jerry Bailey1:49.68William Mott2
29Primitive Hallせん650.8Joe Bravo5 1/2Wilfred Lewis7
36Bonus Money牡450.8Robbie Davis2Harvey Vanier8
41Kissin Kris牡551.3David Penna3 1/2David Bell3
53Proud Shot牡551.7Craig Perret3John Forbes9

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1995年の第12回ブリーダーズカップ・クラシック(米GI。ベルモントパーク・ダート10F)の結果(上位5頭)


馬名性齢
騎手走破時計
・着差
調教師
110Cigar牡557.2J D Bailey1:59.58William Mott1
28L’Carriereせん457.2J F Chavez2 1/2Harold James Bond9
32Unaccounted For牡457.2P Day1F Schulhofer2
46ソウルオブザマター牡457.2Kent J Desormeaux3/4Richard E Mandella4
55Star Standard牡354.9C McCarron6Nicholas Zito10

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1996年の第1回ドバイワールドカップ(ナドアルシバ・ダート2000m)の結果(上位6頭)


馬名性齢
騎手走破時計
・着差
調教師
18Cigar牡656.5J D Bailey2:03.84William Mott
24ソウルオブザマター牡556.5Gary Stevens1/2Richard E Mandella
32L’Carriereせん556.5J F Chavez8Harold James Bond
411ペンタイア牡456Michael Hills3/4G Wragg
56Tamayaz牡456C McCarron3 1/2Saeed bin Suroor
61ライブリマウント牡556.5石橋守6柴田不二男

*

1996年のアーリントンサイテーションチャレンジ招待S(アーリントンパーク・ダート9F)の結果(上位5頭)


馬名性齢
騎手走破時計
・着差
調教師
110Cigar牡659J D Bailey1:48.20William Mott1
24Dramatic Goldせん553.5Corey S Nakatani3 1/2David Hofmans5
32Eltish牡453.5E DelahoussayeクビSir Henry Cecil4
41Honour And Glory牡352.6John R Velazquez2D Wayne Lukas3
55Tenants Harbor牡455.3Robby Albarado5Robert Desensi7

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1995年と1996年、2年連続でエクリプス賞年度代表馬に選出されたCigar。満3歳のデビュー2戦を除いて、満4歳秋の初めまで芝を使われていたところ芽が出ず、ダートに切り替えた途端、破竹の勢いで16連勝。引退までに積み重ねたGI勝利はブリーダーズカップ・クラシック(米GI)、ドンH(米GI)2回、ウッドワードS(米GI)2回、ハリウッドゴールドC(米GI)、ジョッキークラブゴールドC(米GI)、ピムリコスペシャルH(米GI)、オークローンH(米GI)、ガルフストリームパークH(米GI)、NYRAマイルH(米GI)と「11」を数えました。併せて、記念すべき第1回のドバイワールドカップの勝ち馬になるなど、一躍、1990年代中期を飾る世界的な名馬となりました。

そんなCigar。軌跡を改めて確認すると、要素は異なるのですが、西洋のCigarか、東洋のタマモクロス(1984.5.23)か、という感じがします。2頭の名馬について見てみますと、

  1. 共に父が満8歳時の0交配馬
    • Cigarは父パレスミュージック
    • タマモクロスは父シービークロス
  2. 共に路線を転じてから急激に開花
    • Cigarは満4歳秋に芝からダートへ
    • タマモクロスは満3歳秋にダートから芝へ
  3. 共に開花してからは破竹の連勝
    • Cigarは16連勝
    • タマモクロスは8連勝

かたやアメリカンドリームの超体現馬、こなた故郷と母を失った後に兄妹でGI制覇という浪花節。人間に訴求する要素も兼ね備えた名馬2頭、時を経てもその輝きは褪せることなく、人々の心に残り続けます。

 

それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

*

[Cigar(1990.4.18)の主な競走成績]

  1. ブリーダーズカップ・クラシック(米GI)、ドンH(米GI)2回、ウッドワードS(米GI)2回、ハリウッドゴールドC(米GI)、ジョッキークラブゴールドC(米GI)、ピムリコスペシャルH(米GI)、オークローンH(米GI)、ガルフストリームパークH(米GI)、NYRAマイルH(米GI)、ドバイワールドカップ
  2. ジョッキークラブゴールドC(米GI)、パシフィッククラシックS(米GI)、ヴォランテH(米GIII)、
  3. ブリーダーズカップ・クラシック(米GI)、アスコットH(米GIII)

通算33戦19勝、2着4回、3着5回。

*

ワイルドブラスター
ワイルドブラスター

Cigarさん、もし仔どもが残せていたら、産駒はどんな走りを見せてくれたでしょうか。

マイシンザン
マイシンザン

まま、こればっかりは仕方がないね。ともあれ、Cigar自身が記憶にも記録にも残る名馬やったんやから。