2019年のクラシック候補生を確認する(其の拾肆)

メイショウテンゲン 牡 芦毛 2016.3.10生 浦河・三嶋牧場生産 馬主・松本好雄氏 栗東・池添兼雄厩舎

メイショウテンゲン(2016.3.10)の4代血統表
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
種付け時活性値:1.25
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao
鹿毛 1980.2.28
Lyphard 1969.5.10
Lady Rebecca 1971.2.28
Burghclere
鹿毛 1977.4.26
Busted 1963
Highclere 1971.4.9
メイショウベルーガ
芦毛 2005.3.30
仔受胎時活性値:0.50
フレンチデピュティ
栗毛 1992.1.30
種付け時活性値:1.00
Deputy Minister
黒鹿毛 1979.5.17
Vice Regent 1967.4.29
Mint Copy 1970.2.24
Mitterand
鹿毛 1981.2.19
Hold Your Peace 1969.1.24
Laredo Lass 1971.3.19
パパゴ
芦毛 1991.2.24
仔受胎時活性値:1.25
Sadler’s Wells
鹿毛 1981.4.11
種付け時活性値:0.25
Northern Dancer 1961.5.27
Fairy Bridge 1975.5.4
Passamaquoddy
芦毛 1980.5.19
仔受胎時活性値:0.50
Drone
芦毛 1966.4.1
種付け時活性値:1.25
Olmec
栗毛 1966
仔受胎時活性値:1.25

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5×5>

メイショウテンゲン(2016.3.10)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ディープインパクト
(Halo系)
フレンチデピュティ
(Deputy Minister系)
Sadler’s Wells
(Northern Dancer系)
Drone
(Sir Gaylord系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ディープインパクト 3.50 母がGII2勝馬
(No. 3-d)
3番仔
(不受胎後)

2019年の第56回弥生賞(GII)。

【弥生賞】メイショウテンゲン陣営「雨は降らないで欲しい」/ねぇさんのトレセン密着 | 競馬ニュース - netkeiba.com
 3月に入りました。トレセンもかなり暖かくなってきて、午後は春もののコートを羽織ればじゅうぶんな陽気です。 それでも朝一番はまだゼロ度を記録したりするので油断なりませんが、確実に春がやってきている雰囲… No.1競馬情報サイト「netkeiba.com」の競馬ニュース。

「陣営から、泣きのコメント出てましたやん」と思われた方もいらっしゃったのではないでしょうか。競馬は、やってみなければ分かりません^^;。という訳で、雨の重馬場、10頭立てで行われた2019年の弥生賞は、戦前まで1勝しか挙げていなかった馬たちが3着までを占めるという結果となりました。1着の8番人気メイショウテンゲン、2着の6番人気シュバルツリーゼ(2016.5.6)、3着の4番人気ブレイキングドーン(2016.4.23)の3頭が、第79回皐月賞(GI)の優先出走権をその蹄中に収めました。

雨中で行われた出世レースにおいて勝利を収めたメイショウテンゲン、その馬名意味は「冠名+天元。碁盤の中心点のこと」ということ。松本好雄オーナーは、将棋界では、かつて「きしろ杯争奪関西女流メイショウ戦」を協賛されていたように、アマチュア六段という棋力で知られていますが、メイショウテンゲンは囲碁の用語から取られました。また、「ディープインパクト×フレンチデピュティ牝馬」の組み合わせは弥生賞と相性が良く、カミノタサハラ(2010.2.14)、マカヒキ(2013.1.28)カデナ(2014.3.30)に続いて、メイショウテンゲンが4頭目の勝ち馬となりました。

では、以下にメイショウテンゲンのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。なお、近親牝系図内のレース名、格付けはいずれも施行当時のものです。

パパゴ 1991.2.24 1勝 レゼルヴォワール賞(仏GIII)2着
|Figure of Eight 1999.2.16 0勝
||Ottimo 2009.8.28 6勝 ウムコマジS(南阿GII)
|メイショウベルーガ 2005.3.30 7勝 京都大賞典(GII) 日経新春杯(GII)ほか
||メイショウテンゲン 2016.3.1 (本馬) 弥生賞(GII)

メイショウテンゲンの牝系は3号族d分枝系。母メイショウベルーガは牡牝混合の古馬GII2勝の強豪牝馬でした。また、メイショウテンゲンの曾祖母Passamaquoddyは、Navajo Princess(1974.3.31)の全妹。という訳で、1980年代欧州最強馬の誉れ高いダンシングブレーヴ(1983.5.11)と同牝系ですね。

最後に。メイショウテンゲンの誕生日は3月10日です。本サイトでは何度も触れていますけれど、近年3月10日生まれの活躍馬が目立っており、アーモンドアイ(2015.3.10)スワーヴリチャード(2014.3.10)キタサンブラック(2012.3.10)サトノクラウン(2012.3.10)ショウナンパンドラ(2011.3.10)ロゴタイプ(2010.3.10)エリンコート(2008.3.10)等が、2010年代のJRAGI勝ち馬として知られています。メイショウテンゲン、同じ「ディープインパクト×フレンチデピュティ牝馬」の組み合わせのショウナンパンドラに続くことが出来ますでしょうか。楽しみにしたいものです。

*

サトノルークス 牡 鹿毛 2016.3.11生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(株)サトミホースカンパニー 栗東・池江泰寿厩舎

サトノルークス(2016.3.11)の4代血統表
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
種付け時活性値:1.25
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao
鹿毛 1980.2.28
Lyphard 1969.5.10
Lady Rebecca 1971.2.28
Burghclere
鹿毛 1977.4.26
Busted 1963
Highclere 1971.4.9
リッスン
鹿毛 2005.2.3
仔受胎時活性値:0.50
Sadler’s Wells
鹿毛 1981.4.11
種付け時活性値:1.75
Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
Nearctic 1954.2.11
Natalma 1957.3.26
Fairy Bridge
鹿毛 1975.5.4
Bold Reason 1968.4.8
Special 1969.3.28
Brigid
栗毛 1991.3.17
仔受胎時活性値:1.25
Irish River
栗毛 1976.4.2
種付け時活性値:1.50
Riverman 1969
Irish Star 1960.2.9
Luv Luvin’
栗毛 1977.4.20
仔受胎時活性値:1.25
Raise a Native
栗毛 1961.4.18
種付け時活性値:1.75
Ringing Bells
鹿毛 1971.5.9
仔受胎時活性値:1.25

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer3×5、Hail to Reason4×5、Almahmoud(♀)5×5、Native Dancer5×5(母方)>

サトノルークス(2016.3.11)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ディープインパクト
(Halo系)
Sadler’s Wells
(Northern Dancer系)
Irish River
(Riverman系)
Raise a Native
(Native Dancer系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Sadler’s Wells 4.25 母が英GI勝ち馬
(No. 9-b)
7番仔?
(7連産目?)

2019年のすみれS(L)。戦前1番人気を集めたのは、2018年末の第35回ホープフルS(GI)においてサートゥルナーリア(2016.3.21)の2着だったアドマイヤジャスタ(2016.3.19)。6頭立てのゆったりした流れを4番手で進めたアドマイヤジャスタでしたが、直線では前を行く馬を捉えきれませんでした。レースを制したのは、2番人気だったサトノルークス。クビ差しを上手に使う鹿毛馬が、終始2番手から良いリズムで走り、後続を振り切りました。サトノルークス、その馬名意味は「冠名+光(ラテン語)」ということです。

では、以下にサトノルークスのごく簡単でも豪華な近親牝系図を示しておきます。なお、近親牝系図内のレース名、格付けはいずれも施行当時のものです。

Brigid 1991.3.17 1勝
|Oyster Catcher 1996.2.8 3勝 コンコルドS(愛GIII)3着
||アクアリスト 2003.3.26 不出走
|||ファッショニスタ 2014.3.25 JBCレディスクラシック(JpnI)3着
|Lady Windermere 1997.2.19 不出走
||Absolutelyfabulous 2003.2.25 3勝 バリオーガンS(愛GIII)3着
|||Magician 2010.4.24 5勝 ブリーダーズカップ・ターフ(米GI) 愛2000ギニー(GI)ほか
|||Outstanding 2012.4.28 2勝 ベルモントオークス招待S(米GI)2着ほか
|||Apple Betty 2013.4.21 5勝 ダウイジャーS(米GIII)ほか
|Sequoyah 1998.3.9 2勝 モイグレアスタッドS(愛GI)ほか
||Queen Cleopatra 2003.1.19 1勝 デリンズタウンスタッド1000ギニートライアル(愛GIII)ほか
|||Look At Me 2008.1.14 2勝 オーソーシャープS(英GIII)2着ほか
|||Wave 2009.1.27 1勝
||||Cliffs of Moher 2014.3.12 3勝 ムーアズブリッジS(愛GII)ほか
|||Francis of Assisi 2010.2.3 クイーンエリザベスS(豪GIII)ほか
||Henrythenavigator 2005.2.28 6勝 英2000ギニー(GI) 愛2000ギニー(GI) セントジェームズパレスS(英GI) サセックスS(英GI)ほか
|Clara Bow 2002.3.26 1勝
||Twilight Tear 2007.1.26 0勝
|||Coeur de Beaute 2015.3.23 アンプリュダンス賞(仏GIII)ほか
|リッスン 2005.2.3 2勝 フィリーズマイル(英GI) モイグレアスタッドS(愛GI)2着 デビュターントS(愛GII)2着
||タッチングスピーチ 2012.2.21 3勝 ローズS(GII) 京都記念(GIII)2着 エリザベス女王杯(GI)3着
||ムーヴザワールド 2014.3.9 共同通信杯(GIII)3着 東京スポーツ杯2歳S(GIII)3着
||サトノルークス 2016.3.11 (本馬) すみれS(L)

サトノルークスの牝系は9号族b分枝系。母リッスンが英GI勝ち馬、全姉タッチングスピーチがGII勝ち馬というだけでも「良血」と思わされますけれど、祖母Brigidからの別分枝馬にもHenrythenavigator、Magician等を始めとして活躍馬がズラリ。サトノルークス、そりゃ、セレクトセール2017の1歳セールにおいて、2億9160万円で取り引きされますわ^^;

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。