2018年05月一覧

カルティエ賞年度代表馬を辿る(其の拾漆)-Zarkava(2005.3.31)-

Zarkava 牝 鹿毛 2005.3.31生 愛国・HH Aga Khan IV生産 馬主・HH Aga Khan IV 仏国・Alain de Royer-Dupre厩舎

Zarkava(2005.3.31)の4代血統表
Zamindar
鹿毛 1994.4.7
種付け時活性値:0.50

Gone West
鹿毛 1984.3.10
Mr. Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Secrettame
栗毛 1978.3.15
Secretariat 1970.3.30
Tamerett 1962.2.17
Zaizafon
栗毛 1982.1.18
The Minstrel
栗毛 1974.3.31
Northern Dancer 1961.5.27
Fleur 1964.4.1
Mofida
栗毛 1974.3.21
Right Tack 1966
Wold Lass 1960
Zarkasha
鹿毛 1999.4.8
仔受胎時活性値:1.25
Kahyasi
鹿毛 1985.4.2
種付け時活性値:1.25
イルドブルボン
黒鹿毛 1975.5.23
Nijinsky 1967.2.21
Roseliere 1965
Kadissya
鹿毛 1979.3.15
Blushing Groom 1974.4.8
Kalkeen 1974.2.18
Zarkana
鹿毛 1992.2.23
仔受胎時活性値:1.50
Doyoun
鹿毛 1985.3.8
種付け時活性値:1.50
★Mill Reef 1968.2.23
Dumka 1971
Zarna
鹿毛 1987.5.18
仔受胎時活性値:1.00
Shernazar
鹿毛 1981.5.1
種付け時活性値:1.25
Zahra
芦毛 1974.4.7
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×5、Flaming Page(♀)5×5>

Zarkava(2005.3.31)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Zamindar
(Mr. Prospector系)
Kahyasi
(Nijinsky系)
Doyoun
(Mill Reef系)
Shernazar
(Blenheim系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Doyoun
(Dumka)
4.75 仔Zarakが仏GI勝ち馬
(No. 9-c)
2番仔?
(2連産目?)

*

2007年の第39回マルセルブサック賞(仏GI。ロンシャン芝1600m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 3 Zarkava 牝2 56 Christophe Soumillon 1:37.00 A De Royer-Dupre 4
2 8 Conference Call 牝2 56 Stephane Pasquier 2 1/2 P Bary 2
3 4 Mad About You 牝2 56 Pat Smullen 1 1/2 D K Weld 3
4 2 Savethisdanceforme 牝2 56 Kieren Fallon 2 1/2 A P O’Brien 9
5 5 Don’t Forget Faith 牝2 56 Philip Robinson 1 Clive Cox 8

*

2008年の仏1000ギニー(GI。ロンシャン芝1600m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 5 Zarkava 牝3 57 Christophe Soumillon 1:35.20 A De Royer-Dupre 1
2 1 Goldikova 牝3 57 Olivier Peslier 2 F Head 4
3 6 Halfway To Heaven 牝3 57 David McCabe 1 1/2 A P O’Brien 7
4 7 Modern Look 牝3 57 Stephane Pasquier 3/4 D Smaga 2
5 10 Azabara 牝3 57 Frankie Dettori 1/2 A Fabre 6

*

2008年の第160回ディアヌ賞(仏GI。シャンティイ芝2100m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 8 Zarkava 牝3 57 Christophe Soumillon 2:07.10 A De Royer-Dupre 1
2 5 Gagnoa 牝3 57 Johnny Murtagh 3 A Fabre 5
3 6 Goldikova 牝3 57 Olivier Peslier 1 1/2 F Head 2
4 9 Proviso 牝3 57 Stephane Pasquier 短クビ A Fabre 3
5 2 Satan’s Circus 牝3 57 C.ルメール 2 1/2 J-C Rouget 9

*

2008年の第103回ヴェルメイユ賞(仏GI。ロンシャン芝2400m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 10 Zarkava 牝3 54.5 Christophe Soumillon 2:26.00 A De Royer-Dupre 1
2 2 Dar Re Mi 牝3 54.5 C.ルメール 2 John Gosden 2
3 4 Michita 牝3 54.5 Jimmy Fortune 1/2 + 1 1/2 John Gosden 7
4 11 Adored 牝3 54.5 David McCabe 1 1/2 A P O’Brien 9
5 3 Tangaspeed 牝3 54.5 Thierry Jarnet 1 1/2 R Laplanche 11

*

2008年の第87回凱旋門賞(仏GI。ロンシャン芝2400)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 1 Zarkava 牝3 54.5 Christophe Soumillon 2:28.80 A De Royer-Dupre 1
2 3 Youmzain 牡5 59.5 Richard Hills 2 Mick Channon 6
3 9 Soldier Of Fortune 牡4 59.5 Seamie Heffernan 1/2 A P O’Brien 3
3 2 It’s Gino 牡5 59.5 Thierry Thulliez 同着 P Vovcenko 13
5 8 Vision D’Etat 牡3 56 Ioritz Mendizabal 1 E Libaud 4

*

2008年のカルティエ賞年度代表馬Zarkava。7戦7勝、無敗のまま引退したZarkava。同期にGoldikova(2005.3.15)Natagora(2005.2.18)、サプレザ(2005.2.11)等名牝が居並ぶ2005年生まれ世代、後に紹介するGoldikovaも欧州最多勝となるGI14勝の稀代の名牝でしたが、その稀代の名牝を以てしても敵わなかったZarkava。一体全体、どんな強さなのか。↑の動画群に見られるように、末の確かさ、破壊力が半端ないですね^_^;

そんなスーパーメアであるZarkavaの血統表を見て気になる点は、

  • 生産されている馬たちが代々アガ・カーンの生産馬で固められている

ということでしょうか。

ずらり並んだ直牝系の累代、

  • Zarkava(2005.3.31)-Zarkasha(1999.4.8)-Zarkana(1992.2.23)-Zarna(1987.5.18)-Zahra(1974.4.7)-Petite Etoile(1956)-Star of Iran(1949)-Mah Iran(1939)-Mah Mahal(1928)

と、いずれもアガ・カーン-あるいはアリ・カーン-の生産馬ですね。Mah Mahalの母である「Flying Filly」Mumtaz Mahal(1921)は生産ではありませんが、アガ・カーン3世が購入した馬ですね。この9号族の快速牝馬の子孫から、数多の活躍馬が送り込まれているのは言わずもがな。なお、この牝系が属する「9号族c分枝」については、実は12号族と同じミトコンドリアDNAの情報を持つそうです。そう、この牝系は本来は12号族らしい、ということですね(→9号族12号族。共にWikipediaの記事)。

また、Zarkavaの高祖母はZahra。彼女はアガ・カーン4世のご息女ザーラ姫と同じ名前ですね。英語版WikipediaにおけるZahra Aga Khanの記事によると、ザーラ姫の生年月日は1970年9月18日ですので、Zahraが後に生まれています。「何かいわくつきの名前かな?」と思ったら、なるほど、Petite Etoileは1頭しか牝馬を産まなかったようです。第181回英オークス(現GI)、第146回英1000ギニー(現GI)、第82回英チャンピオンS(現GI)、第73回サセックスS(現英GI)、第98回ヨークシャーオークス(現英GI)、コロネーションC(現英GI)2回(第60回&第61回)と現在の英GIレース7勝、19戦14勝2着5回という世紀の名牝Petite Etoile。殿下は、その世紀の名牝が産んだ唯一の娘に、実子の名前を分け与えられた訳ですね。そして、独国の馬名命名法に倣っていらっしゃるのはよくお見受けするところですけれど、Zahraからスタートした頭文字「Z」の馬名の5代目が、Zarkava。

ついで、Zarkavaの4代血統構成の各父を確認すると、母父Kahyasi(1985.4.2)、祖母父Doyoun(1985.3.8)、曾祖母父Shernazar(1981.5.1)-Shergar(1978.3.3)の半弟-と、アガ・カーン殿下の生産馬です。最後に配された父Zamindar-Zafonic(1990.4.1)の全弟-は、当時の生産馬によく用いられたようで、Zarkavaの前年2007年の仏1000ギニー馬Darjina(2004.2.13)の父もZamindarでした。自家生産の種牡馬でスタミナを補填して、短距離系の種牡馬を配する順パターン。

徹底した自家生産を重ねて、そして最後に外様の血、良血とは言えGIIIクラスのマイナー競走馬だった種牡馬Zamindarを付けて大爆発した結果が、スーパーメアZarkava。ザーラ妃のお言葉を借りれば、

しかし、プティテトワール(Petite Etoile)が最後にG1勝利(1961年コロネーションS優勝)を挙げて以来、そのファミリーから1998年サンタラリー賞(G1)を制したザインタ(Zainta)が出るまで、長い年月を要したことを王女は指摘した。

「ムムタズマハルの系統の復活に37年を要しました。しかし復活すると、今度は父が生産した中でおそらく最高傑作の牝馬ザルカヴァ(Zarkava 2008年凱旋門賞優勝)が誕生しました」。

ザラ・アガ・カーン王女、生産者に忍耐を呼び掛ける(国際)【生産】 – 海外競馬情報(2016/02/20)【生産】 | 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル

我慢と忍耐の末、華々しく復活した血の継承者でもあるZarkava。4番仔のZarak(2013.3.1)が2017年の第109回サンクルー大賞(仏GI)を制して、産駒初のGI勝ち馬となりました。そしてまた、Frankel(2008.2.11)との仔である6番仔Zarkamiya(2015.3.14)が2018年4月19日にデビュー戦勝ちを収めました-フランケル×ザルカヴァ 両親合わせて21戦無敗の超良血ザルカミヤが初陣飾る | 競馬ニュース – netkeiba.com-。

2000年代を代表するスーパーメア、Zarkava。これからも良い仔をバンバン送り込んで欲しいものです。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

<参考WEB>

【競馬】 ザルカヴァ GI全レースダイジェスト 2008年の凱旋門賞勝ち馬ザルカヴァ(Zarkava)のGIレースダイジェスト。この馬の強さも画質の悪さも...

第85回東京優駿(GI)の勝ち馬-ワグネリアン(2015.2.10)-

ワグネリアン 牡 鹿毛 2015.2.10生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・金子真人ホールディングス(株) 栗東・友道康夫厩舎

ワグネリアン(2015.2.10)の4代血統表
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
種付け時活性値:1.00
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao
鹿毛 1980.2.28
Lyphard 1969.5.10
Lady Rebecca 1971.2.28
Burghclere
鹿毛 1977.4.26
Busted 1963
Highclere 1971.4.9
ミスアンコール
鹿毛 2006.3.29
仔受胎時活性値:2.00
キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
種付け時活性値:1.00
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector 1970.1.28
Miesque 1984.3.14
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン 1983.5.9
Pilot Bird 1983.2.9
ブロードアピール
黒鹿毛 1994.4.13
仔受胎時活性値:0.75
Broad Brush
鹿毛 1983.4.16
種付け時活性値:0.50
★Ack Ack 1966.2.24
Hay Patcher 1973.5.4
Valid Allure
黒鹿毛 1985.4.13
仔受胎時活性値:2.00
Valid Appeal
鹿毛 1972.5.12
種付け時活性値:1.00
Alluring Girl
黒鹿毛 1980.5.20
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:なし>

ワグネリアン(2015.2.10)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ディープインパクト
(Halo系)
キングカメハメハ
(Mr. Prospector系)
Broad Brush
(Himyar系)
Valid Appeal
(Intent系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ディープインパクト 5.75 祖母が重賞6勝馬
(No. 4-r)
4番仔
(4連産目)

*

2018年の第85回東京優駿(GI。東京芝2400m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 17 ワグネリアン 牡3 57 福永祐一 2:23.6    34.3 450
[-2]
友道康夫 5
2 12 エポカドーロ 牡3 57 戸崎圭太 2:23.7 1/2 34.7 490
[-2]
藤原英昭 4
3 7 コズミックフォース 牡3 57 石橋脩 2:23.8 クビ 34.7 464
[-2]
国枝栄 16
4 14 エタリオウ 牡3 57 H.ボウマン 2:23.8 ハナ 33.5 454
[+4]
友道康夫 13
5 8 ブラストワンピース 牡3 57 池添謙一 2:23.8 ハナ 34.5 532
[+10]
大竹正博 2

2018年の第85回東京優駿。「福永家の悲願」、果たされました。福永祐一騎手、19回目の挑戦で初勝利。ただただ、ただただ、おめでとうございました。第78回皐月賞(GI)の1番人気馬にして、東京芝重賞の勝ち馬、軽視してごめんなさい。恐れ入谷の鬼子母神、見事な勝利でした。

ワグネリアンを管理される友道康夫調教師は2016年の第83回のマカヒキ(2013.1.28)以来の東京優駿2勝目。馬主の金子真人ホールディングス(株)は、金子真人オーナーの個人名義時代も含めて、2004年の第71回のキングカメハメハ、2005年の第72回のディープインパクト、そして前述のマカヒキに続いて東京優駿4勝目(!)。金子オーナーにとって、ワグネリアンは父ディープインパクト、母ミスアンコール、母父キングカメハメハ、祖母ブロードアピールとすべてご自身の所有馬であっただけに、縁の血統、喜びも一入でしょう。また、生産のノーザンファームは、前身の社台ファーム早来時代も含めて、1996年の第63回のフサイチコンコルド(1993.2.11)、1999年の第66回のアドマイヤベガ(1996.3.12)、2001年の第68回のジャングルポケット(1998.5.7)、2004年の第71回のキングカメハメハ、2005年の第72回のディープインパクト、2009年の第76回のロジユニヴァース(2006.3.11)、2015年の第82回のドゥラメンテ(2012.3.22)、2016年の第83回のマカヒキ、2017年の第84回のレイデオロ(2014.2.5)に続いて東京優駿10勝目(!!)。皆様、それぞれに、本当におめでとうございました。

ワグネリアンの父であるディープインパクトにとっては、2012年の第79回のディープブリランテ(2009.5.8)、2013年の第80回のキズナ(2010.3.5)、2016年の第83回のマカヒキに続いて、4頭目の東京優駿勝ち産駒となりました。1番人気だったダノンプレミアム(2015.4.3)が敗れても、勝ったのはディープインパクトの仔。ディープインパクトは、2018年は日本だけではなく、第239回英ダービー(GI)の1番人気馬Saxon Warrior(2015.1.26)、第178回ジョッケクルブ賞(仏GI)の有力候補Study of Man(2015.4.9)も控えており、もしかしたら「同一年に3カ国で産駒がダービー制覇」という空前の快挙が成されるやも知れません。いえ、ここまで来たら、なんとしても成して欲しいものです^^

ワグネリアン、2015年生まれ世代の6955頭の頂点に立って、いざ行かん、これからの戦い。「ダービージョッキー」福永騎手と共に、さらなる活躍を期待しています。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。


第85回東京優駿(GI)の出走予定馬について

第85回東京優駿(GI)の出走予定馬について

馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
1 ダノンプレミアム
(2015.4.3)
[1-s]
4番仔
(4連産目)
ディープインパクト Intikhab デインヒル Double Form
2 タイムフライヤー
(2015.2.1)
[14]
6番仔
(6連産目)
ハーツクライ ブライアンズタイム Alzao ボールドラッドUSA
3 テーオーエナジー
(2015.3.11)
[4-j]
3番仔
(2連産目)
カネヒキリ ★Crafty Prospector ◆Northern Dancer New Providence
4 アドマイヤアルバ
(2015.1.19)
[13-c]
4番仔
(4連産目)
ハーツクライ Bernstein Silver Deputy Theatrical
5 キタノコマンドール
(2015.2.12)
[9-f]
6番仔
(6連産目)
ディープインパクト キングカメハメハ ◆Nureyev ★Sharpen Up
6 ゴーフォザサミット
(2015.4.2)
[4-k]
10番仔?
(5連産目)
ハーツクライ Storm Cat Alleged Affirmed
7 コズミックフォース
(2015.2.14)
[4-g]
3番仔
(3連産目)
キングカメハメハ ネオユニヴァース Marquetry Medaille d’Or
8 ブラストワンピース
(2015.4.2)
[9-c]
初仔 ★ハービンジャー キングカメハメハ フジキセキ ★El Gran Senor
9 オウケンムーン
(2015.3.14)
[5-g]
6番仔
(不受胎後)
オウケンブルースリ エリシオ Storm Bird Arctic Tern
10 ステイフーリッシュ
(2015.2.22)
[5-g]
3番仔
(3連産目)
ステイゴールド キングカメハメハ Silver Hawk Chieftain
11 ジャンダルム
(2015.4.25)
[22-d]
7番仔? Kitten’s Joy サンデーサイレンス Danzig Icecapade
12 エポカドーロ
(2015.2.15)
[1-l]
5番仔
(不受胎後)
オルフェーヴル フォーティナイナー シェイディハイツ ◆Northern Dancer
13 グレイル
(2015.3.7)
[5-g]
5番仔
(5連産目)
ハーツクライ ロックオブジブラルタル Rainbow Quest Silver Hawk
14 エタリオウ
(2015.2.13)
[5-f]
2番仔?
(2連産目?)
ステイゴールド Cactus Ridge Broad Brush Private Account
15 ステルヴィオ
(2015.1.15)
[11-c ダンスタイム系]
3番仔
(不受胎後)
ロードカナロア ファルブラヴ サンデーサイレンス トウショウボーイ
16 ジェネラーレウーノ
(2015.1.27)
[2-f]
3番仔
(3連産目)
スクリーンヒーロー ★ロックオブジブラルタル Storm Cat Alydar
17 ワグネリアン
(2015.2.10)
[4-r]
4番仔
(4連産目)
ディープインパクト キングカメハメハ Broad Brush Valid Appeal
18 サンリヴァル
(2015.3.31)
[1-b フラストレート系]
3番仔
(3連産目)
ルーラーシップ アグネスタキオン サクラユタカオー ノーザンディクテイター

2015年生まれ世代の頂点を決める一戦、第85回東京優駿。

  1. エポカドーロ
  2. ダノンプレミアム
  3. サンリヴァル
  4. ジェネラーレウーノ
  5. ゴーフォザサミット
  6. ブラストワンピース

まったく難しく考えず。第78代皐月賞(GI)馬、無敗の2歳王者、皐月賞2着馬と3着馬、青葉賞(GII)勝ち馬、毎日杯(GIII)勝ち馬まで。

 

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。


過去10年の東京優駿(GI)連対馬の4代血統構成について(2018年版)

過去10年の東京優駿(GI)連対馬の4代血統構成について(2018年版)


馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
2
0
0
8
1 ディープスカイ
(2005.4.24)
[23-b]
4番仔
(不受胎後)
アグネスタキオン Chief’s Crown Key to the Mint Cornish Prince
2 スマイルジャック
(2005.3.8)
[15-a]
2番仔
(2連産目)
タニノギムレット サンデーサイレンス マルゼンスキー セントクレスピン
2
0
0
9
1 ロジユニヴァース
(2006.3.11)
[B3]
2番仔
(2連産目)
ネオユニヴァース Cape Cross ★Machiavellian Nureyev
2 リーチザクラウン
(2006.2.5)
[23-b]
4番仔
(3連産目)
スペシャルウィーク Seattle Slew Mr. Prospector Secretariat
2
0
1
0
1 エイシンフラッシュ
(2007.3.27)
[8-a]
3番仔
(3連産目)
King’s Best Platini Sure Blade Konigsstuhl
2 ローズキングダム
(2007.5.10)
[1-w]
3番仔
(3連産目)
キングカメハメハ サンデーサイレンス Shirley Heights Lyphard
2
0
1
1
1 オルフェーヴル
(2008.5.14)
[8-c]
5番仔
(5連産目)
ステイゴールド メジロマックイーン ノーザンテースト Lt. Stevens
2 ウインバリアシオン
(2008.4.10)
[19-c]
8番仔+
(3連産目)
ハーツクライ Storm Bird Time for a Change Dancing Count
2
0
1
2
1 ディープブリランテ
(2009.5.8)
[1-b]
4番仔+
(4連産目+)
ディープインパクト Loup Sauvage Akarad Miswaki
2 フェノーメノ
(2009.4.20)
[11-d]
5番仔+
(5連産目+)
ステイゴールド デインヒル Averof Major Portion
2
0
1
3
1 キズナ
(2010.3.5)
[13-a]
9番仔
(2年連続
不受胎後)
ディープインパクト Storm Cat Damascus Acropolis
2 エピファネイア
(2010.2.11)
[16-a]
3番仔
(不受胎後)
シンボリクリスエス スペシャルウィーク Sadler’s Wells ★Habitat
2
0
1
4
1 ワンアンドオンリー
(2011.2.23)
[A4]
3番仔
(3連産目)
ハーツクライ タイキシャトル Danzig Mr. Prospector
2 イスラボニータ
(2011.5.21)
[4-n]
2番仔+
(不受胎後)
フジキセキ Cozzene Crafty Prospector Far North
2
0
1
5
1 ドゥラメンテ
(2012.3.22)
[8-f パロクサイド系]
6番仔
(6連産目)
キングカメハメハ サンデーサイレンス トニービン ★ノーザンテースト
2 サトノラーゼン
(2012.3.13)
[13-c]
2番仔+
(2連産目+)
ディープインパクト Intikhab ★Caerleon Iron Duke
2
0
1
6
1 マカヒキ
(2013.1.28)
[1-m]
5番仔
(5連産目)
ディープインパクト フレンチデピュティ Rainbow Corner サザンヘイロー
2 サトノダイヤモンド
(2013.1.30)
[1-w]
初仔 ディープインパクト Orpen サザンヘイロー Logical
2
0
1
7
1 レイデオロ
(2014.2.5)
[2-f]
2番仔
(2連産目)
キングカメハメハ シンボリクリスエス Seeking the Gold Alzao
2 スワーヴリチャード
(2014.3.10)
[1-a]
5番仔
(5連産目)
ハーツクライ Unbridled’s Song General Meeting Riverman

*

果たして、今年2018年はどのような血統構成を持つ馬が勝利を収めるでしょうか。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。


第79回優駿牝馬(GI)の勝ち馬-アーモンドアイ(2015.3.10)-

アーモンドアイ 牝 鹿毛 2015.3.10生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(有)シルクレーシング 美浦・国枝栄厩舎

アーモンドアイ(2015.3.10)の4代血統表
ロードカナロア
鹿毛 2008.3.11
種付け時活性値:1.50
キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector 1970.1.28
Miesque 1984.3.14
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン 1983.5.9
Pilot Bird 1983.2.9
レディブラッサム
鹿毛 1996.3.4
Storm Cat
黒鹿毛 1983.2.27
Storm Bird 1978.4.19
Terlingua 1976.2.7
サラトガデュー
鹿毛 1989.4.3
Cormorant 1974.4.21
Super Luna 1982.4.5
フサイチパンドラ
栗毛 2003.2.27
仔受胎時活性値:0.75

サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
種付け時活性値:0.00
★Halo
黒鹿毛 1969.2.9
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ロッタレース
栗毛 1992.3.3
仔受胎時活性値:0.50
Nureyev
鹿毛 1977.5.2
種付け時活性値:1.50
Northern Dancer 1961.5.27
Special 1969.3.28
Sex Appeal
栗毛 1970.5.12
仔受胎時活性値:1.25
Buckpasser
鹿毛 1963.4.28
種付け時活性値:1.50
Best in Show
栗毛 1965.4.29
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:Nureyev5×3、Northern Dancer5×4>

アーモンドアイ(2015.3.10)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ロードカナロア
(Mr. Prospector系)
サンデーサイレンス
(Halo系)
◆Nureyev
(Northern Dancer系)
Buckpasser
(Tom Fool系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ロードカナロア 3.50 母がGI勝ち馬
(No. 8-f)
7番仔
(7連産目)

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2018年の第79回優駿牝馬(GI。東京芝2400m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 13 アーモンドアイ 牝3 55 C.ルメール 2:23.8    33.2 466
[+4]
国枝栄 1
2 1 リリーノーブル 牝3 55 川田将雅 2:24.1 2 33.9 496
[-2]
藤岡健一 4
3 2 ラッキーライラック 牝3 55 石橋脩 2:24.4 1 3/4 33.9 492
[+4]
松永幹夫 2
4 10 レッドサクヤ 牝3 55 福永祐一 2:24.7 1 3/4 33.9 466
[0]
藤原英昭 11
5 3 マウレア 牝3 55 武豊 2:24.8 1/2 34.0 438
[-2]
手塚貴久 6

2018年の第79回優駿牝馬。新美少女の牝馬2冠、成る。第78回桜花賞(GI)の後方一気とは異なり、道中6番手あたりからラッキーライラック(2015.4.3)をマークする形で進め、直線はやや内に切れ込みながら脚を伸ばし、最後はリリーノーブル(2015.3.15)に2馬身差を着けての完勝でした。桜花賞と同じ7枠13番からの発進、桜花賞と同じ上がり3ハロン33秒2の鋭脚を以てして、 アーモンドアイ。鞍上のクリストフ・ルメール騎手の39歳の誕生日に華を添えました。

ルメール騎手は昨年2017年の第78回のソウルスターリング(2014.2.13)に続く優駿牝馬連覇での2勝目、管理される国枝栄調教師は2010年の第71回のアパパネ(2007.4.20)以来の2勝目、馬主の(有)シルクレーシングは2000年の第61回のシルクプリマドンナ(1997.4.22)以来の2勝目。そして、生産のノーザンファームは、前身の社台ファーム早来時代も含めて、1982年の第43回のシャダイアイバー(1979.2.23)、1993年の第54回のベガ(1990.3.8)、1996年の第57回のエアグルーヴ(1993.4.6)、2005年の第66回のシーザリオ(2002.3.31)、2008年の第69回のトールポピー(2005.1.30)、2009年の第70回のブエナビスタ(2006.3.14)、2010年の第71回のアパパネ、2012年の第73回のジェンティルドンナ(2009.2.20)、2015年の第76回のミッキークイーン(2012.2.8)、2016年の第77回のシンハライト(2013.4.11)に続いて11勝目(!!)。いずれ違わぬ名牝たちの系譜、21世紀の新美少女アーモンドアイも加わることになりました。

今回の第79回優駿牝馬は、終わってみれば、直祖父にキングカメハメハを持ち、母方に0化されたサンデーサイレンスを持つ2頭のワンツーでした。アーモンドアイの父ロードカナロア、リリーノーブルの父ルーラーシップ(2007.5.15)共に、サンデーサイレンスを持たない馬です。現代のハーレムが求めている血が現れた結果でもあったのでしょうか。なお、出走17頭中5頭が0化されたサンデーサイレンスを持つ馬で、1頭だけがサンデーサイレンスを持たない馬でした。

桜花賞後にルメール騎手の口から「トリプルクラウン」が発せられたアーモンドアイ。牝馬2冠を達成して、牝馬3冠へのリーチが掛かりました。国枝厩舎の先輩であるアパパネに負けじと、史上5頭目のJRA牝馬3冠は成されますでしょうか。ひと夏を越えた後。さらに成長した新美少女の、速くそして強い姿、本当に楽しみにしています。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

#全くの余談。「リーチ」と書いて、久しぶりにアドマイヤボサツ(1990.5.15)と、そのお父さんであるリーチ(1982.3.2)を思い出しました。アドマイヤボサツが走っていた頃は全然意識しませんでしたが、近藤利一オーナー、リーチに感じ入るところがあったのでしょうか^^;