2018年03月一覧

カルティエ賞年度代表馬を辿る(其の拾伍)-Hurricane Run(2002.4.13)-

Hurricane Run 牡 鹿毛 2002.4.13生~2016.12.14没 愛国・Gestut Ammerland生産 馬主・Gestut Ammerland→Michael Tabor 仏国・Andre Fabre厩舎

Hurricane Run(2002.4.13)の4代血統表
Montjeu
鹿毛 1996.4.4
種付け時活性値:1.25
Sadler’s Wells
鹿毛 1981.4.11
Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
Nearctic 1954.2.11
Natalma 1957.3.26
Fairy Bridge
鹿毛 1975.5.4
Bold Reason 1968.4.8
Special 1969.3.28
Floripedes
鹿毛 1985.5.11
★Top Ville
鹿毛 1976.4.5
High Top 1969
Sega Ville 1968.5.1
Toute Cy
鹿毛 1979.5.4
★Tennyson 1970.3.22
Adele Toumignon 1971.4.16
Hold On
栗毛 1991
仔受胎時活性値:0.50

Surumu
栗毛 1974.2.26
種付け時活性値:0.00
★Literat
鹿毛 1965
Birkhahn 1945.3.14
Lis 1960
Surama
青毛 1970.3.6
Reliance 1962.4.11
Suncourt 1952
Hone
栗毛 1974
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
Sharpen Up
栗毛 1969.3.17
種付け時活性値:1.00
エタン 1961.3.14
Rocchetta 1961
Lucy
黒鹿毛 1966
仔受胎時活性値:1.75
Sheshoon
栗毛 1956
種付け時活性値:0.25
Laverock
鹿毛 1961
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:Native Dancer5×5>

Hurricane Run(2002.4.13)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Montjeu
(Sadler’s Wells系)
Surumu
(Birkhahn系)
Sharpen Up
(エタン系)
Sheshoon
(Hurry On系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Montjeu 5.25 or 3.25 半兄が独GIII勝ち馬
(No. 1-l)
6番仔?
(3連産目?)

*

2005年の第140回愛ダービー(GI。カラ芝12F)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 4 Hurricane Run 牡3 57.2 Kieren Fallon 2:29.40 A Fabre 1
2 7 Scorpion 牡3 57.2 Colm O’Donoghue 1/2 A P O’Brien 7
3 1 Shalapour 牡3 57.2 Fran Berry 4 John M Oxx 5
4 3 Brahminy Kite 牡3 57.2 Kevin Darley 4 Mark Johnston 8
5 2 Bahar Shumaal 牡3 57.2 Ted Durcan 2 Clive Brittain 6

*

2005年の第84回凱旋門賞(仏GI。ロンシャン芝2400m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 6 Hurricane Run 牡3 56 Kieren Fallon 2:27.40 A Fabre 2
2 4 Westerner 牡6 59.5 Olivier Peslier 2 E Lellouche 6
3 13 バゴ 牡4 59.5 Thierry Gillet 1 1/2 J E Pease 4
4 15 Shirocco 牡4 59.5 Stephane Pasquier 3/4 A Fabre 8
5 8 Motivator 牡3 56 Johnny Murtagh 短アタマ Michael Bell 1

*

2006年の第45回タタソールズ金杯(愛GI。カラ芝10F110y)の結果


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 1 Hurricane Run 牡4 57.2 Kieren Fallon 2:26.40 A Fabre 1
2 3 Alexander Goldrun 牝5 55.8 Kevin Manning 7 J S Bolger 2
3 2 Lord Admiral 牡5 57.2 Fran Berry 12 Charles O’Brien 3

*

2006年の第56回”キング・ジョージ”(英GI。アスコット芝12F)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 3 Hurricane Run 牡4 60.3 Christophe Soumillon 2:30.29 A Fabre 1
2 6 Electrocutionist 牡5 60.3 Frankie Dettori 1/2 Saeed bin Suroor 3
3 4 ハーツクライ 牡5 60.3 C.ルメール 1/2 橋口弘次郎 2
4 5 Enforcer 牡4 60.3 Martin Dwyer 1 3/4 William Muir 5
5 1 Maraahel 牡5 60.3 Richard Hills 1 1/2 Sir Michael Stoute 4

*

2005年のカルティエ賞年度代表馬、Hurricane Run。その父Montjeuの初年度産駒にして最優良産駒と言っても差し支えない活躍馬です。

そんなHurricane Run、日本版Wikipediaのハリケーンランの記事でも述べられていますが、3歳時のジョッケクルブ賞(仏GI)以降は、ジャパンカップ(GI)を除いて、父Montjeuの蹄跡を辿るかのようにして、レースに臨みました。父Montjeuと仔Hurricane Runのジョッケクルブ賞以降の出走歴を確認すると、、、

MontjeuとHurricane Runのジョッケクルブ賞以降の出走歴
No. レース名(格) 年齢 父Montjeuの成績 仔Hurricane Runの成績
1 ジョッケクルブ賞(仏GI) 3 1着 2着
2 愛ダービー(GI) 3 1着 1着
3 ニエル賞(仏GII) 3 1着 1着
4 凱旋門賞(仏GI) 3 1着 1着
5 ジャパンカップ(GI) 3 4着 不出走
6 タタソールズ金杯(愛GI) 4 1着 1着
7 サンクルー大賞(仏GI) 4 1着 2着
8 “キング・ジョージ”(英GI) 4 1着 1着
9 フォワ賞(仏GII) 4 1着 2着
10 凱旋門賞(仏GI) 4 4着 3着
(4位入線繰り上がり)
11 英チャンピオンS(GI) 4 2着 3着
12 ブリーダーズカップ・ターフ(米GI) 4 7着 6着
通算 12戦8勝、2着1回 11戦5勝、2着3回、3着2回

仔Hurricane Run、「生き物は親を超えていくもの」を果たすべく懸命に頑張りましたが、 父Montjeuの壁は厚く高かった。

しっかし、父Montjeuは、1999年のカルティエ賞年度代表馬に選ばれなかったのが不思議なくらいの3歳時の戦績ですね。それだけ、Daylami(1994.4.20)のコロネーションC(英GI)、第49回”キング・ジョージ”、愛チャンピオンS(GI)、第16回ブリーダーズカップ・ターフという3カ国におけるGI4勝が強烈だったことの証左です。

ともあれ、Hurricane Run。愛ダービー、凱旋門賞、タタソールズ金杯、そして”キング・ジョージ”と、10F以上の超一線級のGIレースを4勝しているのですから、やはり2000年代半ばを飾るに相応しい名馬でした。ディープインパクト(2002.3.25)と同じ2002年生まれ世代ということで、2006年の第85回凱旋門賞時は、強力なライバルの1頭と目されていました。Hurricane Run、着順の上では先着しましたが、4歳秋には、4歳夏までの勢いがありませんでした。願わくは、全盛期と目される時期に、東洋の同期生と相対して欲しかったものです。

*

では、Hurricane Runの代表産駒を示しておきます。以下、代表産駒と共に示すGレースのレース名および格付けは、いずれも施行当時のものです。

  1. Ectot(2011.2.8)
    →ジョーハーシュ・ターフクラシックS(米GI)、クリテリウム・アンテルナシオナル(仏GI)、ニエル賞、シェーヌ賞(仏GIII)、フォンテーヌブロー賞(仏GIII)
  2. Magic Hurricane(2010.3.12)
    →メトロポリタンH(豪GI)ほか
  3. First Cornerstone(2010.4.13)
    →愛フューチュリティS(GII)
  4. Hurricane Red(2010.3.10)
    →ストックホルム・ストラ賞(瑞GIII)2回、オスロC(諾GIII)ほか
  5. Wekeela(2012.2.19)
    →クロエ賞(仏GIII)、マッチメイカーS(米GIII)ほか
  6. Ballybacka Lady(2008.3.20)
    →愛1000ギニー・トライアルS(GIII)ほか
  7. Don’t Hurry Me(2008.3.8)
    →ペネロープ賞(仏GIII)
  8. Freedom(2008.2.12)
    →ダイヤモンドS(愛GIII)
  9. Future Generation(2008.2.7)
    →デズモンドS(愛GIII)
  10. Kreem(2008.3.24)
    →リス賞(仏GIII)
  11. Memphis Tennessee(2008.3.10)
    →オーモンドS(英GIII)ほか
  12. Vent de Force(2011.2.25)
    →ヘンリー2世S(英GIII))ほか

GI勝ちを収めた仔が2頭だけというのは若干寂しくもあります。代表産駒筆頭のEctotは、0の理論的にはHurricane Run満8歳時の0交配を受けており、世代継承の期待が掛かります。Ectotはカタールのアルシャカブレーシングにより購入され、現在は仏国のブクト牧場で繋養されています。

*

Hurricane Runは、残念ながら14歳時の2016年に死んでしまいました。Montjeuも16歳時の2012年に死んでしまいましたが、父の後を追うように、そんなに早く逝かなくてもいいのに……。

Hurricane Run、Montjeuと共に、空の上から子孫の走りを見守り続けてください。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。


中島国治氏関連馬(其の拾伍)-マルマツエース(1988.4.8)-

マルマツエース 牡 鹿毛 1988.4.8生 門別・幾千世牧場生産 馬主・松田敏雄氏 美浦・仲住芳雄厩舎→船橋・岡島茂厩舎

マルマツエース(1988.4.8)の4代血統表
ギヤロツプダイナ
鹿毛 1980.4.25
種付け時活性値:1.75

ノーザンテースト
栗毛 1971.3.15
Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
Nearctic 1954.2.11
Natalma 1957.3.26
Lady Victoria
黒鹿毛 1962.2.20
Victoria Park 1957.5.10
Lady Angela 1944 ♀
アスコツトラツプ
鹿毛 1976.6.10
★エルセンタウロ
黒鹿毛 1959.9.1
Sideral 1948
Planetaria 1953
デイープデイーン
鹿毛 1970.5.22
Bold Ruler 1954.4.6
High Bid 1956.3.10
トシシゲエース
栃栗毛 1979.3.28
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
バーバー
鹿毛 1965
種付け時活性値:1.25
Princely Gift
鹿毛 1951
Nasrullah 1940.3.2
Blue Gem 1943
Desert Girl
鹿毛 1950
Straight Deal 1940
Yashmak 1941
カネノミチ
栃栗毛 1970.5.28
仔受胎時活性値:2.00
セダン
鹿毛 1955.3.9
種付け時活性値:1.50
Prince Bio 1941
Staffa 1948
セイジユニ
黒鹿毛 1960.4.11
仔受胎時活性値:0.25
ゲイタイム
栗毛 1949
種付け時活性値:0.50
ミスセイジユ
黒鹿毛 1952.3.26
仔受胎時活性値:1.75

<5代血統表内のクロス:Nasrullah5×4、Nearco5×5、Lady Angela(♀)5×4(父方)>

マルマツエース(1988.4.8)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ギヤロツプダイナ
(Northern Dancer系)
バーバー
(Princely Gift系)
セダン
(Prince Bio系)
ゲイタイム
(Hyperion系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ギヤロツプダイナ 6.00 or 4.00 母がOP特別勝ち馬
(No. 17-a)
3番仔
(3連産目)

*

[マルマツエースの主な戦績]

  1. エプソムC(GIII)

通算20戦5勝、2着1回、3着3回。

*

1992年の第9回エプソムC(GIII)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 12 マルマツエース 牡4 56 安田富男 1:47.1    36.1 518
[-8]
仲住芳雄 1
2 9 ヒダカハヤト 牡5 53 大塚栄三郎 1:47.2 3/4 37.1 474
[0]
森安弘昭 12
3 6 トウショウヒューイ 牡4 54 柴田政人 1:47.2 アタマ 36.0 502
[-2]
奥平真治 3
4 8 ユーセイフェアリー 牝5 53 藤原英幸 1:47.3 1/2 35.9 418
[+6]
日迫良一 9
5 7 パリスハーリー 牡4 53 土肥幸広 1:47.4 クビ 36.4 458
[0]
加藤敬二 10

1992年の第9回エプソムC。その前走となった1992年の第42回安田記念(GI)においてヤマニンゼファー(1988.5.27)から小差の4着と頑張ったマルマツエース。1番人気に推されたハンデGIII、斤量56kgのトップハンデものかは、見事にファンの期待に応えました。

この第9回エプソムCの出走馬には中島国治氏の配合馬や縁故馬が見られ、1番人気1着のマルマツエース、2番人気9着のカミノスオード(1988.5.6)が配合馬。9番人気4着のユーセイフェアリー(1987.3.23)の母タイシンリリィ(1981.5.27)は、中島氏が名付け親だったそうです(参考WEB)。ユーセイフェアリーは、その父である第42回皐月賞(現GI)の勝ち馬アズマハンター(1979.2.11)がマルマツエースと同じ仲住芳雄厩舎の所属馬であり、第53回皐月賞の勝ち馬ナリタタイシン(1990.6.10)の半姉としても知られています。また、完全に推測の域を出ませんが、8番人気7着のピュウターオール(1986.3.28)も「父ピュウターグレイ×母エビスオール」の組み合わせと高木嘉夫調教師の管理馬であったことから、中島氏の関与馬でないかと。ついで述べれば、12番人気2着のヒダカハヤト(1987.4.29)は、その父キヨヒダカ(1978.2.23)が満8歳時交配のミニモの遺伝を受けた、0の理論的良馬です。

なお、ヤマニンゼファーが制した第42回安田記念は、カミノクレッセ(1987.5.30)が2着、マルマツエースが上述のとおり4着、トモエリージェント(1988.4.3)が「逃げ潰れ(^_^;)」と、中島氏の配合馬が3頭出走していました。なんだ言いながら、1992年当時は中島氏の配合馬が重賞で活躍していたのです。

#余談。ユーセイフェアリーは「競馬最強の法則」誌、1999年9月号、P27のナリタタイシンの項において「ちなみに、牝馬は私が配合した」と中島氏が述べられています。「牝馬」って……。ユーセイフェアリーなのか、それとも母のタイシンリリィなのか。あるいは2頭共になのか。

*

マルマツエースを管理された仲住調教師は、中島氏と懇意にされていたようで、調教師としての代表的活躍馬は、いずれも0の理論的良馬。簡単にまとめておきますと、、、

仲住芳雄調教師の管理されたGI級レース勝ち馬の4代血統構成について
馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
GI アイフル
(1971.4.16)
[11-c クレイグダーロツチ系]
初仔? セダン リンボー ヒンドスタン ハクリユウ
GI テスコガビー
(1972.4.14)
[1-o キーンドラー系]
2番仔?
(2連産目?)
★テスコボーイ モンタヴァル ライジングフレーム 月友
GI ミナガワマンナ
(1978.5.15)
[1-b フラストレート系]
3番仔?
(3連産目?)
シンザン ヴイミー ソロナウエー クモハタ
GI アズマハンター
(1979.2.11)
[12-g]
3番仔?
(2連産目?)
ダストコマンダー Quadrangle Abernant Denturius

第74回天皇賞・秋(現GI)を制したアイフルを生産された佐藤三郎氏は、ジャーマン・シェパード・ドッグの名ブリーダーでもあったそうな。母父に異系であるMan o’ War(1917.3.29)系のリンボー(1949.4.23)を配する組み合わせは、シェパード作りと同じ理論をテストされたそうです。

「テンよし、中よし、終いよし」の青き女王テスコガビー。大種牡馬テスコボーイ(1963)が満8歳時の0交配を受けたテスコガビーは、第35回桜花賞(現GI)を大差でレースレコード勝ち、第36回優駿牝馬(現GI)を8馬身差勝ち。テスコガビーの血を後世に残せなかったのは、日本競馬界にとって、大きな痛手でした。

シンザン(1961.4.2)に種牡馬として初のクラシックの栄冠を贈った第42回菊花賞(現GI)の勝ち馬ミナガワマンナ。第42回菊花賞は、21頭立て14番人気を跳ね返しての4馬身差圧勝でした。1982年、1983年のアルゼンチン共和国杯(現GII)は、2回共アンバーシャダイ(1977.3.10)を2着に下して連覇。そしてまた1984年のジューンS(OP)は、中島氏の配合馬であるアバンティー(1979.6.15)を負かしての有終の美でした。

千葉県の東牧場(現・出羽牧場)のオーナーブリード馬だったアズマハンター。若き日の合田直弘さんが千葉新田牧場でアルバイトをされていた時、ダストコマンダー(1967.2.8)の種付けをして生まれた、東牧場の筋骨隆々の若駒に驚嘆されたというお話を、遠い昔の別冊宝島で読んだ記憶があります。その馬体から受けるイメージや、母ハンティングボックス(1970.3.27)にちなんで、「アズマボクサーという名前になればいいなぁ」と思われていたそうです。

*

中島国治氏関連馬の4代血統構成について
馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
GI クライムカイザー
(1973.5.22)
[7]
初仔
(産駒なし後)
ヴエンチア シーフユリユー Premonition Big Game
GI カツラノハイセイコ
(1976.5.13)
[3-l フロリースカツプ系]
初仔 ハイセイコー ジヤヴリン タカクラヤマ トビサクラ
GI ハワイアンイメージ
(1977.5.22)
[14-f]
3番仔
(2連産目)
フアーザーズイメージ カウアイキング Ossian ライジングライト
GI トロットサンダー
(1989.5.10)

[1-b フラストレート系]
14番仔
(不受胎後)
ダイナコスモス テスコボーイ リンボー アスフオード
GI ネーハイシーザー
(1990.4.27)
[6-a エスサーデイー系]
6番仔
(5連産目)
★サクラトウコウ ★テスコボーイ パーソロン ハタカゼ
GI エスポワールシチー
(2005.4.22)
[4-m チツプトツプ系]
初仔 ゴールドアリュール ブライアンズタイム ブレイヴエストローマン トラフイツク
GII シーバードパーク
(1976.4.3)
[6-e]
2番仔
(前年産駒なし後)
シルバーシヤーク Sea-Bird ★Mossborough Abernant
GII カミノスミレ
(1978.4.30)
[8-c]
3番仔
(3連産目)
★インデイアナ フエリオール Dante Hyperion
GII ダイセキテイ
(1979.4.1)
[1-b セレタ系]
3番仔
(前年産駒なし後)
ハードツービート レベルコ バルビエリ クリノハナ
GII ミスタールマン
(1981.4.23)
[20]
3番仔
(2連産目)
インターメゾ ★Northern Dancer King of the Tudors Count Fleet
GII カミノクレッセ
(1987.5.30)
[11-e トートレル系]
3番仔
(3連産目)
アンバーシヤダイ コインドシルバー ボウプリンス シマタカ
GIII ウインザーノット
(1980.3.3)
[7-c]
3番仔+
(前年産駒なし後)
パーソロン Bald Eagle Princequillo Devil Diver
GIII アップセッター
(1980.3.3)
[20]
2番仔
(3年連続産駒なし後)
ダンデイルート ★Northern Dancer King of the Tudors Count Fleet
GIII トモエリージェント
(1988.4.3)
[2-r カナデアンガール系]
5番仔
(2連産目)
カジユン ダイハード ★ソロナウエー トサミドリ
GIII マルマツエース
(1988.4.8)
[17-a]
3番仔
(3連産目)
ギヤロツプダイナ バーバー セダン ゲイタイム

と、辿って参りました中島国治氏関連馬。今回のマルマツエースの記事を以て、ひとまず、終了といたします。有り難うございました。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。


第48回高松宮記念(GI)の勝ち馬

ファインニードル 牡 鹿毛 2013.4.26生 日高・ダーレー・ジャパン・ファーム(有)生産 馬主・ゴドルフィン 栗東・高橋義忠厩舎

ファインニードル(2013.4.26)の4代血統表
アドマイヤムーン
鹿毛 2003.2.23
種付け時活性値:0.25
エンドスウィープ
鹿毛 1991.5.31
フォーティナイナー
栗毛 1985.5.11
Mr. Prospector 1970.1.28
File 1976.4.30
Broom Dance
鹿毛 1979.4.10
Dance Spell 1973.3.29
Witching Hour 1960.3.31
マイケイティーズ
黒鹿毛 1998.5.18
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ケイティーズファースト
鹿毛 1987.3.6
▲Kris 1976.3.23
Katies 1981.4.22
ニードルクラフト
栗毛 2002.4.23
仔受胎時活性値:0.50

Mark of Esteem
鹿毛 1993.3.26
種付け時活性値:0.00
Darshaan
黒鹿毛 1981.4.18
Shirley Heights 1975.3.1
Delsy 1972.3.20
Homage
鹿毛 1989.4.4
Ajdal 1984.4.2
Home Love 1976.3.12
Sharp Point
栗毛 1992.3.24
仔受胎時活性値:0.25
ロイヤルアカデミーII
鹿毛 1987.2.21
種付け時活性値:1.00
Nijinsky 1967.2.21
Crimson Saint 1969.3.15
Nice Point
栗毛 1979.3.14
仔受胎時活性値:1.00
Sharpen Up
栗毛 1969.3.17
種付け時活性値:0.25
Alpine Niece
鹿毛 1972
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:Sharpen Up5×4、Northern Dancer5×5×5>

ファインニードル(2013.4.26)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
アドマイヤムーン
(Mr. Prospector系)
★Mark of Esteem
(Mill Reef系)
ロイヤルアカデミーII
(Nijinsky系)
◆Sharpen Up
(エタン系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ロイヤルアカデミーII 3.25 母が欧州GIII2勝
(No. 10-c)
7番仔+
(7連産目+)

*

第48回高松宮記念(GI。中京芝1200m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 9 ファインニードル 牡5 57 川田将雅 1:08.5    34.5 480
[-8]
高橋義忠 2
2 8 レッツゴードンキ 牝6 55 岩田康誠 1:08.5 ハナ 34.6 500
[+8]
梅田智之 3
3 7 ナックビーナス 牝5 55 三浦皇成 1:08.6 1/2 34.7 522
[-4]
杉浦宏昭 10
4 11 ダンスディレクター 牡8 57 武豊 1:08.7 1/2 34.3 442
[-2]
笹田和秀 4
5 3 ブリザード せん7 57 K.ティータン 1:08.7 クビ 34.9 502
[-8]
P.イウ 6

2018年の第48回高松宮記念。後方からの強襲を狙った1番人気のレッドファルクス(2011.4.12)は差し届かず。勝負は先行7番手あたりの位置にいた2頭の勝負。先に抜け出した内の第75代桜花賞(GI)馬レッツゴードンキ(2012.4.6)、追い掛けた外のファインニードル。決勝点、ほんの僅か、ほんの僅か先んじたのは外のファインニードル。オーナーの名義が「ゴドルフィン」に変更されてから初めて挑んだJRAGI、ロイヤルブルー、、、と言いたいところですが「青、袖水色一本輪」の勝負服が緑のターフに映えて、ファインニードル。細針が刺しきりならぬ差し切りで、JRA馬主としてのゴドルフィンと、高橋義忠調教師にGI初勝利をプレゼントしました。ファインニードルをエスコートされた川田将雅騎手もサスガの騎乗でした。そしてまた、種牡馬アドマイヤムーンにとっては、昨年2017年の第47回を制したセイウンコウセイ(2013.3.8)に続いて、産駒による連覇となりました。桶狭間の電撃の6ハロン戦、それぞれにおめでとうございました。

*

さて、ファインニードルの最優性先祖である祖母父ロイヤルアカデミーIIは、現役時代に4勝を挙げ、その主な勝ち鞍に第7回ブリーダーズカップ・マイル(米GI)、第110回ジュライC(英GI)、テトラークS(愛GIII)があります。第7回ブリーダーズカップ・マイルは、レスター・ピゴット騎手が騎手復帰後およそ10日にして勝利を収めたことで知られていますね。

ファインニードルの高松宮記念勝ちを見るようですが、測ったようにして差し切ったあたり、サスガに英ダービー(GI)9勝の名手。鞍上に応えた鞍下もお見事。そんなロイヤルアカデミーIIの種牡馬としての代表産駒を示しておきます。以下、代表産駒と共に示すGレースのレース名および格付けは、いずれも施行当時のものです。

  1. Oscar Schindler(1992.2.4)
    →愛セントレジャー(GI)2回ほか
  2. Ali-Royal(1993.2.9)
    →サセックスS(英GI)ほか
  3. Sleepytime(1994.2.20)
    →英1000ギニー(GI)
  4. Carmine Lake(1994.2.9)
    →アベイ・ド・ロンシャン賞(仏GI)ほか
  5. Zalaiyka(1995.4.13)
    →仏1000ギニー(GI)ほか
  6. Kenwood Melody(1995.11.8)
    →コーフィールドギニー(豪GI)
  7. Val Royal(1996.4.7)
    →ブリーダーズカップ・マイルほか
  8. Lavery(1996.3.14)
    →愛フェニックスS(GI)
  9. Bel Esprit(1999.8.29)
    →ドゥームベン10000(豪GI)、ブルーダイヤモンドS(豪GI)ほか。25戦25勝の世界的名牝Black Caviar(2006.8.18)の父としても知られています
  10. Bullish Luck(1999.4.3)
    →安田記念(GI)ほか
  11. Express Way(2002.9.16)
    →ケープギニー(南阿GI)
  12. Eyeofthetiger(2002)
    →ダーバンジュライ(南阿GI)
  13. Serious Speed(2004.9.25)
    →MRC1000ギニー(豪GI)ほか
  14. Ato(2007)
    →クリスフライヤー国際スプリント(星GI)
  15. ロイヤルスズカ(1993.5.13)
    →スワンS(GII)ほか
  16. イルバチオ(1997.3.28)
    →アイビスサマーダッシュ(GIII)
  17. ダブルハピネス(1997.3.14)
    →武蔵野S(GIII)ほか

世界を股に掛けて活躍したロイヤルアカデミーII、ステークスウイナーとなった産駒は160頭を超えたという名種牡馬であり、これはサスガにStorm Cat(1983.2.27)の叔父というところでしょうか。

*

では、以下にファインニードルのごく簡単な近親牝系図を示しておきます。なお、近親牝系図内のレース名、格付けはいずれも施行当時のものです。

Sharp Point 1992.3.24 愛2勝
|ニードルクラフト 2002.4.23 4勝 クロエ賞(仏GIII) セルジオクマニ賞(伊III)ほか
||ファインニードル 2013.4.26 (本馬) 高松宮記念(GI) セントウルS(GII) シルクロードS(GIII)
|Mayfiel 2003.4.25 仏1勝
||Gallatin 2010.8.28 豪2勝 タロックS(豪GII)
|Fractional 2009.5.7 9勝 ドラール賞(仏GII) メシドール賞(仏GIII) ラクープドメゾンラフィット(仏GIII) クインシー賞(仏GIII)ほか

母が仏伊のグループレース勝ち馬、叔父が仏グループレース4勝、従兄に豪GII勝ち馬と、近いところに活躍馬が揃う、10号族c分枝系。ファインニードルが祖母からの分枝では初めてのGI勝ち馬となりました。

*

短距離戦線で新たな王者となったファインニードル。その鋭い切っ先、これからも速さと強さを見せ続けて欲しいものです。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。


2018年のクラシック候補生を確認する(其の拾陸)

ブラストワンピース 牡 鹿毛 2015.4.2生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(有)シルクレーシング 美浦・大竹正博厩舎

ブラストワンピース(2015.4.2)の4代血統表

ハービンジャー
鹿毛 2006.3.12
種付け時活性値:0.00
Dansili
黒鹿毛 1996.1.27
デインヒル
鹿毛 1986.3.26
★Danzig 1977.2.12
Razyana 1981.4.18
Hasili
鹿毛 1991.3.12
Kahyasi 1985.4.2
Kerali 1984.3.4
Penang Pearl
鹿毛 1996.3.11
Bering
栗毛 1983.3.20
Arctic Tern 1973
Beaune 1974.4.10
Guapa
鹿毛 1988.5.4
Shareef Dancer 1980.3.3
Sauceboat 1972
ツルマルワンピース
鹿毛 2008.3.5
仔受胎時活性値:1.50
キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
種付け時活性値:1.50
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector 1970.1.28
Miesque 1984.3.14
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン 1983.5.9
Pilot Bird 1983.2.9
ツルマルグラマー
鹿毛 1999.3.13
仔受胎時活性値:2.00
フジキセキ
青鹿毛 1992.4.15
種付け時活性値:1.50
サンデーサイレンス 1986.3.25
ミルレーサー 1983.5.20
エラティス
栗毛 1990.2.13
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
★El Gran Senor
鹿毛 1981.4.21
種付け時活性値:0.00
Summer Review
栗毛 1979.2.1
仔受胎時活性値:0.50

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×5×5>

ブラストワンピース(2015.4.2)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
★ハービンジャー
(Danzig系)
キングカメハメハ
(Mr. Prospector系)
フジキセキ
(Halo系)
★El Gran Senor
(Northern Dancer系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
キングカメハメハ
(Sex Appeal)
6.00 or 4.00 大叔父アルナスライン
(No. 9-c)
初仔

2018年の第65回毎日杯(GIII)。終わってみれば「ファンは良く知っている」。1番人気のブラストワンピース、2番人気のギベオン(2015.2.20)、3番人気のインディチャンプ(2015.2.1)という戦前まで2戦2勝だった馬たちによる、人気通りの決着。1枠1番からのスタート、内ラチ沿いをピッタリとロスなく走り、最後の直線もラチに接触しながらも、しっかりと抜け出しました。ブラストワンピース、3戦3勝、無敗のまま、このまま第85回東京優駿(GI)に直行するということ。別路線からの挑戦者として、表街道を走る馬たちとの対峙が楽しみですね。なお、ブラストワンピースの馬名意味は「突風+母名の一部」とのこと。馬名からは、思わず女馬かと思ってしまいましたが、ワンピースと言えば、麦わらの一味を想起される方もいらっしゃるでしょう。

大回りの阪神芝1800mになってからの毎日杯において、1分46秒5以内の勝ち時計だった馬は、今回のブラストワンピースを含めて4頭。先達と共に確認すると、、、

  1. ディープスカイ(2005.4.24)
    →レースレコードの1分46秒0で勝利。後にNHKマイルカップ(GI)、東京優駿、神戸新聞杯(GII)に勝利
  2. キズナ(2010.3.5)
    →レース史上2位の1分46秒2で勝利。後に京都新聞杯(GII)、東京優駿、ニエル賞(仏GII)、大阪杯(当時GII、現GI)に勝利
  3. アルアイン(2014.5.1)
    →レース史上3位の1分46秒5で勝利。後に皐月賞(GI)に勝利
  4. ブラストワンピース(2015.4.2)
    →本稿の主役。レース史上3位タイの1分46秒5で勝利

昨年2017年にアルアインが毎日杯を制した際の記事の焼き直しですが、紛れが少ないコースで強く速い勝ち方をした馬は「その後」も要注目ということですね。

さて、ブラストワンピースの最優性先祖である母父キングカメハメハは現役時代に7勝を挙げ、その主な勝ち鞍に東京優駿、NHKマイルC、神戸新聞杯、毎日杯があります。マツクニ先生が求められた、マイルとクラシックディスタンスのデュアルGI勝ちを共にレースレコードで果たした「新世紀の大王」、その種牡馬成績も目覚ましく、

  1. ドゥラメンテ(2012.3.22)
    →東京優駿、皐月賞、中山記念(GII)ほか
  2. レイデオロ(2014.2.5)
    →東京優駿、ホープフルS(当時GII、現GI)、神戸新聞杯ほか
  3. アパパネ(2007.4.20)
    →優駿牝馬(GI)、桜花賞(GI)、秋華賞(GI)、ヴィクトリアマイル(GI)、阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)ほか
  4. ローズキングダム(2007.5.10)
    →ジャパンカップ(GI)、朝日杯フューチュリティS(GI)、京都大賞典(GII)、神戸新聞杯ほか
  5. ルーラーシップ(2007.5.15)
    →クイーンエリザベス二世C(香GI)、AJCC(GII)、日経新春杯(GII)、金鯱賞(GII)、鳴尾記念(GIII)ほか
  6. タイセイレジェンド(2007.3.26)
    →JBCスプリント(JpnI)、東京盃(JpnII)、クラスターC(JpnIII)ほか
  7. ロードカナロア(2008.3.11)
    →安田記念(GI)、スプリンターズS(GI)2回、高松宮記念(GI)、香港スプリント(GI)2回ほか
  8. ベルシャザール(2008.4.25)
    →ジャパンカップダート(GI)、武蔵野S(GIII)ほか
  9. ホッコータルマエ(2009.5.26)
    →チャンピオンズC(GI)、東京大賞典(GI)2回、帝王賞(JpnI)2回、JBCクラシック(JpnI)、川崎記念(JpnI)3回、かしわ記念(JpnI)ほか
  10. ハタノヴァンクール(2009.5.16)
    →ジャパンダートダービー(JpnI)、川崎記念、ブリーダーズGC(JpnII)ほか
  11. ラブリーデイ(2010.1.30)
    →天皇賞・秋(GI)、宝塚記念(GI)、京都大賞典、京都記念(GII)、中山金杯(GIII)、鳴尾記念ほか
  12. レッツゴードンキ(2012.4.6)
    →桜花賞、京都牝馬S(GIII)ほか
  13. リオンディーズ(2013.1.29)
    →朝日杯フューチュリティSほか

等を始めとして、多くの活躍馬を送り込んでいるトップサイアーの一角。近年は祖父の代での活躍も目立ち始め、ルーラーシップ、ロードカナロアという直仔も種牡馬として成功しつつあります。ブルードメアサイアーとしては、モズカッチャン(2014.2.27)、デニムアンドルビー(2010.1.31)、タガノトネール(2010.5.12)、タガノエスプレッソ(2012.2.12)、ライジングリーズン(2014.2.27)ワグネリアン(2015.2.10)、そしてブラストワンピースと、既に重賞勝ち馬をバンバン送り込んでいます。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。


第143回ニュージーランドダービー(GI)の勝ち馬

Vin de Dance せん 鹿毛 2014.9.13生 新国・Explosive Breeding Ltd生産 馬主・OTI Racing (Mgr: T Henderson), L Muollo & Kilted Taniwha Syndicate 新国・Murray Baker & Andrew Forsman厩舎

Vin de Dance(2014.9.13)の4代血統表
ロックドゥカンブ(NZ)
青鹿毛 2004.9.29
種付け時活性値:0.25

Red Ransom
鹿毛 1987.3.31
Roberto
鹿毛 1969.3.16
Hail to Reason 1958.4.18
Bramalea 1959.4.12
アラビアII
鹿毛 1977.5.6
Damascus 1964.4.14
Christmas Wind 1967.5.3
Fairy Lights
鹿毛 1995.4.11
Fairy King
鹿毛 1982.3.4
Northern Dancer 1961.5.27
Fairy Bridge 1975.5.4
Gay Fantastic
鹿毛 1983.3.5
Ela-Mana-Mou 1976.2.28
Gaily 1971
Explosive Dancer(NZ)
栗毛 2005.8.28
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
San Luis(AUS)
鹿毛 1998.9.22
種付け時活性値:1.50
Flying Spur
鹿毛 1992.11.4
デインヒル 1986.3.26
Rolls 1984.4.22
Star Style Girl
鹿毛 1981.10.17
Without Fear 1967
Clystalla 1969.3.19
Explosive(NZ)
鹿毛 1998.9.19
仔受胎時活性値:1.50
Exploding Prospect(USA)
鹿毛 1986.3.11
種付け時活性値:0.875
Miswaki 1978.2.22
Seasons Past 1980.3.6
Tina’s Spirit(AUS)
鹿毛 1984.10.15
仔受胎時活性値:1.25
Beau Ghost(AUS)
芦毛 1970.9.1
種付け時活性値:1.25
Gold Tranche(AUS)
鹿毛 1972
仔受胎時活性値:0.75

<5代血統表内のクロス:Nearctic5×5、Mr. Prospector5×5>

Vin de Dance(2014.9.13)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ロックドゥカンブ
(Roberto系)
San Luis
(Danzig系)
Exploding Prospect
(Mr. Prospector系)
Beau Ghost
(The Boss系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
San Luis
(Pia Star)
5.50 or 3.50 大伯父に新GIII勝ち馬
(No. 8-d)
3番仔
(流産後)

*

2018年の第143回ニュージーランドダービー(GI。エラズリー芝2400m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 13 Vin De Dance(NZ) せん3 56.5 Jason Waddell 2:28.44 Murray Baker & Andrew Forsman 5
2 2 Mongolianconqueror(NZ) せん3 56.5 Michael McNab ハナ Stephen Autridge & Jamie Richards 6
3 7 Danzdanzdance(AUS) 牝3 54.5 Matthew Cameron 1 1/2 Donna Logan & Chris Gibbs 1
4 8 The Mayor(NZ) せん3 56.5 Rory Hutchings ハナ Lance O’Sullivan & Andrew Scott 7
5 17 Endowment(NZ) せん3 56.5 Alysha Collett 短クビ Donna Logan & Chris Gibbs 11

2018年の第143回ニュージーランドダービー。先行3、4番手あたりから進めた5番人気のVin De Danceとジェイソン・ワデル騎手、直線で抜け出すと我慢強く脚を伸ばし、差して来た6番人気のMongolianconqueror(2014.9.13)とマイケル・マクナブ騎手との鍔競り合いを制し、決勝点では「ハナ」だけ先んじていました。第143回ニュージーランドダービーは、2014年9月13日生まれの2頭のせん馬のワンツーフィニッシュ。そんな2頭から1と2分の1馬身差の3着が、1番人気に推された紅一点Danzdanzdance(2014.9.8)とマシュー・キャメロン騎手。思わず、よく似た名前のダンスダンスダンス(1988.4.3)が、やはり紅一点で走った1991年の第51回皐月賞(GI)でトウカイテイオー(1988.4.20)の5着に頑張ったことを思い出しました。また、新国で奮闘されている田中正一騎手騎乗のHe’s A Freak(2014.11.6)は8番人気だったものの、残念ながら、最後方での入線でした。なお、第143回ニュージーランドダービーは18頭立てで行われましたが、せん馬14頭、牡馬3頭、牝馬1頭の内訳でした。そりゃ、上位5頭の性齢も「せん3」が居並ぶ訳です^_^;

Vin De Danceの父ロックドゥカンブ。南半球産馬ながら2007年の新馬戦、500万下、ラジオNIKKEI賞(JpnIII)、セントライト記念(JpnII)とデビューから4連勝を果たし、第68回菊花賞(JpnI)3着、第52回有馬記念(GI)4着と素養の高さを見せた「未完の大器」。種牡馬として、母国でクラシックホースを送り込んだのですから、やはり「大器」だったのです。美しい青鹿毛で、首差したくましく懸命に走る姿。私にとっては、2007年から2008年当時の競走馬の中では、最も好きな走法を見せてくれた馬、ロックドゥカンブ。これからも種牡馬として、活躍馬をどんどん送り込んで欲しいものです。

Vin De Dance、この後は恐らく第157回オーストラリアンダービー(GI)に向かうのでしょう。父ロックドゥカンブの名を更に高めてくれることを、遠く、北半球から祈っています。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

<参考WEB>