2017年07月一覧

カルティエ賞年度代表馬を辿る(其の漆)-パントレセレブル(1994.3.17)-

パントレセレブル 牡 栗毛 1994.3.17生 米国・Allez France Stables生産 馬主・Daniel Wildenstein 仏国・Andre Fabre厩舎

パントレセレブル(1994.3.17)の4代血統表

Nureyev
鹿毛 1977.5.2
種付け時活性値:0.00
Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
Nearctic
黒鹿毛 1954.2.11
Nearco 1935.1.24
Lady Angela 1944
Natalma
鹿毛 1957.3.26
Native Dancer 1950.3.27
Almahmoud 1947.5.18
Special
鹿毛 1969.3.28
Forli
栗毛 1963.8.10
Aristophanes 1948
Trevisa 1951
Thong
鹿毛 1964.4.23
Nantallah 1953.3.5
Rough Shod 1944
Peinture Bleue
栗毛 1987.4.7
仔受胎時活性値:1.50
Alydar
栗毛 1975.3.23
種付け時活性値:0.75
Raise a Native
栗毛 1961.4.18
Native Dancer 1950.3.27
Raise You 1946
Sweet Tooth
鹿毛 1965.4.17
★On-and-On 1956.4.24
Plum Cake 1958.4.11
Petroleuse
鹿毛 1978.5.13
仔受胎時活性値:2.00
Habitat
鹿毛 1966.5.4
種付け時活性値:0.75
Sir Gaylord 1959.2.12
Little Hut 1952
Plencia
栗毛 1968.1.12
仔受胎時活性値:0.25
Le Haar
栗毛 1954.4.11
種付け時活性値:1.25
Petite Saguenay
栗毛 1961.1.26
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:Native Dancer4×4、Hyperion5×5(父方)、Nasrullah5×5>

パントレセレブル(1994.3.17)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
★Nureyev
(Northern Dancer系)
Alydar
(Raise a Native系)
Habitat
(Sir Gaylord系)
Le Haar
(Blandford系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Le Haar
(Vieux Manoir)
5.25 母が米GII勝ち馬
(No. 9)
2番仔
(2連産目)

*

第157回ジョッケクルブ賞(仏GI。シャンティイ芝2400m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 2 パントレセレブル 牡3 58 Olivier Peslier 2:29.60 A Fabre 1
2 13 Oscar 牡3 58 S Guillot 2 P Bary 4
3 9 アスタラバド 牡3 58 Gerald Mosse 1/2 A De Royer-Dupre 6
4 1 Fragrant Mix 牡3 58 Thierry Jarnet 4 A Fabre 3
5 11 Ithaki 牡3 58 C Asmussen 5 J E Pease 10

*

1997年のパリ大賞(仏GI。ロンシャン芝2000m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 3 パントレセレブル 牡3 58 Olivier Peslier 2:08.40 A Fabre 1
2 7 Ithaki 牡3 58 C Asmussen 2 J E Pease 5
3 4 Shaka 牡3 58 J-R Dubosc 1 J-C Rouget 2
4 1 Alekos 牡3 58 Dominique Boeuf 5 C Laffon-Parias 6
5 5 Royal Amaretto 牡3 58 Michael Tebbutt 2 1/2 Brian Meehan 4

*

第76回凱旋門賞(仏GI。ロンシャン芝2400m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 2 パントレセレブル 牡3 56 Olivier Peslier 2:24.60 A Fabre 1
2 15 ピルサドスキー 牡5 59.5 Mick Kinane 5 Sir Michael Stoute 3
3 1 ボルジア 牝3 54.5 Kieren Fallon 2 1/2 B Schutz 8
4 12 オスカーシンドラー 牡5 59.5 C Asmussen 短アタマ Kevin Prendergast 6
5 11 Predappio 牡4 59.5 John Reid 短アタマ Saeed bin Suroor 4

*

「1990年代の欧州最強馬を選べ」と問われたならば、「ラムタラかパントレセレブルか」と声を挙げたくなります。特に↑で最後に示した第76回凱旋門賞における、ピルサドスキー(1992.4.23)を5馬身差でちぎり、2分24秒6のレースレコードで駆けた一戦が強烈。薄水色の帽子に真っ青の勝負服を乗せた栗毛の流星、抜け出す時のなんという脚の速さよ。それは、オリビエ・ペリエ騎手をして、最良のパートナーとして名前を挙げられるだけはあります。

さて、そんなパントレセレブルの代表産駒には

  1. Pride(2000.4.20)
    →英チャンピオンS(GI)、サンクルー大賞(仏GI)、香港カップ(GI)、コリーダ賞(仏GII)、コンセイユドパリ賞(仏GII)、ジャンロマネ賞(仏GII)、フォワ賞(仏GII)、アレフランス賞(仏GIII)ほか
  2. Dai Jin(2000.2.4)
    →独ダービー(独GI)、クレディスイスポカル(現バイエルン大賞、独GI)、ウニオンレネン(独GII)
  3. Mr Sandgroper(2000.10.18)
    →WATCダービー(当時豪GI、現豪GII)ほか
  4. Mr Celebrity(2000.9.30)
    →ジョージメインS(豪GI)ほか
  5. Vallee Enchantee(2000.3.27)
    →香港ヴァーズ(GI)、コンセイユドパリ賞、ポモーヌ賞(仏GII)ほか
  6. Castledale(2001.4.14)
    →サンタアニタダービー(米GI)、シューメーカーマイルS(米GI)、サンフランシスコBCマイルH(米GII)、ジェネラスS(米GIII)
  7. Bentley Biscuit(2001.10.29)
    →TJスミスS(豪GI)、オールエイジドS(豪GI)、BTCカップ(豪GI)、ザショーツ(豪GIII)ほか
  8. Pearl of Love(2001.1.22)
    →伊グランクリテリウム(当時GI、現GII)、愛フューチュリティS(GII)ほか
  9. Sudan(2003.1.23)
    →ミラノ大賞(伊GI)、ゴールデンゲートフィールズターフS(米GIII)ほか
  10. Belle Et Celebre(2005.2.20)
    →サンタラリ賞(仏GI)
  11. Byword(2006.2.13)
    →プリンスオブウェールズS(英GI)、ドラール賞(仏GII)、ミュゲ賞(仏GII)、シュマンドフェルデュノール賞(現ベルトランデュブルイユ賞、仏GIII)ほか

というところがいます。初年度産駒に5頭、2年度産駒に3頭と多くのGI勝ち馬を送り込んでいるのですから、種牡馬としての発馬は良かったのです。ただ、祖父Northern Dancer、父Nureyevに似てしまったのか、あるいは0の理論的には最優性先祖である曾祖母父Le Haarの直系先祖であるBlandford(1919.5.26)の系統に総じて見られる悪癖が出てしまったのか、受精率にやや難があったところで、思うようにいかなかったところもあったのではないでしょうか……。

ともあれ、↑のリストに挙げた産駒の中では、やはりPride。2002年のデビュー戦で武豊騎手を背にして3着だった彼女は、2006年の第85回凱旋門賞ではディープインパクト(2002.3.25)と武騎手に先着して2着、凱旋門賞から中1週で挑んだ英チャンピオンSでは3馬身差の圧勝、そして自身の引退レースとなった第20回香港カップではアドマイヤムーン(2003.2.23)と武騎手を抑えて有終の美を飾りました。Pride、その名のとおり、誇り高き矜持を見せたのでした。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。


中島国治氏関連馬(其の漆)-シーバードパーク(1976.4.3)+α-

シーバードパーク 牝 芦毛 1976.4.3生~1995.10.22没 新冠・明和牧場生産 馬主・ホースマン 美浦・本郷重彦厩舎

シーバードパーク(1976.4.3)の4代血統表
シルバーシヤーク
芦毛 1963
種付け時活性値:1.00
Buisson Ardent
栗毛 1953
Relic
青毛 1945
War Relic 1938
Bridal Colors 1931
Rose O’Lynn
鹿毛 1944
▲Pherozshah 1934
Rocklyn 1937
Palsaka
芦毛 1954
Palestine
芦毛 1947
Fair Trial 1932
Una 1930
Masaka
鹿毛 1945
Nearco 1935.1.24
Majideh 1939
パークナシラ
芦毛 1969.4.13
仔受胎時活性値:1.50
Sea-Bird
栗毛 1962.3.8
種付け時活性値:1.50
Dan Cupid
栗毛 1956
Native Dancer 1950.3.27
Vixenette 1944
Sicalade
鹿毛 1956
Sicambre 1948
Marmelade 1949
Mare Nostrum
芦毛 1964
仔受胎時活性値:1.00
★Mossborough
栗毛 1947
種付け時活性値:0.00
Nearco 1935.1.24
All Moonshine 1941
Mona
芦毛 1956
仔受胎時活性値:1.75
Abernant
芦毛 1946
種付け時活性値:0.25
Social Gulf
芦毛 1949
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:Nearco4×4、Pharos5×5×5>

シーバードパーク(1976.4.3)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
シルバーシヤーク
(Relic系)
Sea-Bird
(Native Dancer系)
★Mossborough
(Nearco系)
Abernant
(Hyperion系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Sea-Bird 5.75 実はLinamixと同牝系
(No. 6-e)
2番仔
(前年産駒なし後)

*

[シーバードパークの主な戦績]

  1. 阪神4歳牝馬特別(現フィリーズレビュー、GII)、京王杯スプリングH(現京王杯スプリングC、GII)、関屋記念(現GIII)、クイーンC(現GIII)
  2. 桜花賞(現GI)、スプリンターズS(現GI)2回、関屋記念
  3. 朝日杯3歳S(現朝日杯フューチュリティS、GI)、牝馬東京タイムズ杯(現府中牝馬S、GII)、クイーンS(現GIII)

通算26戦7勝、2着4回、3着4回。

*

重賞4勝を挙げ、1番人気を背負った第39回桜花賞も2着に頑張ったシーバードパーク。故・中島国治氏にとっては、ハワイアンイメージ(1977.5.22)と共に、明和牧場の血統配合を担当されていた時分の、特に思い出深い馬だったそうです。

こうした馬にはそれぞれに思い出があるが、特に思い出深い馬を2頭挙げればやはりハワイアンイメージとシーバードパークということになろうか。

この2頭には共通点があった。

それは両馬とも中央競馬の調教師に嫌われたことである。

-KKベストセラーズ、中島国治著「血とコンプレックス」、P325より引用-

シーバードパークは成長が遅かったそうで、見かけは良い馬ではなかったそうな。なかなか引き取り手が現れなかったシーバードパーク、明和牧場関係者の努力(一芝居?)が実り、なんとか、本郷重彦調教師(故人)に預かってもらえることになりました。

そうして、シーバードパーク。自身の地力で人間の評価を覆して行き、第39回桜花賞では1番人気に推される程に出世し、4つの重賞勝ちを収めるという活躍を見せたのでした。

また、私が競馬を見始めた頃にシーバードパークの産駒であるダイナミックバード(1990.5.23)が走っていたのも、懐かしい思い出です。シーバードパークが空胎後の5番仔であるダイナミックバード、全4勝を挙げ、中山記念(GII)3着と頑張りました。父ノーパスノーセール(1982.3.29)が早稲血統のイメージもありましたが、ダイナミックバード、準オープンで長く走っていた印象が残っています。

*

シーバードパークが桜花賞トライアルである阪神4歳牝馬特別で2着に負かしたのがホクセーミドリ(1976.3.24)。このホクセーミドリについても、中島氏に関わるエピソードがあります。

祖母のホクセーミドリは4勝馬で、ラジオたんぱ賞の勝馬、オークス3着の名牝である。同馬は昭和51年の春、高木師と日高をまわったときに出合った牝馬で、そのとき、生産者の村田氏は、売らないで使いたい、と言っていた。

私は、この馬の遺伝ならば重賞クラスになる、と高木師に進言した。そんな思い出のある牝馬である。その期待どおりの成績をあげている。

-KKベストセラーズ、「競馬最強の法則」、1998年4月号P33より引用-

時が下って第49回阪神3歳牝馬S(現阪神ジュベナイルフィリーズ、GI)の勝ち馬アインブライド(1995.4.14)の祖母となったホクセーミドリ。そんなホクセーミドリの4代血統も確認しておきます。

ホクセーミドリ 牝 黒鹿毛 1976.3.24生 新冠・村田光雄氏生産 馬主・村田光雄氏 美浦・高木嘉夫厩舎

ホクセーミドリ(1976.3.24)の4代血統表
ヴエンチア
黒鹿毛 1957
種付け時活性値:0.50
Relic
青毛 1945
War Relic
栗毛 1938
Man o’ War 1917.3.29
Friar’s Carse 1923
Bridal Colors
青毛 1931
Black Toney 1911
Vaila 1911
Rose O’Lynn
鹿毛 1944
▲Pherozshah
芦毛 1934
Pharos 1920.4.4
Mah Mahal 1928
Rocklyn
鹿毛 1937
Easton 1931
Rock Forrard 1925
フエアリーテイル
鹿毛 1961.5.21
仔受胎時活性値:1.50
Sicambre
黒鹿毛 1948
種付け時活性値:1.00
Prince Bio
鹿毛 1941
Prince Rose 1928
Biologie 1935
Sif
黒鹿毛 1936
Rialto 1923
Suavita 1928
Fee Royale
黒鹿毛 1947
仔受胎時活性値:1.25
Vatellor
鹿毛 1933
種付け時活性値:1.25
Vatout 1926
Lady Elinor 1919
Royale
黒鹿毛 1939
仔受胎時活性値:1.75
Admiral Drake
黒鹿毛 1931
種付け時活性値:1.75
Royal Mistress
黒鹿毛 1920
仔受胎時活性値:0.50

<5代血統表内のクロス:Teddy5×5(母方)>

ホクセーミドリ(1976.3.24)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ヴエンチア
(Relic系)
Sicambre
(Prince Bio系)
Vatellor
(Vatout系)
Admiral Drake
(Sundridge系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Admiral Drake
(Plucky Liege)
5.00 孫にアインブライド
(No. 4-j フエアリーテイル系)
10番仔?
(8連産目?)

シーバードパークの直祖父Buisson Ardentと、ホクセーミドリの父ヴエンチアは「父Relic×母Rose O’Lynn」の全兄弟。兄Buisson Ardentは仏2000ギニー(現GI)、ジャック・ル・マロワ賞(現仏GI)、ミドルパークS(現英GI)の勝ち馬、弟ヴエンチアはサセックスS(現英GI)、セントジェームズパレスS(現英GI)、ミドルパークSの勝ち馬という、兄弟ともに一流のマイラーでした。

また、「父ヴエンチア×母Sicambre系牝馬」という組み合わせは、中島氏の配合馬クライムカイザー(1973.5.22)と同じですね。中島氏が好まれたという「Matchem系×St. Simon系」のニックによる活躍馬が、ホクセーミドリであり、クライムカイザーでした。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。


年度代表馬の同期生を辿る(其の弐拾弐)-ナリタトップロード(1996.4.4)-

ナリタトップロード 牡 栗毛 1996.4.4生~2005.11.7没 門別・佐々木牧場生産 馬主・山路秀則氏 栗東・沖芳夫厩舎

ナリタトップロード(1996.4.4)の4代血統表
サツカーボーイ
栃栗毛 1985.4.28
種付け時活性値:0.50

デイクタス
栗毛 1967.4.11
Sanctus
黒鹿毛 1960.2.28
Fine Top 1949
Sanelta 1954
Doronic
栗毛 1960.3.25
Worden 1949
Dulzetta 1954.2.9
ダイナサツシユ
鹿毛 1979.3.16
ノーザンテースト
栗毛 1971.3.15
Northern Dancer 1961.5.27
Lady Victoria 1962.2.20
ロイヤルサツシユ
鹿毛 1966
Princely Gift 1951
Sash of Honour 1957
フローラルマジック
黒鹿毛 1985.4.20
仔受胎時活性値:0.50
Affirmed
栗毛 1975.2.21
種付け時活性値:0.25
▲Exclusive Native
栗毛 1965.4.17
Raise a Native 1961.4.18
Exclusive 1953.4.12
Won’t Tell You
鹿毛 1962
Crafty Admiral 1948
Scarlet Ribbon 1957.4.8
Rare Lady
黒鹿毛 1974.2.20
仔受胎時活性値:0.50
Never Bend
鹿毛 1960.3.15
種付け時活性値:1.25
Nasrullah 1940.3.2
Lalun 1952
Double Agent
黒鹿毛 1959.4.30
仔受胎時活性値:1.50
Double Jay
黒鹿毛 1944
種付け時活性値:1.50
Conniver
黒鹿毛 1944
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:Nasrullah5×4>

ナリタトップロード(1996.4.4)の中島理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
サツカーボーイ
(Fine Top系)
Affirmed
(Raise a Native系)
Never Bend
(Nasrullah系)
Double Jay
(Domino系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Double Jay 4.00 甥マツリダゴッホ
(No. 18)
6番仔
(6連産目)

*

第39回きさらぎ賞(GIII)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 5 ナリタトップロード 牡3 55 渡辺薫彦 1:49.1    35.5 484
[-2]
沖芳夫 2
2 10 エイシンキャメロン 牡3 57 武豊 1:49.1 クビ 35.5 464
[0]
坂口正則 1
3 3 ケイアイジョン 牡3 55 武幸四郎 1:49.5 2.1/2 35.5 442
[0]
佐々木晶三 4
4 1 サンキングラッド 牡3 55 熊沢重文 1:50.1 3.1/2 36.6 492
[+4]
石坂正 12
5 8 アンクルスルー 牡3 55 須貝尚介 1:50.2 3/4 36.5 512
[-2]
須貝彦三 10

*

第36回弥生賞(GII)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 12 ナリタトップロード 牡3 55 渡辺薫彦 2:03.5    35.3 478
[-6]
沖芳夫 2
2 6 アドマイヤベガ 牡3 55 武豊 2:03.7 1 35.0 456
[+2]
橋田満 1
3 14 マイネルシアター 牡3 55 蛯名正義 2:04.0 1.3/4 35.6 456
[+2]
柴崎勇 4
4 4 アストラルブレイズ 牡3 55 菅谷正巳 2:04.2 1.1/4 37.0 408
[-6]
菅谷禎高 11
5 1 ブルーコマンダー 牡3 55 吉田豊 2:04.3 1/2 36.1 456
[-6]
伊藤修司 7

*

第60回菊花賞(GI)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 1 ナリタトップロード 牡3 57 渡辺薫彦 3:07.6    34.0 486
[0]
沖芳夫 3
2 4 テイエムオペラオー 牡3 57 和田竜二 3:07.7 クビ 33.8 472
[-4]
岩元市三 2
3 5 ラスカルスズカ 牡3 57 蛯名正義 3:07.7 クビ 33.9 478
[0]
橋田満 4
4 2 タヤスタモツ 牡3 57 石橋守 3:08.0 1.3/4 34.6 458
[+4]
鶴留明雄 13
5 10 メジロロンザン 牡3 57 吉田豊 3:08.0 クビ 34.4 476
[+2]
大久保洋吉 12

1999年11月7日、菊花賞当日。ゴール板前に陣取った私。握り締めていた馬券は、ナリタトップロードの単勝でした。最後の直線、「ワタナベー、ワタナベー!!」と何度も叫びました。テイエムオペラオー(1996.3.13)を「クビ」差しのいだその姿を見て、私は改めて「ワタナベー、ワタナベー!!」と叫びました。周りにいた人たちは、馬券を取られた方ばかりではないはずなのに、同じように喜んでくれました。ゴール板前は笑顔があふれていました。

第60回菊花賞ほど、勝ち馬と騎手が祝福に包まれたGIレースは、他に無いと思います。

*

第49回阪神大賞典(GII)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 3 ナリタトップロード 牡5 59 渡辺薫彦 3:02.5 レコード 34.8 486
[0]
沖芳夫 1
2 11 エリモブライアン 牡4 56 藤田伸二 3:03.8 8 35.8 490
[-4]
清水出美 7
3 7 ホットシークレット せん5 58 武幸四郎 3:04.1 1.3/4 36.7 458
[-4]
後藤由之 9
4 1 タガジョーノーブル 牡7 57 福永祐一 3:04.1 ハナ 36.8 490
[-4]
松元省一 5
5 5 イブキヤマノオー 牡6 57 四位洋文 3:04.1 ハナ 36.3 480
[-2]
領家政蔵 3

*

第95回京都記念(GII)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 9 ナリタトップロード 牡6 60 渡辺薫彦 2:11.8    34.3 500
[+6]
沖芳夫 3
2 2 マチカネキンノホシ 牡6 58 横山典弘 2:11.8 アタマ 34.2 540
[-6]
藤沢和雄 4
3 3 テンザンセイザ 牡4 56 四位洋文 2:12.0 1.1/2 33.7 476
[+2]
藤原英昭 6
4 6 ミスキャスト 牡4 56 松永幹夫 2:12.2 1.1/4 34.4 492
[+2]
加藤敬二 2
5 1 トウカイオーザ 牡5 57 藤田伸二 2:12.3 1/2 34.4 490
[+2]
松元省一 5

*

第50回阪神大賞典(GII)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 4 ナリタトップロード 牡6 59 渡辺薫彦 3:07.9    34.5 498
[-2]
沖芳夫 1
2 8 ジャングルポケット 牡4 58 小牧太 3:08.2 2 34.6 478
[+8]
渡辺栄 2
3 5 エリモブライアン 牡5 58 藤田伸二 3:08.2 アタマ 34.6 488
[-12]
清水出美 3
4 3 ミツアキサイレンス 牡5 58 川原正一 3:08.2 ハナ 34.9 494
[0]
粟津豊彦 8
5 7 ボーンキング 牡4 56 安藤勝己 3:08.3 クビ 35.0 506
[0]
松田国英 4

*

第37回京都大賞典(GII)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 1 ナリタトップロード 牡6 59 四位洋文 2:23.6    34.0 498
[0]
沖芳夫 1
2 4 ツルマルボーイ 牡4 58 河内洋 2:24.0 2.1/2 34.2 466
[+12]
橋口弘次郎 2
3 5 タップダンスシチー 牡5 57 佐藤哲三 2:24.0 ハナ 34.5 498
[+4]
佐々木晶三 3
4 2 テンザンセイザ 牡4 58 幸英明 2:24.6 3.1/2 34.8 476
[-6]
藤原英昭 5
5 8 スエヒロコマンダー 牡7 58 武幸四郎 2:24.6 ハナ 35.3 444
[+6]
松元茂樹 7

*

ナリタトップロード。別定59kg以上を背負って古馬GIIを4回も勝っているのですから、やはりタダモノではなかったのです。しかも満5歳時の阪神大賞典は芝3000mの世界レコード勝ち。また、満6歳時の京都記念における斤量60kgによる勝利は、2001年から2010年までの21世紀最初の10年で、平地唯一の斤量60kg台によるJRA重賞勝利でした。

身体能力だけでいうと、GI1勝で終わるような馬ではありませんでした。けれど、満4歳春以降のテイエムオペラオーとの戦いで植え付けられたコンプレックスに抗うことは難しかった。そしてまた、コンプレックスの対象がいなくなったと思ったら、若い世代の台頭や苦手と目された雨や中山競馬場に祟られた。

運がいいとか 悪いとか 人は時々 口にするけど そういうことって確かにあると あなたをみててそう思う

さだまさし「無縁坂」

不器用で、愚直で、一生懸命に駆けた、栗毛の流星。「彼が走っていた姿を、忘れずに、大切に覚えていたい」。ナリタトップロード、本当に大好きな馬でした。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

20世紀の名馬 第43位 ナリタトップロード トプロ……   競馬動画→mylist/7354219

第123回愛オークス(GI)の勝ち馬

Enable 牝 鹿毛 2014.2.12生 英国・Juddmonte Farms Ltd生産 馬主・K Abdullah 英国・John Gosden厩舎

Enable(2014.2.12)の4代血統表
Nathaniel
鹿毛 2008.4.24
種付け時活性値:1.25
Galileo
鹿毛 1998.3.30
Sadler’s Wells
鹿毛 1981.4.11
Northern Dancer 1961.5.27
Fairy Bridge 1975.5.4
Urban Sea
栗毛 1989.2.18
Miswaki 1978.2.22
Allegretta 1978.3.10
Magnificient Style
黒鹿毛 1993.3.21
Silver Hawk
鹿毛 1979.4.20
Roberto 1969.3.16
Gris Vitesse 1966.3.2
Mia Karina
黒鹿毛 1983.3.21
Icecapade 1969.4.4
Basin 1972.2.29
Concentric
鹿毛 2004.4.3
仔受胎時活性値:0.25
Sadler’s Wells
鹿毛 1981.4.11
種付け時活性値:1.50
Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
Nearctic 1954.2.11
Natalma 1957.3.26
Fairy Bridge
鹿毛 1975.5.4
Bold Reason 1968.4.8
Special 1969.3.28
Apogee
鹿毛 1990.2.8
仔受胎時活性値:1.25
Shirley Heights
鹿毛 1975.3.1
種付け時活性値:1.50
Mill Reef 1968.2.23
Hardiemma 1969
Bourbon Girl
鹿毛 1984.2.9
仔受胎時活性値:1.25
★イルドブルボン
黒鹿毛 1975.5.23
種付け時活性値:0.00
Fleet Girl
栗毛 1975.4.1
仔受胎時活性値:2.00

<5代血統表内のクロス:Sadler’ Wells3×2>

Enable(2014.2.12)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Nathaniel
(Sadler’s Wells系)
Sadler’s Wells
(Northern Dancer系)
Shirley Heights
(Mill Reef系)
★イルドブルボン
(Nijinsky系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Sadler’s Wells
(Concentric)
4.75 従兄Flintshire
(No. 4-m)
5番仔?
(5連産目?)

*

第123回愛オークス(GI。カラ芝12F)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 6 Enable 牝3 57.2 Frankie Dettori 2:32.13 John Gosden 1
2 2 Rain Goddess 牝3 57.2 Seamie Heffernan 5 1/2 A P O’Brien 3
3 3 Eziyra 牝3 57.2 Pat Smullen 2 D K Weld 6
4 9 Coronet 牝3 57.2 Olivier Peslier 1 1/4 John Gosden 2
5 1 Aurora Butterfly 牝3 57.2 Billy Lee 2 1/2 W McCreery 10

2017年の第123回愛オークス。日本風に言うと単勝1.4倍の圧倒的1番人気に推された第239代英オークス(GI)馬Enableが、人気に応えて2着のRain Goddess(2014.3.30)に5と2分の1馬身差の圧勝を収めました。2014年生まれ世代の欧州クラシックディスタンスを走る馬では、牡牝混合でも最も強いのでないかと思わせる強さを見せてくれたEnable、見事な英愛オークスダブル制覇でした。

記録を辿ると、英愛オークスダブル制覇は、かのスノーフェアリー(2007.2.12)以来7年ぶり史上14頭目。馬主のハーリド・ビン・アブドゥッラー殿下は1993年の第99回のWemyss Bight(1990.4.6)、1994年の第100回のBolas(1991.3.5)に続いて3回目、ジョン・ゴスデン調教師は2012年の第118回のGreat Heavens(2009.4.28)に続いて2回目、そしてランフランコ・デットーリ騎手は2001年の第107回のLailani(1998.2.2)、2003年の第109回のVintage Tipple(2000.1.17)、2011年の第117回のBlue Bunting(2008.3.20)に続いて4回目という、それぞれの勝利回数でした。名前を出してみれば、Wemyss Bightはダンシングブレーヴ(1983.5.11)の仔、Great HeavensはEnableの父であるNathanielの全妹、Vintage Tippleはアントレプレナー(1994.3.7)-ダンシングサーパス(1990.3.13)の半弟-の仔ですね。

Enable、次走は第67回”キング・ジョージ”(英GI)か、あるいはヨークシャーオークス(英GI)か。いずれに回るにせよ、その走りが楽しみな3歳牝馬です。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。


第19回ジャパンダートダービー(JpnI)の勝ち馬

ヒガシウィルウィン 牡 栗毛 2014.3.30生 新ひだか・グランド牧場生産 馬主・(株)MMC 船橋・佐藤賢二厩舎

ヒガシウィルウィン(2014.3.30)の4代血統表
サウスヴィグラス
栗毛 1996.4.19
種付け時活性値:0.25
エンドスウィープ
鹿毛 1991.5.31
フォーティナイナー
栗毛 1985.5.11
Mr. Prospector 1970.1.28
File 1976.4.30
Broom Dance
鹿毛 1979.4.10
Dance Spell 1973.3.29
Witching Hour 1960.3.31
ダーケストスター
黒鹿毛 1989.1.31
Star de Naskra
黒鹿毛 1975.2.15
Naskra 1967.3.15
Candle Star 1967.4.4
Minnie Riperton
黒鹿毛 1974.4.25
Cornish Prince 1962.3.29
English Harbor 1957.3.15
プリモタイム
鹿毛 2004.4.15
仔受胎時活性値:0.25
ブライアンズタイム
黒鹿毛 1985
種付け時活性値:0.50
Roberto
鹿毛 1969.3.16
Hail to Reason 1958.4.18
Bramalea 1959.4.12
Kelley’s Day
鹿毛 1977.5.11
Graustark 1963.4.7
Golden Trail 1958.3.5
キハク
鹿毛 1993.5.13
仔受胎時活性値:0.50
アサティス
鹿毛 1985.3.28
種付け時活性値:1.75
Topsider 1974.3.15
Secret Asset 1977.4.21
ウイニングベット
鹿毛 1985.5.24
仔受胎時活性値:1.75
アローエクスプレス
鹿毛 1967.4.10
種付け時活性値:0.25
ノースフエイス
鹿毛 1981.3.31
仔受胎時活性値:0.75

<5代血統表内のクロス:Graustark4×5(母方)、Northern Dancer5×5>

ヒガシウィルウィン(2014.3.30)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
サウスヴィグラス
(Mr. Prospector系)
ブライアンズタイム
(Roberto系)
アサティス
(Northern Dancer系)
アローエクスプレス
(Grey Sovereign系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
アサティス
(Flower Bowl)
3.25 叔母タイニーダンサー
(No. 4-d プロポンチス系)
5番仔
(5連産目)

*

第19回ジャパンダートダービー(JpnI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 4 ヒガシウィルウィン 牡3 56 本田正重 2:05.8    38.2 459
[+5]
佐藤賢二 5
2 8 サンライズソア 牡3 56 川田将雅 2:05.8 クビ 38.4 502
[+4]
河内洋 4
3 3 タガノディグオ 牡3 56 川島信二 2:06.0 1 38.1 526
[+5]
宮徹 2
4 10 リゾネーター 牡3 56 木幡巧也 2:06.1 クビ 38.7 537
[+2]
牧光二 3
5 14 ノーブルサターン 牡3 56 鮫島良太 2:06.4 1.3/4 39.2 507
[+6]
牧浦充徳 8

2017年の第19回ジャパンダートダービー。2010年の第12回を制したマグニフィカ(2007.3.22)以来7年ぶりとなった地方馬による勝利を収めたのは、前走第63回東京ダービーでも大井ダート2000mを制していた、ヒガシウィルウィン。主戦の森泰斗騎手が骨折のために乗り替わり、テン乗りとなった本田正重騎手に導かれて、ヒガシウィルウィン。道中先行6番手から進めると、直線では馬場中央を懸命に伸び、内のサンライズソア(2014.3.9)、外のタガノディグオ(2014.2.10)という中央勢を抑えて見事に戴冠。東京ダービーとジャパンダートダービーの連勝は、1999年のオリオンザサンクス(1996.4.10)、2001年のトーシンブリザード(1998.5.15)に続いて3頭目の快挙。なお、トーシンブリザードは、ヒガシウィルウィンと同じく佐藤賢二調教師の管理馬でした。

種牡馬サウスヴィグラスにとっては、初めての2000m級のジーワン勝ち馬となった産駒ヒガシウィルウィン。サウスヴィグラスは現役時代に16勝を挙げ、その主な勝ち鞍に第3回JBCスプリント(現JpnI)、根岸S(GIII)2回、北海道スプリントC(現JpnIII)2回、クラスターC(現JpnIII)、かきつばた記念(現JpnIII)、黒船賞(現JpnIII)と重賞8勝の名ダートスプリンターでした。引退の花道をハナ差で飾った大井1190mのJBCスプリント勝ちを手土産に繁殖界入りすると、2017年度も種付け料150万円という人気種牡馬の地位を維持する活躍を見せています。

そんなサウスヴィグラスの代表産駒には、

  1. ラブミーチャン(2007.3.19)
    →全日本2歳優駿(JpnI)、東京盃(JpnII)、兵庫ジュニアグランプリ(JpnII)、クラスターC、東京スプリント(JpnIII)ほか
  2. コーリンベリー(2011.4.13)
    →JBCスプリント、東京スプリント、かきつばた記念ほか
  3. ヒガシウィルウィン(2014.3.30)
    →本稿の紹介馬
  4. タイニーダンサー(2013.4.24)
    →関東オークス(JpnII)、北海道2歳優駿(JpnIII)、エーデルワイス賞(JpnIII)ほか。上述のとおりヒガシウィルウィンの叔母
  5. トーホウドルチェ(2005.3.30)
    →マリーンC(JpnIII)ほか
  6. ナムラタイタン(2006.5.20)
    →武蔵野S(GIII)ほか
  7. ハルサンサン(2008.5.2)
    →TCK女王盃(JpnIII)ほか
  8. ハニーパイ(2010.4.16)
    →エーデルワイス賞ほか
  9. キタサンサジン(2012.2.16)
    →東京スプリント

等がいます。ダートの重賞馬が揃っていることからも明らかなように、地方競馬で活躍する産駒が多く、サウスヴィグラスは2012年、2015年、2016年と地方競馬の首位種牡馬に輝いています。また、上述の9頭の中央交流及び中央重賞を制している馬のうち4頭が、グランド牧場の生産馬です。ラブミーチャン、ヒガシウィルウィン、タイニーダンサー、ハニーパイ。むぅ、サスガは1927年開場の名門。

ヒガシウィルウィンの牝系は、グランド牧場が継承されている、小岩井の4号族プロポンチス(1897)系。以下にヒガシウィルウィンのごくごく簡単な近親牝系図を示しておきます。

キハク 1993.5.13 3勝
|レーザーズエッジ 2002.4.12 2勝 ダイヤモンドS(GIII)3着
|プリモタイム 2004.4.15 1勝
||ヒガシウィルウィン 2014.3.30  ジャパンダートダービー(JpnI) 東京ダービー 京浜盃 ニューイヤーC サンライズCほか
|ホウザン 2005.4.8 2勝 北海道2歳優駿(JpnIII)2着、札幌2歳S(GIII)3着
|ブンブイチドウ 2007.4.25 2勝 全日本2歳優駿(JpnI)2着 北海道2歳優駿(JpnIII)3着
|タイニーダンサー 2013.4.24 現役 関東オークス(JpnII) エーデルワイス賞(JpnIII) 北海道2歳優駿ほか

ヒガシウィルウィンの祖母キハクは、その馬名から印象に残る牝馬でした。1993年生まれ世代、エアグルーヴ(1993.4.6)やファイトガリバー(1993.3.17)等と共に第57回優駿牝馬(GI)を走っていました。そんなキハク、↑の図のとおり仔出しは良好。重賞勝ちを収めている仔タイニーダンサー、孫ヒガシウィルウィンは共にサウスヴィグラス産駒ですね。0の理論的には満16歳時の0交配を受けたタイニーダンサー、満17歳時の0.25交配を受けたヒガシウィルウィン。最優性先祖は両馬共にアサティスということで、両馬共に2000m級の重賞を制しているのは、11ハロン以上の欧州グループレースを5勝しているアサティスの影響があるのかもしれませんね。また、仔ブンブイチドウは2009年の第60回全日本2歳優駿で2着に頑張りましたが、そのレースの1着がラブミーチャンでした。サスガは名門グランド牧場、生産馬のワンツーフィニッシュ。

#余談。ラブミーチャンが制した第60回全日本2歳優駿。1番人気ビッグバン(2007.4.28)、2番人気ラブミーチャン、3番人気ナンテカ(2007.2.25)。実はいずれもグランド牧場の生産馬。ナンテカは父スマートボーイ(1995.5.10)というところも泣かせます。

*

中央馬にも伍して戦えるところを見せ、なおかつダービーダブル制覇を遂げた、ヒガシウィルウィン。更なる勝利を目指して、これからも頑張って欲しい3歳馬です。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。