2017年のクラシック候補生を確認する(其の弐拾参)+α

サンライズノヴァ 牡 栗毛 2014.4.9生 日高・ヤナガワ牧場生産 馬主・松岡隆雄氏 栗東・音無秀孝厩舎

サンライズノヴァ(2014.4.9)の4代血統表
ゴールドアリュール
栗毛 1999.3.3
種付け時活性値:1.50
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ニキーヤ
鹿毛 1993.4.4
Nureyev
鹿毛 1977.5.2
Northern Dancer 1961.5.27
Special 1969.3.28
Reluctant Guest
鹿毛 1986.2.21
Hostage 1979.2.13
Vaguely Royal 1974.3.7
ブライトサファイヤ
栗毛 2000.5.7
仔受胎時活性値:1.25
サンダーガルチ
栗毛 1992.5.23
種付け時活性値:1.75
Gulch
鹿毛 1984.4.16
Mr. Prospector 1970.1.28
Jameela 1976.3.15
Line of Thunder
鹿毛 1987.5.27
★Storm Bird 1978.4.19
Shoot a Line 1977.4.2
リアルサファイヤ
黒鹿毛 1986.5.30
仔受胎時活性値:1.25
リアルシヤダイ
黒鹿毛 1979.5.27
種付け時活性値:1.50
Roberto 1969.3.16
Desert Vixen 1970.4.19
ワールドサフアイヤ
栗毛 1979.4.6
仔受胎時活性値:1.50
サーペンフロ
黒鹿毛 1971
種付け時活性値:1.75
トビノボリ
栗毛 1967.3.13
仔受胎時活性値:0.75

<5代血統表内のクロス:Hail to Reason4×5、Northern Dancer4×5>

サンライズノヴァ(2014.4.9)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ゴールドアリュール
(Halo系)
サンダーガルチ
(Mr. Prospector系)
リアルシヤダイ
(Roberto系)
サーペンフロ
(Sir Gaylord系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
サンダーガルチ
(ブライトサファイヤ)
4.75 叔父サンライズバッカス
(No. 7-c ダイシング系)
4番仔
(空胎後)

2017年の第22回ユニコーンS(GIII)。出遅れながら最後は4馬身差の圧勝を見せたのは、サンライズノヴァ。サンライズノヴァ、またもやヤナガワ牧場の生産馬にして、同じ府中ダート1600mの舞台で2007年の第24回フェブラリーSを制したサンライズバッカス(2002.4.30)の甥です。サンライズノヴァ、その馬名意味は「冠名+新星」 です。

サンライズノヴァの最優性先祖である母父サンダーガルチは、現役時代に9勝を挙げ、その主な勝ち鞍に第121回ケンタッキーダービー(米GI)、第127回ベルモントS(米GI)、第126回トラヴァーズS(米GI)、第44回フロリダダービー(米GI)、ファウンテンオブユースS(米GII)、スワップスS(当時米GII。現ロスアラミトスダービー、米GIII)、レムゼンS(米GII)と米国のグレードレース7勝、うちGI4勝の名馬です。サンダーガルチは1歳年下の半弟バトルライン(1993.5.20)が日本で走り、ダート重賞4勝の活躍を見せてくれました。また、サンダーガルチは1999年に1年だけ日本にリースされ、イーストスタッドにて種牡馬供用されました。

そんなサンダーガルチの代表産駒には、

  1. Spain(1997.5.12)
    →ブリーダーズカップ・ディスタフ(米GI)、ラブレアS(米GI)ほか
  2. Shot of Thunder(1997.10.24)
    →トゥーラクH(豪GI)ほか
  3. Tempest Morn(1997.10.19)
    →オーストララシアンオークス(豪GI)、アンセットオーストラリアS(現ヴァイナリースタッドS、豪GI)ほか
  4. Point Given(1998.3.27)
    →ベルモントS、プリークネスS(米GI)、トラヴァーズS、サンタアニタダービー(米GI)、ハスケル招待H(現ハスケル招待S、米GI)、ハリウッドフューチュリティ(現ロスアラミトスフューチュリティ、米GI)ほか
  5. Tweedside(1998.4.13)
    →CCAオークス(米GI)ほか
  6. Tully Thunder(1998.9.7)
    →オーストララシアンオークスほか
  7. Sense of Style(2002.3.5)
    →メイトロンS(米GI)、スピナウェイS(当時米GII、現米GI)ほか
  8. Balance(2003.3.24)
    →サンタマルガリータH(米GI)、サンタアニタオークス(米GI)、ラスヴァージネスS(米GI)ほか
  9. Circular Quay(2004.2.26)
    →ホープフルS(米GI)ほか
  10. イイデケンシン(2005.4.21)
    →全日本2歳優駿(JpnI)ほか
  11. J. B.’s Thunder(2008.2.6)
    →ブリーダーズフューチュリティS(米GI)

等がいます。

2015年に種牡馬引退したサンダーガルチですが、その余生は、種牡馬American Pharoah(2012.2.2)の「ベビーシッター」を任されているのだとか。American Pharoahは大人しいため、他馬にいじめられないよう、そのお目付け役を仰せつかったのがサンダーガルチだったのでした。

*

サンライズソア 牡 青鹿毛 2014.3.9生 浦河・富田牧場生産 馬主・松岡隆雄氏 栗東・河内洋厩舎

サンライズソア(2014.3.9)の4代血統表
シンボリクリスエス
黒鹿毛 1999.1.21
種付け時活性値:1.50
Kris S.
黒鹿毛 1977.4.25
Roberto
鹿毛 1969.3.16
Hail to Reason 1958.4.18
Bramalea 1959.4.12
Sharp Queen
鹿毛 1965.4.19
★Princequillo 1940
Bridgework 1955.3.23
Tee Kay
黒鹿毛 1991.2.9
★Gold Meridian
黒鹿毛 1982.4.14
Seattle Slew 1974.2.15
Queen Louie 1968.4.9
Tri Argo
黒鹿毛 1982.5.18
Tri Jet 1969.4.3
Hail Proudly 1969.3.5
アメーリア
青鹿毛 2003.4.14
仔受胎時活性値:0.50
スペシャルウィーク
黒鹿毛 1995.5.2
種付け時活性値:1.75
★サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
キャンペンガール
鹿毛 1987.4.19
マルゼンスキー 1974.5.19
レデイーシラオキ 1978.4.3
ビハインドザマスク
鹿毛 1996.4.24
仔受胎時活性値:1.50
ホワイトマズル
鹿毛 1990.3.21
種付け時活性値:1.25
ダンシングブレーヴ 1983.5.11
Fair of the Furze 1982.6.15
ヴアインゴールド
鹿毛 1979.4.10
仔受胎時活性値:2.00(0.00)
★Mr. Prospector
鹿毛 1970.1.28
種付け時活性値:0.00
Chancy Dance
鹿毛 1973.4.2
仔受胎時活性値:1.25

<5代血統表内のクロス:Hail to Reason4×5>

サンライズソア(2014.3.9)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
シンボリクリスエス
(Roberto系)
スペシャルウィーク
(Halo系)
ホワイトマズル
(Lyphard系)
★Mr. Prospector
(Raise a Native系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
スペシャルウィーク
(アメーリア)
5.25 or 3.25 祖母が重賞3勝馬
(No. 4-r)
4番仔
(3連産目)

新潟芝1600mの新馬戦を勝った後は、阪神ダート1800mの樅の木賞と東京ダート1600mの青竜S(OP)を勝ち、そして上述のサンライズノヴァが制したユニコーンSで3着とダートで活躍を見せています、サンライズソア。サンライズソア、その馬名意味は「冠名+急上昇」です。

サンライズソアの最優性先祖である母父スペシャルウィークは、現役時代に10勝を挙げ、その主な勝ち鞍に第65回東京優駿(GI)、第19回ジャパンカップ(GI)、第119回天皇賞・春(GI)、第120回天皇賞・秋(GI)、阪神大賞典(GII)、AJCC(GII)、京都新聞杯(GII)、弥生賞(GII)、きさらぎ賞(GIII)と重賞9勝、うちGI4勝の名馬。武豊騎手に初めてのダービー制覇と初めてのジャパンカップ制覇をプレゼントしたことでも知られる、サンデーサイレンス産駒です。

そんなスペシャルウィークの代表産駒には、

  1. シーザリオ(2002.3.31)
    →優駿牝馬(GI)、アメリカンオークス(米GI)、フラワーC(GIII)ほか
  2. ブエナビスタ(2006.3.14)
    →ジャパンカップ(GI)、天皇賞・秋(GI)、優駿牝馬、桜花賞(GI)、ヴィクトリアマイル(GI)、阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)、京都記念(GII)、チューリップ賞(GIII)ほか
  3. ゴルトブリッツ(2007.4.11)
    →帝王賞(JpnI)、アンタレスS(GIII)2回、マーキュリーC(JpnIII)ほか
  4. ローマンレジェンド(2008.2.24)
    →東京大賞典(GI)、エルムS(GIII)2回、みやこS(GIII)ほか
  5. トーホウジャッカル(2011.3.11)
    →菊花賞(GI)ほか
  6. インティライミ(2002.4.6)
    →京都大賞典(GII)、京都新聞杯(GII)、朝日チャレンジC(現チャレンジC、GIII)ほか
  7. オースミダイドウ(2004.2.9)
    →デイリー杯2歳S(GII)ほか
  8. リーチザクラウン(2006.2.5)
    →マイラーズC(GII)、きさらぎ賞ほか
  9. クィーンズバーン(2008.2.14)
    →阪神牝馬S(GII)ほか
  10. サンバレンティン(2001.3.9)
    →七夕賞(GIII)、福島記念(GIII)。上述のインティライミの全兄
  11. スムースバリトン(2002.4.11)
    →東京スポーツ杯2歳S(GIII)ほか
  12. トーホウシャイン(2003.5.17)
    →マーメイドS(GIII)
  13. ナリタクリスタル(2006.1.16)
    →新潟記念(GIII)2回、中京記念(GIII)ほか
  14. ブリッツェン(2006.3.4)
    →ダービー卿チャレンジトロフィー(GIII)
  15. ファイアーフロート(2006.4.17)
    →京成杯オータムH(GIII)ほか
  16. タガノエリザベート(2007.2.7)
    →ファンタジーS(GIII)
  17. ステラリード(2007.3.3)
    →函館2歳S(GIII)
  18. アルムダプタ(2010.4.20)
    →北海道2歳優駿(JpnIII)
  19. ウインフルブルーム(2011.3.25)
    →京都金杯(GIII)ほか

等がいます。

自身の毛色は黒鹿毛のスペシャルウィークですが、活躍している栗毛の産駒は、どういう訳か尾花栗毛の馬が揃っています。ゴルトブリッツ、トーホウジャッカル、サンバレンティン、ウインフルブルーム、そして上記のリストには名前を挙げませんでしたが第69回菊花賞2着のフローテーション(2005.4.14)。むぅ、毛色の遺伝のミステリー。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。