2016年12月一覧

第62回東京大賞典(GI)の勝ち馬。

アポロケンタッキー 牡 鹿毛 2012.2.2生 米国・Doug Branham生産 馬主・アポロサラブレッドクラブ 栗東・山内研二厩舎

アポロケンタッキー(2012.2.2)の4代血統表
Langfuhr
鹿毛 1992.2.4
種付け時活性値:0.75
Danzig
鹿毛 1977.2.12
Northern Dancer
鹿毛 1961.5.27
Nearctic 1954.2.11
Natalma 1957.3.26
Pas de Nom
黒鹿毛 1968.1.27
★Admiral’s Voyage 1959.3.23
Petitioner 1952
Sweet Briar Too
鹿毛 1986.3.13
Briartic
栗毛 1968.4.18
Nearctic 1954.2.11
Sweet Lady Briar 1961.3.26
Prima Babu Gum
黒鹿毛 1980.1.7
Gummo 1962.2.22
Princess Babu 1960
Dixiana Delight
鹿毛 2005.3.20
仔受胎時活性値:1.50
Gone West
鹿毛 1984.3.10
種付け時活性値:1.00
Mr. Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Secrettame
栗毛 1978.3.15
Secretariat 1970.3.30
Tamerett 1962.2.17
Lake Lady
栗毛 1999.4.10
仔受胎時活性値:1.25
Salt Lake
鹿毛 1989.3.12
種付け時活性値:0.25
▲Deputy Minister 1979.5.17
Take Lady Anne 1979.4.16
Slinkylady
黒鹿毛 1992.4.29
仔受胎時活性値:1.50
What a Hoist
鹿毛 1981.1.22
種付け時活性値:0.50
Don’t Call Debi
黒鹿毛 1986.2.8
仔受胎時活性値:1.25

<5代血統表内のクロス:Nearctic4×4(父方)、Native Dancer5×5>

アポロケンタッキー(2012.2.2)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Langfuhr
(Danzig系)
Gone West
(Mr. Prospector系)
Salt Lake
(Deputy Minister系)
What a Hoist
(Ribot系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Gone West
(Dixiana Delight)
5.50
(No.1-l)
3番仔?
(3連産目?)

*

第62回東京大賞典(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 11 アポロケンタッキー 牡4 57 内田博幸 2:05.8    36.1 565
[-1]
山内研二 5
2 8 アウォーディー 牡6 57 武豊 2:06.1 1.1/2 36.5 511
[-3]
松永幹夫 1
3 14 サウンドトゥルー せん6 57 大野拓弥 2:06.1 クビ 36.4 475
[+1]
高木登 2
4 5 ノンコノユメ せん4 57 C.ルメール 2:06.9 4 37.0 444
[-2]
加藤征弘 4
5 2 コパノリッキー 牡6 57 戸崎圭太 2:07.5 3 38.0 545
[+1]
村山明 3

日本の国際GIにおける、年末の掉尾を飾る東京大賞典(GI)。有馬記念(GI)より1年早い1955年創設のこのレース、2016年で62回目を迎えました。

そんな2016年の第62回東京大賞典を制したのは、米国ケンタッキー州で生産された、その名もアポロケンタッキー。鞍上にテン乗りとなる内田博幸騎手を据えて臨んだ一戦、出走14頭中最重量となる565kgを揺らして、先行3番手から直線で馬場中央を早めに抜け出すと、内で粘るアウォーディー(2010.5.10)、外から差したサウンドトゥルー(2010.5.15)を抑えて、見事にGI初制覇を遂げました。終わってみれば、5着のコパノリッキー(2010.3.24)まで、道中5番手以内に構えていた、5番人気以上のJRA勢の上位独占という結果でした。

アポロケンタッキーのオーナーであるアポロサラブレッドクラブは平地GI初勝利、管理される山内研二調教師はパーソナルラッシュ(2001.3.18)による2004年のダービーグランプリ(統一GI)以来12年ぶり、鞍上の内田騎手はヴィルシーナ(2009.3.5)による2014年のヴィクトリアマイル(GI)以来のGI勝利となりました。皆様、おめでとうございました。中でも、山内師。今年2016年に通算800勝を達成されましたが、いざGIとなると、なんと12年も離れられていたのですね。山内師も、もう67歳。GI初制覇となったダンツシアトル(1995.5.13)の宝塚記念(GI)が1995年、21年前ですから、時が流れるのは本当に速いものです。 ともあれ、私が競馬を見始めた頃には若手調教師だった山内師や藤沢和雄調教師が、2016年の暮れにGI勝利を収められて、その手腕が健在であることを見せてくださったのは、嬉しいことでした。

アポロケンタッキーはまだ4歳ですし、その巨漢に眠っていた才が花開きつつあるという感もあります。強豪が長期間しのぎを削るのが砂上の戦い。今日は先後になった上位人気馬たちとの再戦もまた楽しみです。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。


2017年のクラシック候補生を確認する(其の捌)。

レイデオロ 牡 鹿毛 2014.2.5生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(有)キャロットファーム 美浦・藤沢和雄厩舎

レイデオロ(2014.2.5)の4代血統表
キングカメハメハ
鹿毛 2001.3.20
種付け時活性値:1.00
Kingmambo
鹿毛 1990.2.19
Mr. Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.5.27
Gold Digger 1962.5.28
Miesque
鹿毛 1984.3.14
Nureyev 1977.5.2
Pasadoble 1979.4.1
マンファス
黒鹿毛 1991.2.23
ラストタイクーン
鹿毛 1983.5.9
トライマイベスト 1975.4.28
Mill Princess 1977.5.21
Pilot Bird
鹿毛 1983.2.9
★Blakeney 1966.3.28
The Dancer 1977.3.31
ラドラーダ
青鹿毛 2006.4.15
仔受胎時活性値:1.75
シンボリクリスエス
黒鹿毛 1999.1.21
種付け時活性値:1.50
Kris S.
黒鹿毛 1977.4.25
Roberto 1969.3.16
Sharp Queen 1965.4.19
Tee Kay
黒鹿毛 1991.2.9
★Gold Meridian 1982.4.14
Tri Argo 1982.5.18
レディブロンド
鹿毛 1998.3.20
仔受胎時活性値:1.75
Seeking the Gold
鹿毛 1985.4.7
種付け時活性値:1.00
Mr. Prospector 1970.1.28
Con Game 1974.3.20
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
仔受胎時活性値:1.50
Alzao
鹿毛 1980.2.28
種付け時活性値:0.50
Burghclere
鹿毛 1977.4.26
仔受胎時活性値:1.25

<5代血統表内のクロス:Mr. Prospector3×4、Northern Dancer5×5(父方)>

レイデオロ(2014.2.5)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
キングカメハメハ
(Mr. Prospector系)
シンボリクリスエス
(Roberto系)
Seeking the Gold
(Mr. Prospector系)
Alzao
(Lyphard系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
シンボリクリスエス 6.25 叔父ゴルトブリッツ
(No.2-f)
2番仔
(2連産目)

2016年の第33回ホープフルS(GII)を制したのは、レイデオロ。東京芝2000mの新馬戦、中山芝2000mの葉牡丹賞、やはり中山芝2000mのホープフルSと、すべて馬体重476kg、すべてクリストフ・ルメール騎手とのコンビで3戦3勝。藤沢和雄厩舎は、ソウルスターリング(2014.2.13)による阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)サトノアレス(2014.2.25)による朝日杯フューチュリティS(GI)、そしてレイデオロによるホープフルSと、暮れのJRA2歳重賞を3連勝。この強力な3頭を以てして、2017年のクラシックを目指すことになりますね。

レイデオロの最優性先祖である母父シンボリクリスエスは、現役時代に藤沢厩舎の所属馬として8勝を挙げ、その主な勝ち鞍に天皇賞・秋(GI)2回、有馬記念(GI)2回、神戸新聞杯(GII)、青葉賞(GII)と重賞6勝。シンボリクリスエスの最初のGI制覇となった2002年の第126回天皇賞・秋は、鞍上の岡部幸雄騎手にとっては、最後のGI勝利でした。また、引退レースとなった2003年の第48回有馬記念が圧巻で、2着のリンカーン(2000.3.18)に9馬身差、中山芝2500m2分30秒5のレコード勝ちでした。そんなシンボリクリスエスは、3歳時4歳時共に天皇賞・秋1着、ジャパンカップ(GI)3着、有馬記念1着と図ったように同じ結果を辿り、2002年と2003年と連続してJRA賞年度代表馬に選出されました。2年連続の年度代表馬選出は、冠名「シンボリ」の大先輩であるシンボリルドルフ(1981.3.13)以来の偉業でした。

さて、シンボリクリスエスの代表産駒には

  1. エピファネイア(2010.2.11)
    →ジャパンC、菊花賞(GI)、神戸新聞杯(GII)、ラジオNIKKEI杯2歳S(GIII)ほか。母は言わずと知れたシーザリオ(2002.3.31)
  2. サクセスブロッケン(2005.5.5)
    →フェブラリーS(GI)、東京大賞典(JpnI)、ジャパンダートダービー(JpnI)ほか
  3. ストロングリターン(2006.5.26)
    →安田記念(GI)、京王杯スプリングC(GII)ほか
  4. アルフレード(2009.4.11)
    →朝日杯フューチュリティSほか
  5. サンカルロ(2006.2.5)
    →阪神C(GII)2回、ニュージーランドT(GII)、阪急杯(GIII)ほか
  6. ランフォルセ(2006.3.28)
    →浦和記念(JpnII)、ダイオライト記念(JpnII)、マーチS(GIII)、佐賀記念(JpnIII)ほか
  7. アプレザンレーヴ(2006.3.13)
    →青葉賞(GII)ほか
  8. アリゼオ(2007.3.12)
    →毎日王冠(GII)、スプリングS(GII)ほか
  9. ミトラ(2008.4.11)
    →金鯱賞(GII)、福島記念(GIII)ほか
  10. ユールシンギング(2010.4.25)
    →セントライト記念(GII)、新潟大賞典(GIII)
  11. ショウナンラグーン(2011.2.23)
    →青葉賞

等を始めとして、この記事の作成時点で重賞勝ち馬21頭を送り込んでいます。クラシックホース、ダートの強豪、古馬マイル王、2歳王者など、多様な産駒が見られますね。

*

スペイン語で「黄金の王」を意味する馬名を戴いたレイデオロ。その黄金の輝きの片鱗を、2歳戦3戦3勝で見せてくれました。レイデオロ、2017年のクラシック王道を進んだ時、更なる輝きを見せてくれることを期待しています。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。


年度代表馬の同期生を辿る(其の捌)-ライスシャワー(1989.3.5)-。

ライスシャワー 牡 黒鹿毛 1989.3.5生~1995.6.4没 登別・ユートピア牧場生産 馬主・栗林英雄氏 美浦・飯塚好次厩舎

ライスシャワー(1989.3.5)の4代血統表
リアルシャダイ
黒鹿毛 1979.5.27
種付け時活性値:0.25

Roberto
鹿毛 1969.3.16
Hail to Reason
黒鹿毛 1958.4.18
Turn-to 1951
Nothirdchance 1948
Bramalea
黒鹿毛 1959.4.12
Nashua 1952.4.14
Rarelea 1949
Desert Vixen
黒鹿毛 1970.4.19
In Reality
鹿毛 1964.3.1
Intentionally 1956.4.2
My Dear Girl 1957.2.17
Desert Trial
栗毛 1963.5.14
Moslem Chief 1957.3.24
Scotch Verdict 1960.5.12
ライラックポイント
鹿毛 1979.3.26
仔受胎時活性値:0.25
マルゼンスキー
鹿毛 1974.5.19
種付け時活性値:1.00
Nijinsky
鹿毛 1967.2.21
Northern Dancer 1961.5.27
Flaming Page 1959.4.24
シル
鹿毛 1970.4.22
Buckpasser 1963.4.28
Quill 1956.2.24
クリカツラ
黒鹿毛 1962.4.21
仔受胎時活性値:2.00
ティエポロ
鹿毛 1955
種付け時活性値:1.50
Blue Peter 1936
Trevisana 1945
クリノホシ
鹿毛 1953.5.8
仔受胎時活性値:2.00
プリメロ
鹿毛 1931
種付け時活性値:1.25
オホヒカリ
栗毛 1943.4.15
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:なし>

ライスシャワー(1989.3.5)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
リアルシャダイ
(Hail to Reason系)
マルゼンスキー
(Nijinsky系)
ティエポロ
(Fairway系)
プリメロ
(Blandford系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
ティエポロ
(Niccolo Dell’Arca)
4.50 半姉クリダリア
(No.1-c アイリッシュアイズ系)
4番仔
(4連産目)

*

新馬(新潟芝1000m)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 8 ライスシャワー 牡2 50 水野貴広 0:58.6    34.8 446
[0]
飯塚好次 2
2 9 ダイイチリユモン 牡2 53 増沢末夫 0:58.7 クビ 35.2 458
[0]
戸山為夫 1
3 5 アイネストキオ 牡2 53 安田富男 0:59.4 4 35.1 454
[0]
嶋田功 5
4 10 アイネスブレーブ 牡2 53 中舘英二 0:59.9 3 36.7 464
[0]
加藤修甫 6
5 4 ギャロップリーダー 牡2 53 菅野昭夫 1:00.0 1/2 35.1 502
[0]
富田六郎 3

後の名ステイヤーのデビュー戦は、まだ右回りだった新潟の芝1000mでした。ライスシャワーは、残した成績は確かに超長距離砲なのですが、「最後の直線、一瞬の切れ味を以て敵を屠る」というイメージもあるのです。その瞬発力の確かさは、デビューから垣間見えていたのでした。そして、見れば2着には戸山為夫厩舎の馬が。

*

芙蓉S(中山芝1600m)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 8 ライスシャワー 牡2 53 水野貴広 1:36.1    36.7 444
[-2]
飯塚好次 2
2 6 アララットサン 牝2 53 岡部幸雄 1:36.1 アタマ 36.4 410
[0]
田中良平 1
3 4 ハーバーリファール 牡2 53 柴田善臣 1:36.4 1.3/4 36.5 402
[-8]
佐々木亜良 8
4 2 タマアワー 牡2 53 中舘英二 1:36.7 2 37.0 430
[0]
境征勝 3
5 5 サクラミサキオー 牡2 53 小島太 1:37.2 3 37.5 464
[-2]
境勝太郎 5

新潟3歳S(現新潟2歳S、GIII)を3番人気11着と敗れた後、反抗に打って出た舞台は中山芝1600mの芙蓉S。デビュー戦についで、1番人気馬を僅差でしのぎ切りました。今はマイネイサベル(2008.4.11)等の管理で知られる水野貴広調教師、騎手デビュー年である1991年、満2歳時のライスシャワーに騎乗して2戦2勝。満3歳以後は主戦が的場均騎手になったこともあり、実は水野師はライスシャワーに乗って負けていないのでした。

*

第53回菊花賞(GI)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
4F
馬体重
[前走比]
調教師
1 8 ライスシャワー 牡3 57 的場均 3:05.0 日本
レコード
46.6 438
[0]
飯塚好次 2
2 7 ミホノブルボン 牡3 57 小島貞博 3:05.2 1.1/4 47.3 512
[+4]
戸山為夫 1
3 10 マチカネタンホイザ 牡3 57 岡部幸雄 3:05.2 アタマ 46.9 484
[+4]
伊藤雄二 3
4 2 メイキングテシオ 牡3 57 大崎昭一 3:06.4 7 47.7 446
[-4]
橋口弘次郎 6
5 18 ダイイチジョイフル 牡3 57 千田輝彦 3:06.7 2 47.5 454
[0]
伊藤雄二 8

私が競馬者として忘れることが出来ない日付。それは1992年11月8日、第53回菊花賞の日です。第53回菊花賞、私が初めて意識をして競馬中継を見たレースでした。私の競馬者としての出発点となったレース。生涯忘れることはありません。

*

第41回日経賞(GII)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 11 ライスシャワー 牡4 58 的場均 2:35.8    34.9 442
[-6]
飯塚好次 1
2 3 イタリアンカラー 牡6 57 横山典弘 2:36.2 2.1/2 34.7 460
[0]
稗田研二 4
3 1 シャコーグレイド 牡5 57 蛯名正義 2:36.2 クビ 34.8 474
[0]
矢野照正 8
4 4 サクラセカイオー 牡4 56 小島太 2:36.3 3/4 35.1 468
[+6]
境征勝 3
5 9 アイルトンシンボリ 牡4 56 岡部幸雄 2:36.4 1/2 35.3 488
[+2]
畠山重則 2

今となっては懐かしい、2月の目黒記念(GII)でマチカネタンホイザ(1989.5.7)の2着とひと叩きして臨んだ日経賞。単勝1.8倍の断然人気に応えて、先行2番手から早め押し切りの横綱競馬での快勝でした。

着々と、頂上決戦への準備を整えていた、ライスシャワー。極限は、その次走で。

*

第107回天皇賞・春(GI)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 3 ライスシャワー 牡4 58 的場均 3:17.1 コース
レコード
36.3 430
[-12]
飯塚好次 2
2 14 メジロマックイーン 牡6 58 武豊 3:17.5 2.1/2 36.8 500
[-4]
池江泰郎 1
3 9 メジロパーマー 牡6 58 山田泰誠 3:17.6 3/4 37.0 472
[-2]
大久保正陽 4
4 5 マチカネタンホイザ 牡4 58 岡部幸雄 3:18.6 6 37.4 478
[-10]
伊藤雄二 3
5 10 レットイットビー 牡5 58 佐藤哲三 3:19.4 5 37.7 466
[0]
吉岡八郎 10

薄皮を1枚ずつ剥ぐようにして、さながら戦いに挑むボクサーのように。自身の刃を研いだ、ライスシャワーの馬体重は自身最低タイの430kg。標的は唯1頭。3年連続盾制覇の大偉業を狙っていた、メジロマックイーン(1987.4.3)。最後の直線、あっという間の瞬発力を見せ付けた、ライスシャワー。まさに、刺客。

*

第111回天皇賞・春(GI)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 3 ライスシャワー 牡6 58 的場均 3:19.9    36.0 442
[-4]
飯塚好次 4
2 15 ステージチャンプ 牡5 58 蛯名正義 3:19.9 ハナ 35.3 452
[-2]
矢野進 6
3 17 ハギノリアルキング 牡5 58 武豊 3:20.0 3/4 35.8 470
[-2]
小林稔 3
4 13 インターライナー 牡4 58 横山典弘 3:20.2 1.1/4 36.3 496
[0]
柄崎孝 2
5 1 エアダブリン 牡4 58 岡部幸雄 3:20.4 1.1/4 36.0 466
[-6]
伊藤雄二 1

思えば、同じ2枠3番。2年前は徹底マークの末に有無を言わせぬ切れ味で強敵を屠ったライスシャワー。2年後は、自身が長距離の王者たるべく姿を見せるかのように、その矜持のままに、向こう正面で先頭に立って、受けて立つ競馬。見直す度に美しい、その走る姿、その身体の使い方。長距離を走る為に生まれて来た、ライスシャワー。ステージチャンプ(1990.5.17)の猛追を、ゴール板、ハナだけ退けて、再びの盾奪取。終わってみれば、リアルシャダイ産駒のワンツースリーフィニッシュ。勝ったのは、ライスシャワー。

*

淀芝3000m以上のレースでは3戦3勝。淀を愛し、淀に散った、最後のステイヤー。

私は、淀に出向いた時は、やはり、石碑のところまで足を運んで、手を合わせてしまうのです。

生涯忘れ得ぬ馬、ライスシャワー。

黒鹿毛のその疾走、 心の中で、永遠に。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

20世紀の名馬 第11位 ライスシャワー 何故死んだ!!(´;ω;`)ウッ…  競馬動画→mylist/7354219

第61回有馬記念(GI)の勝ち馬。

サトノダイヤモンド 牡 鹿毛 2013.1.30生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・里見治氏 栗東・池江泰寿厩舎

サトノダイヤモンド(2013.1.30)の4代血統表
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
種付け時活性値:0.50
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao
鹿毛 1980.2.28
▲Lyphard 1969.5.10
Lady Rebecca 1971.2.28
Burghclere
鹿毛 1977.4.26
Busted 1963
Highclere 1971
マルペンサ(ARG)
鹿毛 2006.9.10
仔受胎時活性値:1.375
Orpen(USA)
鹿毛 1996.5.20
種付け時活性値:0.375
Lure
鹿毛 1989.5.14
Danzig 1977.2.12
Endear 1982.3.26
Bonita Francita
鹿毛 1987.5.10
Devil’s Bag 1981.2.19
Raise the Standard 1978.3.31
Marsella(ARG)
黒鹿毛 1997.10.21
仔受胎時活性値:2.00
サザンヘイロー(USA)
鹿毛 1983.2.9
種付け時活性値:1.375
Halo 1969.2.7
Northern Sea 1974.3.13
Riviere(ARG)
栗毛 1978
仔受胎時活性値:0.50
Logical(USA)
鹿毛 1972.4.6
種付け時活性値:1.375
Talonada(ARG)
栗毛 1958
仔受胎時活性値:0.75

<5代血統表内のクロス:Halo3×5×4、Northern Dancer5×5×5>

サトノダイヤモンド(2013.1.30)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ディープインパクト
(Halo系)
Orpen
(Danzig系)
サザンヘイロー
(Halo系)
Logical
(Buckpasser系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
サザンヘイロー
(Northern Sea)
4.625 母が亜国GI3勝
(No.1-w)
初仔

*

第61回有馬記念(GI)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
1 11 サトノダイヤモンド 牡3 55 C.ルメール 2:32.6    35.5 502
[+4]
池江泰寿 1
2 1 キタサンブラック 牡4 57 武豊 2:32.6 クビ 35.8 536
[0]
清水久詞 2
3 2 ゴールドアクター 牡5 57 吉田隼人 2:32.7 1/2 35.7 498
[-6]
中川公成 3
4 4 ヤマカツエース 牡4 57 池添謙一 2:32.9 1 1/4 35.1 508
[+4]
池添兼雄 8
5 8 ミッキークイーン 牝4 55 浜中俊 2:33.0 クビ 35.8 434
[-8]
池江泰寿 7

2016年の第61回有馬記念。終わってみれば、1番人気から3番人気までが、人気のそのままに1着から3着までを占めた、という結果になりました。唯1頭の3歳馬だったサトノダイヤモンド、レベルが高いと言われ続けた世代の最強馬として、古馬初対戦となるこの大一番で、その矜持を見せ付けてくれました。「相手はキタサンブラックと武豊騎手」と見越して、向こう正面で早めにプレッシャーを掛けに行ったクリストフ・ルメール騎手の好騎乗もサスガでした。

そうして、里見治オーナーは、この12月に香港ヴァーズ(GI)朝日杯フューチュリティS(GI)、有馬記念とGI3勝の固め勝ち。これまでの憑き物を落としたのはサトノダイヤモンドによる第77回菊花賞(GI)でしたが、その後の勢いは凄いですね^_^;

レース後にルメール騎手から「凱旋門賞」の言葉も発せられましたが、日本競馬の悲願を果たしてくれるのは、もしかしたら、サトノダイヤモンドなのかも知れません。大柄の鹿毛の馬体よろしく、額に輝く星ひとつ。若きダイヤモンドが放つ光の向かう先に幸多からんことを。

  

それでは、これから走る馬、人すべてが無事でありますように。


第61回有馬記念(GI)の出走予定馬について。

第61回有馬記念(GI)の出走予定馬について

馬名
(生年月日)
[F No.]
母の
何番仔?
4代血統構成
母父 祖母父 曾祖母父
1 キタサンブラック
(2012.3.10)
[9-g]
3番仔
(2連産目)
ブラックタイド サクラバクシンオー ジャッジアンジェルーチ ◆Lyphard
2 ゴールドアクター
(2011.5.18)
[1-p ミアンダー系]
3番仔
(2連産目)
スクリーンヒーロー ★キョウワアリシバ マナード セダン
3 ムスカテール
(2008.4.18)
[16-a]
2番仔
(2連産目)
マヤノトップガン サンデーサイレンス Top Ville Reliance
4 ヤマカツエース
(2012.3.22)
[2-k]
初仔 キングカメハメハ ★グラスワンダー Tejabo Bold Ruckus
5 サムソンズプライド
(2010.3.26)
[8-f パロクサイド系]
3番仔
(3連産目)
メイショウサムソン エルコンドルパサー サンデーサイレンス ★ノーザンテースト
6 サウンズオブアース
(2011.4.12)
[23-b]
2番仔+
(不受胎後)
ネオユニヴァース Dixieland Band Secretariat Hoist the Flag
7 マルターズアポジー
(2012.2.27)
[12-b]
5番仔
(5連産目)
ゴスホークケン Old Trieste サンシャインフォーエヴァー ◆Northern Dancer
8 ミッキークイーン
(2012.2.8)
[2-s]
3番仔+
(3連産目+)
ディープインパクト Gold Away Procida Icecapade
9 ヒットザターゲット
(2008.3.6)
[8-h]
5番仔
(不受胎後)
キングカメハメハ タマモクロス ニホンピロウイナー ★ノーザンテースト
10 アドマイヤデウス
(2011.6.6)
[1-l]
6番仔
(2連産目)
アドマイヤドン サンデーサイレンス Be My Guest ★Ela-Mana-Mou
11 サトノダイヤモンド
(2013.1.30)
[1-w]
初仔 ディープインパクト Orpen サザンヘイロー Logical
12 サトノノブレス
(2010.3.18)
[9-f]
8番仔
(空胎後)
ディープインパクト トニービン Always Run Lucky ★Irish River
13 デニムアンドルビー
(2010.1.31)
[9-f]
初仔 ディープインパクト キングカメハメハ Nureyev ★Sharpen Up
14 シュヴァルグラン
(2012.3.14)
[12-c]
4番仔
(不受胎後)
ハーツクライ Machiavellian Nureyev Blushing Groom
15 アルバート
(2011.2.7)
[19 レデイチヤツター系]
5番仔
(不受胎後)
アドマイヤドン ダンスインザダーク ノーザンテースト ガーサント
16 マリアライト
(2011.2.19)
[16-a]
3番仔
(3連産目)
ディープインパクト エルコンドルパサー Riverman Ribot

2016年の中央競馬の掉尾を飾る大一番、第61回有馬記念。

  1. キタサンブラック
  2. サトノダイヤモンド
  3. ゴールドアクター
  4. マリアライト
  5. シュヴァルグラン
  6. マルターズアポジー

古馬路線の筆頭、3歳路線の筆頭、昨年の勝ち馬、今年の上半期のグランプリ馬、祐一さんの気迫、完全な別路線からの挑戦者。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。