第43回クイーンエリザベス2世カップ(香GI)の勝ち馬

ネオリアリズム 牡 栗毛 2011.3.22生 安平・ノーザンファーム生産 馬主・(有)キャロットファーム 美浦・堀宣行厩舎

ネオリアリズム(2011.3.22)の4代血統表
ネオユニヴァース
鹿毛 2000.5.21
種付け時活性値:0.50
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
★Halo
黒鹿毛 1969.2.7
Hail to Reason 1958.4.18
Cosmah 1953.4.4
Wishing Well
鹿毛 1975.4.12
Understanding 1963.2.17
Mountain Flower 1964.3.23
ポインテッドパス
栗毛 1984.4.27
Kris
栗毛 1976.3.23
Sharpen Up 1969.3.17
Doubly Sure 1971.5.3
Silken Way
栗毛 1973
★Shantung 1956.1.25
Boulevard 1968
トキオリアリティー
栗毛 1994.5.25
仔受胎時活性値:2.00
Meadowlake
栗毛 1983.3.12
種付け時活性値:0.50
Hold Your Peace
鹿毛 1969.1.24
Speak John 1958.2.7
Blue Moon 1948
Suspicious Native
栗毛 1972.4.1
Raise a Native 1961.4.18
Be Suspicious 1963.3.30
What a Reality
栗毛 1978.3.27
仔受胎時活性値:1.75
In Reality
鹿毛 1964.3.1
種付け時活性値:1.25
Intentionally 1956.4.2
My Dear Girl 1957.2.17
What Will Be
鹿毛 1970.4.17
仔受胎時活性値:1.75
Crozier
鹿毛 1958.5.6
種付け時活性値:0.75
Solabar
栗毛 1960
仔受胎時活性値:0.25

<5代血統表内のクロス:Nothirdchance(♀)5×5>

ネオリアリズム(2011.3.22)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
ネオユニヴァース
(Halo系)
Meadowlake
(Prince John系)
In Reality
(Intent系)
Crozier
(My Babu系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
In Reality 5.75 半兄リアルインパクト
(No. 3-l)
11番仔
(空胎後)

*

第43回クイーンエリザベス2世カップ(香GI。沙田芝2000m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計 調教師
1 5 ネオリアリズム 牡6 57.2 J Moreira 2.04.59 堀宣行 3
2 8 Pakistan Star せん4 57.2 S de Sousa 2.04.65 A S Cruz 2
3 1 Werther せん5 57.2 H Bowman 2.04.67 J Moore 1
4 4 Blazing Speed せん8 57.2 N Callan 2.04.79 A S Cruz 4
5 6 The United States 牡7 57.2 B Prebble 2.05.14 R Hickmott 6

2017年の第43回クイーンエリザベス2世カップ。ネオリアリズム、発馬直後はクビを上げながら行きたがり、8頭立ての6番手を追走。向こう流し、残り1000mあたりで「行ってしまえ」とばかりに進出して、一気に先頭。「えぇ、そんな走り方でも最後まで持たせてしまうの??」と思っていたら、そこは「Magic Moreira」。ネオリアリズム、直線でも脚を緩めずラチ沿いを鋭く伸びると、外から迫るPakistan Star(2013.3.2)、2頭の間で連覇を狙ったWerther(2011.10.2)を振り切って、見事に先頭でゴールイン。ネオリアリズム、半兄リアルインパクト(2008.5.14)に続く、日本調教馬による海外GI制覇を果たしました。偉い。

さて、ネオリアリズムの母トキオリアリティーは、アイルラヴァゲイン(2002.4.5)、リアルインパクト、そしてネオリアリズムと3頭の重賞勝ち馬を産み出した名繁殖牝馬。名繁殖牝馬たる所以は、0の理論的には「Meadowlake×In Reality×Crozier」という累代種牡馬が、いずれも現代の主流血脈に対して異系の働きを持っていることでしょうか。

トキオリアリティー 1994.5.25 3勝
|アイルラヴァゲイン 2002.4.5 7勝 オーシャンS(GIII) スプリンターズS(GI)3着 NHKマイルカップ(GI)3着ほか
|リアルインパクト 2008.5.14 5勝 安田記念(GI) ジョージライダーS(豪GI) 阪神C(GII)2回ほか
|ネオリアリズム 2011.3.22 (本馬) クイーンエリザベス2世カップ(香GI) 中山記念(GII) 札幌記念(GII)ほか

トキオリアリティー、エルコンドルパサー(1995.3.17)ディープインパクト(2002.3.25)、そしてネオユニヴァースと、相手が変われど良駒を送り出せる素晴らしさ。3頭の仔は、3歳時から能力の高さを見せつつ、高齢になってなお強さに磨きをかけるという、息の長い活躍を見せています。ネオリアリズムは、輪を掛けて「空胎後の仔」であり、その能力の後押しをしているのではないでしょうか。

GI初制覇を香港の地で遂げたネオリアリズム。日本に凱旋した時も、変わらず、その地力の確かさを見せて欲しいもの。ともあれ、まずは旅の疲れを癒やしつつ、無事の帰国を願います。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

#余談。香港のレース後の表彰式を見ていると、ネオリアリズムならぬナショナリズムを感じます。「君が代」が流れると、「あぁ、日本調教馬が勝ったんだなぁ。嬉しいなぁ」と、いつも思ってしまいます。あと、今回のゲストプレゼンターはミッシェル・リーさんでしたが、やはり、お美しかったですね。