第34回ブリーダーズカップ・ターフ(米GI)の勝ち馬

Talismanic 牡 黒鹿毛 2013.2.28生 英国・Darley生産 馬主・Godolphin SNC 仏国・A Fabre厩舎

Talismanic(2013.2.28)の4代血統表
Medaglia d’Oro
黒鹿毛 1999.4.11
種付け時活性値:1.25
El Prado
芦毛 1989.2.3
Sadler’s Wells
鹿毛 1981.4.11
Northern Dancer 1961.5.27
Fairy Bridge 1975.5.4
Lady Capulet
芦毛 1974.4.3
★Sir Ivor 1965.5.5
Cap and Bells 1958.5.21
Cappucino Bay
鹿毛 1989.2.12
Bailjumper
鹿毛 1974.3.28
Damascus 1964.4.14
Court Circuit 1964.4.11
Dubbed In
栗毛 1973.5.31
Silent Screen 1967.4.23
Society Singer 1968.4.24
Magic Mission
鹿毛 1998.1.19
仔受胎時活性値:1.50
Machiavellian
黒鹿毛 1987.1.31
種付け時活性値:0.50
★Mr. Prospector
鹿毛 1970.1.28
★Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Coup de Folie
鹿毛 1982.4.2
Halo 1969.2.7
Raise the Standard 1978.3.31
Dream Ticket
鹿毛 1992.4.17
仔受胎時活性値:1.25
Danzig
鹿毛 1977.2.12
種付け時活性値:1.50
Northern Dancer 1961.5.27
Pas de Nom 1968.1.27
Capo di Monte
鹿毛 1982.4.18
仔受胎時活性値:0.25
Final Straw
栗毛 1977.3.4
種付け時活性値:1.00
Burghclere
鹿毛 1977.4.26
仔受胎時活性値:1.00

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer4×4、Natalma(♀)5×5×5>

Talismanic(2013.2.28)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Medaglia d’Oro
(Sadler’s Wells系)
Machiavellian
(Mr. Prospector系)
Danzig
(Northern Dancer系)
Final Straw
(Forli系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Danzig
(Magic Mission)
4.00 従兄弟ロジクライ
(No. 2-f)
8番仔?
(2連産目?)

*

第34回ブリーダーズカップ・ターフ(米GI。デルマー芝12F)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 1 Talismanic 牡4 57.2 Mickael Barzalona 2:26.19 A Fabre 5
2 11 Beach Patrol 牡4 57.2 Joel Rosario 1/2 Chad C Brown 2
3 3 Highland Reel 牡5 57.2 Ryan Moore クビ A P O’Brien 1
4 12 Sadler’s Joy 牡4 57.2 Julien R Leparoux 1 1/2 Thomas Albertrani 7
5 8 Seventh Heaven 牝4 55.8 Seamie Heffernan 1 1/2 A P O’Brien 4

2017年の第34回ブリーダーズカップ・ターフ。世界各国を駆け巡る防衛王者Highland Reel(2012.2.21)が戦前1番人気。王者たるべく先行3番手から抜け出す王道の競馬を見せましたが、今年は自身より若年の挑戦者が前に2頭いました。地元米国でアーリントンミリオンS(米GI)、ジョーハーシュ・ターフクラシックS(米GI)、セクレタリアトS(米GI)を制していたBeach Patrol(2013.2.7)。そして、英国生まれでオーナーがゴドルフィン、さらに仏国の名伯楽アンドレ・ファーブル師が調教、鞍上には短期免許による日本での騎乗でもおなじみのミカエル・バルザローナ騎手を据えたTalismanic。青い帽子、ロイヤルブルーに「Fly Emirates」を白文字で刻んだ勝負服を乗せた、黒鹿毛の四白大流星という派手な出で立ちのTalismanic、バルザローナ騎手のコントロールにより直線でHighland Reelの内から巧みに抜け出すと、先に行っていたBeach Patrolを捉えた後は、最後まで先頭を譲りませんでした。なお、デルマー芝12Fの勝ち時計2分26秒19は、トラックレコードとのこと。Talismanicとバルザローナ騎手、お見事でした。

Talismanicは、戦前までモーリス・ド・ニュイユ賞(仏GII)勝ちはあったものの、初のGIがブリーダーズカップ・ターフというビッグタイトルとなりました。また、バルザローナ騎手にとっても、今回のブリーダーズカップ・ターフが、初めてのブリーダーズカップ勝利となりました。ファーブル師はIn the Wings(1986.1.17)、Shirocco(2001.4.10)に続いて3回目のブリーダーズカップ・ターフ制覇。サスガ、名伯楽。

では、以下にTalismanicの簡単な近親牝系図を示しておきます。なお、近親牝系図内のレース名、格付けはいずれも施行当時のものです。

Burghclere 1977.4.26 1勝
|Capo di Monte 1982.4.18 5勝 ヴァインランドH(米GIII)ほか
||Dream Ticket 1992.4.17 1勝
|||Magic Mission 1998.1.19 4勝 ロイヤルヒロインS(米GIII)ほか
||||Witnessed 2009.3.31 1勝
|||||Stage Magic 2015.3.11 現役 シェーヌ賞(仏GIII)
||||Talismanic 2013.2.28 (本馬) ブリーダーズカップ・ターフ(米GI) モーリス・ド・ニュイユ賞(仏GII)ほか
|||ドリームモーメント 2005.3.14 0勝
||||ロジクライ 2013.2.22 現役 シンザン記念(GIII)

2号族、言わずもがなのBurghclereからの分枝系。Talismanicと同い年の従兄弟にロジクライの姿も見えます。シンザン記念の勝ち馬、元気に復帰して欲しいものです。

父Medaglia d’Oro、母父Machiavellian、祖母父Danzigと米国産の血を持ちながら、今まで仏国内でしか出走していなかったTalismanic。「先祖縁の地で活きる血」だったということでしょうか。ともあれ、Talismanic、栄えあるブリーダーズカップ・ターフ勝ち馬として、これからの進路を楽しみにしたいものです。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。