思い出の女馬を辿る(其の玖)-レッドチリペッパー(1996.4.4)-

Pedigree

レッドチリペッパー 牝 芦毛 1996.4.4生~2017.5.7没 米国・Respite Farm Inc.生産 馬主・吉田和子氏 栗東・松田博資厩舎

レッドチリペッパー(1996.4.4)の4代血統表

Unbridled
鹿毛 1987.3.5
種付け時活性値:0.00
Fappiano
鹿毛 1977.5.19
Mr. Prospector
鹿毛 1970.1.28
Raise a Native 1961.4.18
Gold Digger 1962.5.28
Killaloe
鹿毛 1970.3.17
Dr. Fager 1964.4.6
Grand Splendor 1962.3.26
Gana Facil
栗毛 1981.2.9
Le Fabuleux
栗毛 1961
Wild Risk 1940
Anguar 1950
Charedi
黒鹿毛 1976.4.12
In Reality 1964.3.1
Magic 1969.5.12
Raise a Carter
芦毛 1990.2.22
仔受胎時活性値:1.25

Dr. Carter
芦毛 1981.4.9
種付け時活性値:0.00
Caro
芦毛 1967.4.11
フオルテイノ 1959.4.19
Chambord 1955
Gentle Touch
鹿毛 1976.4.26
Chieftain 1961.4.9
My Dear Girl 1957.2.17 ♀
Raise an Heiress
栗毛 1983.3.9
仔受胎時活性値:1.50
Raise a Native
栗毛 1961.4.18
種付け時活性値:1.25
Native Dancer 1950.3.27
Raise You 1946
Mellow Marsh
栗毛 1963.2.21
仔受胎時活性値:0.75
★Seaneen
栗毛 1954
種付け時活性値:0.00
Exclusive
栗毛 1953.4.12
仔受胎時活性値:0.25

<5代血統表内のクロス:Raise a Native3×4、My Dear Girl(♀)4×5、Rough’n Tumble5×5、Aspidistra(♀)5×5>

レッドチリペッパー(1996.4.4)の0の理論的総括
母父祖母父曾祖母父
★Unbridled
(Mr. Prospector系)
★Dr. Carter
(フオルテイノ系)
◆Raise a Native
(Native Dancer系)
★Seaneen
(Royal Charger系)
形相の遺伝料の遺伝牝系母の何番仔?
Raise a Native
(Case Ace)
3.75ゴールドティアラと同牝系
(No. 10-a)
2番仔
(2連産目)

*

1999年の第2回富士S(GIII。東京芝1400m)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名性齢
騎手走破
時計
着差上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
110レッドチリペッパー牝352横山典弘1:21.434.8470
[-2]
松田博資5
22ブロードアピール牝554M.キネーン1:21.9335.9460
[-2]
松田国英1
34エイダイクイン牝455菊沢隆徳1:21.9ハナ35.0424
[+12]
鈴木康弘13
43トロットスター牡354M.ロバーツ1:22.01/236.2452
[+4]
中野栄治9
516タイキダイヤ牝353岡部幸雄1:22.13/436.8462
[0]
田中清隆7

*

2000年の第18回中山牝馬S(GIII。中山芝1800m)の結果(上位5頭。馬齢は現年齢表記に合わせる)


馬名性齢
騎手走破
時計
着差上り
3F
馬体重
[前走比]
調教師
114レッドチリペッパー牝455横山典弘1:48.535.2480
[0]
松田博資5
29エイダイクイン牝554菊沢隆徳1:48.71.1/435.0436
[+6]
鈴木康弘4
312サクラアカツキ牝555蛯名正義1:48.7ハナ35.2476
[+2]
田中清隆3
45プリンセスカーラ牝553岡部幸雄1:48.91.1/435.6438
[+6]
小島太9
57エイシンルーデンス牝456野元昭嘉1:49.01/236.0460
[-2]
野元昭8

*

手書きで8代血統表を書いていた時分、0の理論的には物凄い良馬であると思ったレッドチリペッパー。そう。恐ろしいことに、レッドチリペッパーが現年齢表記3歳時である1999年には、かなりの数の馬たちの8代血統表を手書きしていたのでした。いま思えば狂気でしたが、人生の闇にとらわれていた私の気晴らしのひとつだったのでしょう(^^;)。レッドチリペッパーと同じ1996年生まれ世代であるアドマイヤベガ(1996.3.12)テイエムオペラオー(1996.3.13)ナリタトップロード(1996.4.4)、プリモディーネ(1996.4.5)、ウメノファイバー(1996.5.5)、スティンガー(1996.5.15)、トゥザヴィクトリー(1996.2.22)などはもちろんですが、スリリングサンデー(1996.4.10)やプロトン(1996.3.1)の血統を調べた時に「母方が0遺伝の塊やなぁ」と思ったことを思い出します。スリリングサンデーはダイワメジャー(2001.4.8)やダイワスカーレット(2004.5.13)の兄、プロトンはシーザリオ(2002.3.31)の兄ですね。

そんな中でもレッドチリペッパー。同じ1996年生まれ世代で、同じ10号族a分枝系を牝系に持つ1999年のエクリプス賞年度代表馬カリズマティック(1996.3.13)同様、いまは懐かしき8代残牡先祖数は「0/128」。社台さんは、時折、0の理論的良馬を海外から持って来られて、0の理論ユーザーを唸らされます。その筆頭は言わずもがなで、その父Halo(1969.2.7)が満16歳時の0交配を受けたサンデーサイレンス(1986.3.25)ですが(^^;)。また、この「思い出の女馬を辿る」の其の陸で取り上げたファビラスラフイン(1993.4.13)。レッドチリペッパー同様、社台のお母様である吉田和子さんの名義で走ったファビラスラフイン、彼女もその父Fabulous Dancer(1976.2.20)が満16歳時のミニモの遺伝を受けていました。

レッドチリペッパーは、孫世代にカラクレナイ(2014.4.29)を送り出しており、0の理論的な血統構成の良さを発揮しています。レッドチリペッパー、バーニングレッド(2003.4.16)、カラクレナイのラインは「赤」の継承。頭文字や冠名の継承とは別に、意味の継承。赤を戴いた芦毛の仔孫たちの活躍、これからも期待しています。

 

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

*

[レッドチリペッパー(1996.4.4)の主な競走成績]

  1. 富士S(GIII)、中山牝馬S(GIII)
  2. クイーンC(GIII)、フラワーC(GIII)
  3. NHKマイルカップ(GI)

通算21戦5勝、2着3回、3着3回。

*

マイシンザン
マイシンザン

レッドチリペッパー。松田博資先生のところには、同い年に途中から転厩して来たブゼンキャンドル(1996.4.24)もいたね。

ワイルドブラスター
ワイルドブラスター

1999年の第4回秋華賞(GI)の結果を受けて、皆、憮然としてしまいましたね。

マイシンザン
マイシンザン

・・・。