カルティエ賞年度代表馬を辿る(其の弐)-ユーザーフレンドリー(1989.2.4)-

ユーザーフレンドリー 牝 鹿毛 1989.2.4生 英国・Stetchworth Park Stud Ltd. 生産 馬主・W. J. グレドリー氏 英国・C. E. ブリテン厩舎

ユーザーフレンドリー(1989.2.4)の4代血統表
Slip Anchor
鹿毛 1982.4.5
種付け時活性値:1.50
Shirley Heights
鹿毛 1975.3.1
Mill Reef
鹿毛 1968.2.23
Never Bend 1960.3.15
Milan Mill 1962.2.10
Hardiemma
鹿毛 1969
ハーデイカヌート 1962
Grand Cross 1952
Sayonara
鹿毛 1965
Birkhahn
黒鹿毛 1945.3.14
Alchimist 1930
Bramouse 1936
Suleika
黒鹿毛 1954
Ticino 1939
Schwarzblaurot 1947
Rostova
黒鹿毛 1981.4.27
仔受胎時活性値:1.75
Blakeney
鹿毛 1966.3.28
種付け時活性値:1.50
Hethersett
鹿毛 1959
Hugh Lupus 1952.2.25
Bride Elect 1952
Windmill Girl
鹿毛 1961
Hornbeam 1953
Chorus Beauty 1952
Poppy Day
鹿毛 1968
仔受胎時活性値:1.00
ソレイユ
鹿毛 1963.4.15
種付け時活性値:1.00
Major Portion 1955
Aurore Polaire 1955
Red Poppy
鹿毛 1963
仔受胎時活性値:1.00
Rockefella
黒鹿毛 1941
種付け時活性値:1.25
Red Shoes
鹿毛 1948
仔受胎時活性値:1.50

<5代血統表内のクロス:Hyperion5×5(母方)>

ユーザーフレンドリー(1989.2.4)の0の理論的総括
母父 祖母父 曾祖母父
Slip Anchor
(Mill Reef系)
Blakeney
(Tourbillon系)
ソレイユ
(Fairway系)
Rockefella
(Hyperion系)
形相の遺伝 料の遺伝 牝系 母の何番仔?
Slip Anchor 5.25 仔に愛GIII勝ち馬
(No. 1-s)
2番仔?
(2連産目?)

*

第214回英オークス(GI。エプソムダウンズ芝12F10Y)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 5 ユーザーフレンドリー 牝3 57.2 George Duffield 2:39.77 Clive Brittain 3
2 3 All At Sea 牝3 57.2 Pat Eddery 3 1/2 Sir Henry Cecil 1
3 2 Pearl Angel 牝3 57.2 L Piggott 20 Miss B Sanders 6
4 7 Saratoga Source 牝3 57.2 Ray Cochrane 2 1/2 I A Balding 6
5 4 Shining Bright 牝3 57.2 Thierry Jarnet 1 1/2 A Fabre 5

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第98回愛オークス(GI。カラ芝12F)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 8 ユーザーフレンドリー 牝3 57.2 George Duffield 2:33.70 Clive Brittain 1
2 1 Market Booster 牝3 57.2 Mick Kinane クビ D K Weld 2
3 5 Arrikala 牝3 57.2 Kevin Manning 1/2 J S Bolger 6
4 6 Bineyah 牝3 57.2 W R Swinburn 2 1/2 Sir Michael Stoute 6
5 9 Khanata 牝3 57.2 Johnny Murtagh 10 John M Oxx 4

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1992年のヨークシャーオークス(英GI。ヨーク芝12F)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 3 ユーザーフレンドリー 牝3 55.8 George Duffield 2:29.41 Clive Brittain 1
2 2 Bineyah 牝3 55.8 Pat Eddery 2 1/2 Sir Michael Stoute 2
3 4 Guilty Secret 牝3 55.8 Paul Eddery 短頭 Peter Chapple-Hyam 7
4 1 Niodini 牝3 55.8 S Cauthen クビ Sir Michael Stoute 2
5 7 Pearl Angel 牝3 55.8 L Piggott 10 Miss B Sanders 7

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第216回英セントレジャーS(GI。ドンカスター芝14F132Y)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 2 ユーザーフレンドリー 牝3 55.8 George Duffield 3:05.48 Clive Brittain 1
2 1 Sonus 牡3 57.2 S Cauthen 3 1/2 John Gosden 4
3 6 Bonny Scot 牡3 57.2 Frankie Dettori クビ Luca Cumani 2
4 7 Shuailaan 牡3 57.2 M Roberts 3/4 A C Stewart 7
5 3 Mack The Knife せん3 57.2 L Piggott 6 Major W R Hern 5

*

1992年のカルティエ賞年度代表馬、ユーザーフレンドリー。同年の第12回ジャパンカップ(GI)出走でも知られる名牝は、満3歳の4月末にデビューした後、6連勝で英セントレジャーまでぶっこ抜きました。6連勝後の第71回凱旋門賞(仏GI)は、勝ち馬Subotica(1988.2.13)からクビ差の2着でした。その凱旋門賞の後に挑んだのが、前述の第12回ジャパンカップ。

JRA賞になって以降の年度代表馬を辿る(其の伍)-トウカイテイオー(1988.4.20)-。」の記事でも触れましたが、改めて、第12回ジャパンカップに出走してくれた外国招待馬を人気順に記してみますと、

  1. ユーザーフレンドリー(1989.2.4)
    →本稿の紹介馬。1992年の欧州年度代表馬にして、英セントレジャー、英オークス、愛オークス、ヨークシャーオークス勝ち馬
  2. ナチュラリズム(1988.10.19)
    →1992年のAJCダービー(豪GI)、ローズヒルギニー(豪GI)の勝ち馬
  3. レッツイロープ(1987.11.20)
    →1991年~1992年シーズンの豪州年度代表馬。その期間にメルボルンC(豪GI)、コーフィールドC(豪GI)、マッキノンS(豪GI)、オーストラリアンS(豪GI)勝ち
  4. ディアドクター(1987.5.12)
    →1992年のアーリントンミリオン(米GI)の勝ち馬
  5. クエストフォーフェイム(1987.2.15)
    →1990年の英ダービー(GI)馬。1992年のハリウッドターフH(米GI。現チャールズウィッティンガムメモリアルH、米GII)勝ち馬
  6. ドクターデヴィアス(1989.3.10)
    →1992年の英ダービー、愛チャンピオンS(GI)勝ち馬。他にデューハーストS(英GI)勝ち
  7. ヴェールタマンド(1988.1.26)
    →ジャパンカップ出走時点では仏GII1勝、仏GIII1勝も、1993年にガネー賞(仏GI)勝ち

むぅ、やはり、こんな豪華メンバーは、もう集まってくれないような気がします……。ユーザーフレンドリーは1番人気6着でしたが、いつもどおりの果敢な先行策を、日本の競馬ファンの前でも見せてくれました。

  

それでは、これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。